2014年10月27日

山田昌弘さん(中央大学教授)の言葉 【その1】

このブログの記事「ファミマ・レディ−スデ−(2)」のコメント欄で、ある人から、
ワレン・ファレルの「男性権力の神話」(久米泰介訳.作品社)を、紹介していただいた。
400ペ−ジに渡る本で、読書力のない私にしてみれば、
読み終わる日がいつになるか心許ないが、
冒頭の、山田昌弘さん(中央大学教授)の推薦文に、次のような一節があり、
私の問題意識を、的確に代弁してくださっているように思われた。

  「なぜ女性のつらさは問題にされるのに、
          男性の生きづらさは問題にされないのだろう。」
                        (中央大学教授:山田昌弘)

山田さんのこの一節と共通する思いは、
たとえばこのブログでは、次のように表現してきた。

  しかし自殺者に男性が多いことは、厳然たる事実であって、
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   自殺者の男女比が、もしも逆であったら、
   日本中が大騒ぎになっているような気もする。
   女性団体はたぶん、その現実を放置しないだろう。
   保護を求める女性たち、保護を受け入れられる女性たち、
   しかし保護を求めることができずに、
   「男性」であることを背負いながら、
   孤独のうちに死んでいく男たちがいる。      【記事「男性の自殺(1)】

内閣府の自殺対策推進室が、ホ−ムペ−ジに掲載した「自殺統計の分析」という「特集」を、
私は、昨年の10月に見た。
対象年度は、「自殺死亡率が急上昇前の平成9年から直近の24年までの間」、とある。
その大部分は、男性の自殺、特に経済・生活問題を原因とする自殺の急増が主因となって、
年間自殺者数が3万人を超えた時期(H10〜H23)である。
ところが自殺対策推進室は、この「特集」の中で、
男性の自殺の実態を表現しなかった。
男女差について述べたのは、差の小さい「家庭問題」だけなのである。
          (自殺の原因別男女比は、【記事「男性の自殺(3)(4)】を参照)
私はこの件に違和感を感じ、
昨年の10月31日に、内閣府自殺対策推進室に問い合わせの電話を入れた。
電話を受けた担当の男性は、その理由を二つあげた。
一つは「男性に注目した考察を入れると焦点がぼける」
もう一つは「時間がなかった」であった。

しかし私の違和感は消えない。
「特集」に、なぜ、男性の自殺の実態を書かなかったのか・・・・・。
それは「焦点」の一つとすべき、重要な現実だったのではないか・・・・・。
たとえば次のデ−タが示すように。

   (原因・動機)  年間自殺者数(H20〜H24)   男女比 【男性:女性】 
   「経済・生活問題」  5,219 〜 8,377    【 8.3 :1 】〜【 10.3:1 】
   「勤務問題」     2,412 〜 2,689    【 6.9 :1 】〜【 8.8:1 】

もっとも、平成22年の「自殺総合対策パンフレット」には、
自殺者総数の男女差を示すグラフは記されている。
しかしだからといって、それは、「特集」で略してよい現実ではなく、
むしろ逆に、その実態を詳しく顕在化させ、
更に深く、男性の自殺に対する対策に踏み込むべきだったのではないか。

「特集」を読んで私は思う。
もしかすると、内閣府自殺対策推進室の人たちの中には、
彼らが意識するしないに関わらず、
「男性の困難はなるべく強調しないように・・・・・」という、
不当な性別観に基づく、不当な配慮があったのではないか・・・・・?

似たような事例がほかにもあった。
たとえば「男女共同参画白書・平成24年全体版」に記された、下記のような「被災者の自殺デ−タ」は、
「白書・概要版」では削除された。
「心の健康状況」を示す4項目のうち、削除されたのは、この1項目だけであった。
昨年の11月に、その理由を問い合わせた私に対して、
内閣府男女共同参画局の担当者は、次の三つの理由をあげた。
    @ ペ−ジ数に制限がある。  A ほかに重要なことがある。
    B 全国の男女比と大差はない。
しかし私は、この理由を納得できない。

   〖東日本大震災に関連する自殺者数の男女別の割合〗
                       男女共同参画白書・平成24年全体版
         本編・第1部・特集・第2節(被災者の状況)・5(心の健康状況)
                          女性    男性    計   
   震災関連自殺者数(H23年6月〜24年2月)   24.6%  75.4%  100%  
   全国の自殺者数(平成23年)         31.6%  68.4%  100% 
                       【記事「岩手日報に対する要望書」】

私の知人に、ある相談活動に従事する男性がいる。
ボランティアではあるが、
彼は、活動を始めた頃、私に言った。
「俺は、女性から相談を受けると、丁寧に話しを聴き、親切に対応するが、男性から相談
を受けると、『おまえは男なんだから自分でやってみろ』と思ってしまう」と・・・・・。
私は、婉曲に彼を批判した。
彼は、根はいい男性であるから、今はそのような対応はしていないようだ。
しかし彼と話しをしていると、
類似の性別観が随所に現れる。
今、彼と私の交流は途絶えている。


posted by 翠流 at 01:00| Comment(1) | 人権擁護への思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月20日

近況報告 2014 (2)

10月16日(木)

  ・・・10月9日(木)に申告をした人権侵犯被害、カフェ・ド・クリエのトイレの件で、
   東京法務局人権擁護部のAさんから、私の携帯に連絡が入った。私の申告に対して、
   「調査を開始することが決まった」とのことであった。私は、「調査不開始」に対
   する恐れもあって、申告時に、かなりプライベ−トな部分にまで踏み込んだが、こ
   れで、私のような、「電話での抗議だけでは憤りを収めることができず、法務局を通
   して抗議をする人間」の存在を、カフェ・ド・クリエに知らせることができる。仮
   に最終判断で裏切られるようになったとしても、このような抗議には、意味がある
   と私は思っている。ちなみに、もしかすると私の独り合点の受け取り方かもしれな
   いが、例えば、既に記事にした、Sスポ−ツクラブ KI(アイ)店に対する被害申告
   (記事「男性更衣室(4)(5)(6)」)の後、私が通っている同クラブM店の、少なくと
   も2人のスタッフの、私に対する態度が変わった。もちろん私は何も文句を言われ
   てはいないし、言われるはずもなく、もしも言われればそれは新たな抗議の対象と
   なるが、「この人はそこまでするのか ・・・・・」という、抗議をした私に対する当惑
   と警戒が感じられるようになった。この判断が正しければ、それは、私の抗議が与
   えたプレッシャ−の証である。それは、小さくても、一つの成果ではないかと思う。

    特に今の日本の社会にあっては、男性差別とたたかうためには、できる限りの合
   法的手段を使って抗議をすべきである。それは、先回書いた「声を、声にする」と
   いう意味だけではなく、男性差別の加害者に対しては、できる限りの合法的プレッ
   シャ−を与える必要があると感じているからである。私の今までの経験からすれば、
   加害者はしたたかで、法のすき間や、男性に対する過去からの不当な性別観の上に
   アグラをかいて、男性差別を是正しようとしない。そしてそれは、今の日本の社会
   の、不当な女性優遇の拡大、たとえば、企業の、営利を最優先とした女性優遇戦略、
   そして、内閣府男女共同参画局と安倍晋三の女性優遇戦略と政策、或いは、男性差
   別是認の象徴的存在としての女性専用車両の存在、等の中にあって、日々拡大を続
   けており、その壁は厚くなりすぎて、破壊が非常に困難になっている。

10月17日(金)

  ・・・ 私の居住県の●●地方法務局人権擁護課に、次の2件について、人権侵犯被害申
   告を行った。
          T.ファミリ−マ−ト・レディ−スデ−
          U.セブンイレブン:トイレの男性差別

  ・・・ このうちTについては、既にこのブログに、関連記事として「ファミマ・レディ
   ースデー(1)(2)」を掲載した。私は、ファミマTカ−ドの会員として、被害事実
   を携えて申告した。申告時間は、今の日本の男性差別に関わる状況や、性差別を禁
   じた条例等の存在に触れながら、約1時間。

  ・・・ Uについては、近年、全国で著しく増加している「女性専用+男女共用」のタイ
   プのトイレについての、セブンイレブンに対する被害申告である。同様の件として
   記事「トイレの男性差別(2)」の後半から「同(3)」に記した「Kクリニック」
   の件があるが、これは、次に記す「人権侵犯事件調査処理細則、第7条第1項第7
   号」に該当するとして、救済手続き(調査)不開始となっている。

    「第7条第1項第7号」
     ・・・・・「当該人権侵犯による被害が生じておらず、又は生ずるおそれが
        ないことが明らかであるとき」(救済手続きは開始できない。)

    このようなトイレの男性差別は、私にとっては非常に強いストレスで、セブンイ
   レブンだけではなく、同様のトイレを見るたびに、強い不快を感じている。先日も、
   立ち寄ったレストラン「ガスト」のトイレがこのタイプで、私はマネ−ジャ−の帰
   店を待って話しをさせていただいたが、要望が実現したか否かを考え始めると、そ
   れがまたストレスで、心のあり方が非常に悪くなる。この手の要望は「女性ならば
   受け入れられやすい」という男性差別が、不当な性別観と共に根強く存在し、それ
   が営業戦略によって増幅している。それは、敏感な男性にとっては人権侵犯であっ
   て、放置することができない

    このようなトイレについては、セブンイレブン・ファミリ−マ−ト・セ−ブオン
   に、かなり前から苦情を入れてきた。セブンイレブンについては、昨年の1月と7
   月に、「お客様相談室」のBという男と話しをしたが拉致があかない。特に、7月
   の電話は感触が悪かった。私は、このトイレの件について、法務局に人権救済の申
   し立てをしたいと、かねてから考えてきたが、上記の「Kクリニック」と「第7条
   第1項第7号」の件が障壁となり、申告できない状態が続いてきた。

    しかし今年の4・5月の連休のとき、被害申告として使えるかもしれない出来事
   があった。私はA山麓の公園から市内に向かっていたが、途中でトイレを使わざる
   を得なくなり、セブンイレブンのFT店に立ち寄った。男女兼用トイレは使用中で
   あった。私は、便失禁を避けるために女性専用トイレに入った。用を足してドアを
   開けたとき、目の前には女性が立っていた。彼女は、トイレの表示板と私を交互に
   見つめながら、私に批判の視線を向けた。しかしこの件について、私はFT店に苦
   情を入れていない。また、その日がいつであったか記録していないのである。従っ
   て、法務局人権擁護課が調査に行っても、その、事実確認ができない。

    10月17日、私は、この弱さをかかえながら、人権擁護課に被害申告をした。担
   当職員の反応は良くなかった。申告時間は、これも1時間余りであったが、私は、
   わだかまりをかかえて帰宅した。そのままでは気持ちが済まなかった。私は、申告
   の補足として、下記のような【補足資料】を作り、翌日、担当係長に提出した。主
   眼は、下記、補足資料【1】の冒頭にあるAの強調。要するに、「Aも『救済手続き
   開始』の理由として評価されるべきではないか」という申告時の主張の、補強であ
   る。主張の根拠は【補足資料】の文中に詳述してあるが、要するに「法、或いは条
   例に抵触する営業戦略によって与えられる精神的ストレスは、『救済手続き(調査)
   開始』に値する『被害』として評価されて良いのではないか」という主張である。

    なお、16日の申告時に、申告の背景としての「女性専用車両問題」を口述し忘
   れた。それを、下記の文書中に「補足資料【2】」として付け加えてある。

    【補足資料】後半の【別添え資料】の文章は、全てこのブログに掲載済みである。
   従って今回は、【別添え資料】中に、その文章の所在を示す場所を記すにとどめ、
   文章自体は省略した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【補足資料】
                                 2014/10/17
 人権侵犯被害申告(下記T・U)に関する補足資料【1】【2】
                               申告者:(翠 流)
                           申告日:2014年10月16日
     T.ファミリ−マ−ト・レディ−スデ−
     U.セブンイレブン:トイレの男性差別

 補足資料【1】

 ◆ 16日の、口述による被害申告の中で、上記Uに関する被害事実として、下記@に
  加え、Aも取り上げてほしい旨を要望した。

     @ セブンイレブンFT店での被害。
     A 日本全国での女性優遇トイレ(女性専用+男女共用)の増加による、
      申告者(翠流)の「恒常的なストレス」の増大。

   このAの「恒常的なストレス」の証として、16日の口述内容に加え、次の引用文
  を「補足資料」として提出する。文中に16日の口述との重複もあるが、文脈の都合
  や、思いの強さの証として、ご容赦いただきたい。

     1.平成24年5月4日に、申告者(翠流)が、「情報公開・個人情報保護審査
      会」に提出した意見書からの引用文。
                        ・・・・・・・・・・・・・・【別添え資料1】

     2.申告者(翠流)のブログからの引用文
                        ・・・・・・・・・・・・・・【別添え資料2】
       (a)記事「トイレの男性差別(1)」からの引用文
       (b)記事「トイレの男性差別(2)」からの引用文
       (c)記事「トイレの男性差別(3)」からの引用文
       (d)記事「投稿原稿・・・男性の人権を守るために【1】」からの引用文

 ◆ もとより、申告した女性優遇トイレの男性差別は、口述で取り上げた、東京都と
  ●●県の男女平等(共同)参画の条例や、憲法第14条(法の下の平等)・13条(個
  人の尊重)に抵触するだけでなく、勿論、次の「男女共同参画社会基本法第3条」
  にも抵触すると考える。

  「男女共同参画社会基本法第3条」
     男女共同参画社会の形成は、男女の個人としての尊厳が重んぜられること、
    男女が性別による差別的取扱いを受けないこと、男女が個人として能力を発揮
    する機会が確保されることその他の男女の人権が尊重されることを旨として、
    行われなければならない。

 ◆ このような、法、或いは条例に抵触すると考えられる事実によって、被害申告者
  が「恒常的ストレス」を与えられている場合、それは「当該人権侵犯による被害が
  生じている」とみなされるべきであって、「人権侵犯事件調査処理細則、第7条第1
  項第7号」の「救済手続き不開始」には該当しないと考える。つまり、上記T・U
  は、どちらも「被害事実」として、「救済手続きの開始」の理由になるはずと考える。

 補足資料【2】

 ◆ 16日の申告の冒頭で、今回の申告(前記T・U)に関わる精神的背景として、日
  本の社会で増大し続ける女性優遇・男性差別の現状について、発言させていただいた
  が、女性専用車両問題が欠落していた。「痴漢被害対策」としての女性専用車両が存
  在していながら、「痴漢冤罪被害対策」としての男性専用車両が存在しない男性差別
  について、次の引用文を補足する。

    3.申告者(翠流)のブログ記事「投稿原稿・・・男性の人権を守るために【1】」
     からの引用文。
              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【別添え資料3】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【別添え資料1】・・・ 記事「男性更衣室(3)」の「意見書」中の「3.意見」の9行目
         「着替えであるとか・・・・・」から17行目「・・・・・数多くある。」まで。

【別添え資料2】

 (a)記事「トイレの男性差別(1)」
    ・・・ 行間を含め、1行目「排泄や・・・・・」から、44行目「存在していた」まで。

 (b)記事「トイレの男性差別(2)」
    ・・・ 1行目「近年・・・・・」から、●●行目「男性を差別しないで欲しい。」まで。

 (c)記事「トイレの男性差別(3)」
    ・・・ 4 経過・主張の (2) の (a)-3 全文。

 (d)記事「投稿原稿・・・男性の人権を守るために【1】」
    ・・・ 記事後半の「トイレの設置で女性を優遇する営業戦略は・・・・・」から、  
     この内容の最後「・・・営業利益を男性の人権より遙か上に置いている。」まで。

【別添え資料3】

  記事「投稿原稿・・・男性の人権を守るために【1】」の、女性専用車両関連部分すべて。
   ・・・・・「・・・しかし、私たちの日常を取り巻く社会事象としては、」から、    
      「男性差別是認の象徴であるかのように、今日も明日も走り続ける。」まで。

                                    (以上)

posted by 翠流 at 17:11| Comment(7) | 近況報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月12日

近況報告 2014 (1)

10月2日(木)・7日(火)

  ・・・ このブログの記事、「男性更衣室(4)(5)(6)」の人権侵犯被害申告については、既
   に、東京法務局から『人権侵犯事実不明確』の決定文書を受け取った旨を記したが、
   「紀伊國屋レディ−スデ−(1)(2)」についても、同様に、『人権侵犯事実不明確』
   の文書を、県の法務局から受け取った。これらの件について、私は、『不明確』の
   理由を、10月2日と7日に、それぞれの法務局の担当者から聞いた。

  ・・・ その内容を以下に記すが、既に3年前のこととなった「Kスポ−ツクラブ」の件
   (記事「男性更衣室(1)(2)(3)」)のときは、理由説明はなされなかった。私はその
   とき、情報開示を求めても黒塗りの故に知ることのできなかった理由に苛立ち、当
   時の人権擁護課の課長に食い下がった。そして、法務省人権擁護局の、「人権侵犯
   を認める先例は作れない」という、かえって、本音かと思われる判断を聞き出した
   のである。

  ・・・ 今回については、当初、県の人権擁護課は「人権侵犯事実不明確の場合は、理由
   説明はしていない」という対応であったが、東京法務局人権擁護部の「理由説明を
   する」という対応を伝えたところ、県も東京法務局にならうこととなった。対応は、
   統一されていないようである。

  ・・・ 担当者から聞いた「人権侵犯事実不明確の理由」は次の通り。しかし、率直に言
   えば、判断を下した上層部の、本音がどこにあるのかわからない。

  ◆「紀伊國屋レディ−スデ−(1)(2)」関連

   1.紀伊國屋は、毎週水曜日に、レディ−スデ−によるポイントサ−ビスとして、
    100円につき通常1ポイントのところを、女性に対して2ポイントつけている
    ことを、調査の結果、確認した。                     
   2.企業は営業の自由を有しており、営業戦略の一環として行っている。また、自
    社の売上げ増大のため経営上の戦略をとることは、広く一般に行われているとこ
    ろである。
   3.申告事実の被害の受忍限度と営業の自由をそれぞれ比較し、レディ−スデ−の
    実施が、ただちに違法な人権侵害にあたるとまでは認めることができず、人権侵
    犯事実不明確という結果を出した。                    

  ◆「男性更衣室(4)(5)(6)」関連

   1.民間会社(公的機関と対置)であるので、財産権に基づく営業の自由、または
    企業活動(営業活動)の自由がある。従って、原則としては、スポ−ツクラブが
    どのような従業員を雇うかは、スポ−ツクラブ側の自由が認められている。ただ
    しその自由は、無制限に認められているわけではない。

   2.そこで本件については、(翠流の)主張とスポ−ツクラブ側の主張を、それぞ
    れ比較検討した。その結果、営業活動の自由と被害の受忍限度との兼ね合いを検
    討した。その結果として、人権侵犯事実不明確と判断した。
      (この判断について、担当のA氏は、「行政の判断」であって「司法の判断」
      ではない、と付け加えた。私が、その意味を問いただしたところ、彼は、司
      法なら、白・黒・和解のいずれかになるという意味合いの説明をした。) 

  ★ とりあえずこれが、人権擁護部局の理由説明である。この内容や、私が「人権侵
   犯被害申告」をくり返していることについて、このブログを読んで下さっている方
   々がどのように評価されるのかはわからないが、男性差別とのたたかいが難しい状
   況の中にあって、これらの事実の中から、たたかいのための、何らかのポジティブ
   な方向性を引き出していただけるようであれば幸いと思う。以前も書いたことがあ
   るが、私は、「声は、あげなければ声にならない」と考えて行動している。また、
   上に記した法務局の決定理由は、現在の法務省の「位置」を示している。この記事
   は、その「位置」の報告でもある。以前、このような私の取組に、コメント欄を通
   じて、ご批判をくださった方もいたが、その方は、私の取組に代わる方向性を提示
   していなかった。それでは、発展性はないと思う。生産的なアドバイスをいただけ
   れば幸いである。

10月9日(木)

  ・・・ 「トイレの男性差別(4)」に記した「カフェ・ド・クリエ」に、私は、9月21
   日(日)に行っている。トイレは「女性専用のみ」であった。私は、店外の「男性
   用公衆トイレ」を使わされた。この件について、私はその日、店長と話しをしたが、
   要するに「そういうことは本社に・・・」という対応であった。本社とのやりとりは、
   記事「トイレの男性差別(4)」に記した通り、既に済んでいる。

  ・・・ この9月21日の件について、私は10月9日に東京法務局に赴き、人権侵犯被害
   の申告をした。申告時間は約1時間。私は、自分の、かなりプライベ−トな部分、
   プライバシ−に関わる部分にも立ち入って話しをした。なぜそこまで立ち入ったの
   か。それは一重に、男性差別とたたかうためである。その内容について、このブロ
   グに書くか否かは、これから考える。書くことに意義ありと判断すれば私は書く。
   なぜ書くのか。それは、男性差別とたたかうためである。

10月10日(金)

  ・・・ 私は、某政党の、県本部に電話を入れた。安倍晋三の女性優遇政策を、主に、男
   性の自殺の実態から、批判するためである。対応してくださった男性は、誠実な人
   であった。私は10月14日(火)に改めて電話を入れ、政策担当の人と会う日を決
   める。
                               (以上、近況報告)

posted by 翠流 at 00:30| Comment(12) | 近況報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月03日

投稿原稿-3 ・・・ 男性の人権を守るために 【1】

投稿は、これで3回目となる。
投稿先は、昨年の『「男女共同参画」に翻弄される日々』と同じで、
地方の小さな団体の、「●●●の窓」という季刊誌である。
社会的影響力など、ないに等しいと思うが、
ほかに、投稿先があるわけでもない。
要するに自分の思いを、ブログ以外にも発信したいという思いの帰結である。

今回は、主に以下の内容を取り上げた。
このブログを読んでくださっている方には、内容の重複があり、申し訳ないが、
投稿原稿ということで、ご容赦いただきたいと思う。

     「内閣府男女共同参画局と安倍晋三の施策」
     「女性専用車両問題」
     「企業の女性優遇営業戦略」
       ・・・ レディ−スデ−・施設拡充の男性差別・トイレの男性差別

ところで近況報告であるが、
私は先日、カフェ・ド・クリエの、新宿東新ビル店に行った。
そのときの、トイレの不利益について、東京法務局に人権侵犯被害の申告をする予定。
他にも、地方法務局に、被害申告が2件、
それは、ファミマ・レディ−スデ−と、セブンイレブンのトイレに関わる被害申告。
どなたかに、「徒労」と言われる気がするが、
ほかに、取るべき手段を思いつくわけではない。
とにかく「声」は、あげなければ「声」にならない、という思いの帰結である。
以前、記事「男性更衣室(1)」に関わって、ある弁護士さんから、
「世論の高まりが必須である」という意味の話を聞いたことがある。
同一案件について、「無数」に近いような人の「人権侵犯被害申告」があれば、
それは、「世論の高まり」として評価されるのだろうか?

ところで先日、私は「ステ−キのどん」に行った。
「どん」は、10月29日の「肉(29)の日」を、レディ−スデ−にするのだそうだ。
内容は、「女性同伴なら」、会計総額から29%の割引。
仮に一人1000円のランチを食したとすれば、
一人710円の支払いとなる。
10月に一日だけのレディ−スデ−でとはいえ、
290円の割引は、かなりの額と私は思う。

詳しくは、「ステ−キのどん」のHPに記されている。
とりあえず、連絡まで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【投稿原稿】・・・ 男性の人権を守るために【1】

1.現状認識

 昨年私は、この「●●●の窓」に、「男女共同参画に翻弄される日々」と題した文章を、
2回に分けて掲載させていただいた。今回も、投稿の所以は同じ内発性によるものであ
るが、私の関心事は、男女共同参画の枠を越えて広がっており、題名を「男性の人権を
守るために」と変えざるを得なくなった。

 ふり返れば、昨年記したKスポ−ツクラブの件や、震災対応をめぐる女性団体の要請
行動の報道がなかったならば、私は恐らく、内閣府男女共同参画局(以下「男女局」と
略す)に関心を持つことはなく、「男女共同参画」という美名と乖離した施策が、憲法第
14条(法の下の平等)、更には、男女共同参画社会基本法第3条(男女の人権の尊重)
を擁するこの日本で、平然と進行していることになど、気づくはずはなかったと思う。

 私の捉え方からすれば、内閣府男女局の施策は、むしろ国民の前に顕在化しにくい形
で、その美名によって男性差別を隠蔽しながら進行してきたように感じられる。男女局
は本来、その名の通りの「男女共同参画」を推進する部局でなければならないはずであ
るが、既に昨年の投稿文にも具体例を記したように、現実には、「男女共同参画社会基本
法第3条」に明らかに抵触すると思われる施策が目立ち、内閣府男女局は、あたかも、
美名で本質を隠した、自己本位のフェミニズム運動の拠点であるかの如き存在であると、
私は感ぜざるを得ない状態になってしまった。要するに、その施策は、女性差別の解消、
男女平等の実現を逸脱して、女性優先・女性優遇・女権拡大の方向に向かう。そしてそ
の運動が、あたかも、正当、そして合法であるかの如き詭弁が、例えば「男女共同参画
社会基本法第2条」に記された「積極的改善措置(ポジティブアクション)」の悪用の
ような手法によって展開されていると感じるのである。その事例を、最近のニュ−スか
ら拾えば、恐らくは、内閣府男女局に端を発したポジティブアクションの、延長線上に
あると思われる安倍晋三の女性優遇政策の一つとして、今年の、9月13(土) の時事通
信に、次のような記事が掲載された。

「女性経営者向け補助金創設=安倍首相」(注1)

   安倍晋三首相は13日、東京都内で開かれたシンポジウムで、女性が経営する企業
  の事業拡大などを支援する補助金制度を創設する意向を明らかにした。安倍政権が
  重視する「女性の活躍」促進の一環。首相は「(女性の)企業家が伸びないのは根
  本的な問題があり、ここを変えていく。女性企業家への補助金について法的な裏付
  けも含め検討していきたい」と語った。政府の男女共同参画推進本部は8月、女性
  の社会進出を目的に、対象を女性に限定した補助金制度の指針を作成している。

 この施策が提案されるとするならば、恐らくは上文中の「法的な裏付け」が、巧みな
詭弁と共に用意されるだろう。しかしこの施策は、「男性には補助金を与えない」という、
紛れもない男性差別であって、憲法第14条、そして男女共同参画社会基本法第3条に抵
触するのは明らかであると私は思う。

 関連して、私は、今の日本に見られる男性の自殺の深刻な状況を想起する。その詳細
は、今後の投稿記事として、デ−タと共に提示したいという思いがあるが、例えば2008
年から2013年までの6年間の、「経済・生活問題」を原因・動機とする自殺は、男性が、
女性の8〜10倍以上に達しており、「勤務問題」でも7〜9倍近くに達しているのであ
る(注2)。この事実を、安倍晋三という人は、いったいどのように考えるのであろうか。

 国政レベルの男性差別は、このように、安倍晋三の女性優遇政策に伴って、政治の表
舞台に、違法を合法とする詭弁を孕みながら姿を現すようになった。しかし、私たちの
日常を取り巻く社会事象としては、既に以前から、様々の男性差別が、顕在化した形と
して存在してきた。例えば、痴漢対策として設置された女性専用車両については、公共
交通機関での「専用」という言葉の持つ法的問題等を含め、やや複雑な問題があると知
らされているが、男性の人権に関わる、最も重要と思われる部分だけについて発言をす
れば、仮に、女性専用車両を痴漢対策として是認したとしても、既に社会問題として衆
知となった、男性の「痴漢冤罪被害」については、その対策としての男性専用車両を、
鉄道会社は全く設置していないのである。痴漢冤罪被害は、男性の人生を根底から破壊
する。例えば、原田信助さんは、痴漢冤罪被害のために、新宿駅で、自らのいのちを絶
った。しかし、このような深刻な現実があるにもかかわらず、鉄道会社は対策を講じて
いない。鉄道会社は、男性の人権といのちを無視した、男性差別の加害者である。痴漢
冤罪の原因には、警察や鉄道会社や司法の「疑わしきは罰する」という、原則無視の対
応にも原因があるとされ、それはまさに犯罪と同等であると私は考えるが、この対応の
是正がいつになるかわかりはしない。また仮に是正されたとしても、痴漢冤罪被害がな
くなることはない。男性の人権といのちを無視した列車、女性専用車両と一般車両だけ
の列車が、あたかも、女性優遇是認、男性差別是認の象徴であるかのように、今日も明
日も走り続ける。

 消費の世界でも、女性優遇戦略によって、男性差別が拡大を続けている。ある会社の
男性社員が、あまりの女性優遇に苛立ち、疑義を呈したところ、上司から一喝されたの
だそうだ。「馬鹿者、女性が来れば男はついてくるんだ」と・・・。ひどい話である。抗議
など、民間企業は馬耳東風である。一例をあげれば、大手コンビニエンスストア、ファ
ミリ−マ−トのレディ−スデ−。現金に等価として還元される獲得ポイントの女性優遇
の如きは、下記のような「東京都男女平等参画基本条例・第14条第1項」とその「逐条
解説」に抵触することが明らかであるにも関わらず、東京都の男女課(東京生活文化局
都民生活部男女平等参画課)が「抵触する」と発言しないために、ファミリ−マ−トは、
平然とレディ−スデ−を続けている。私が電話で話しをした「お客様相談室」の責任者
の男は、私に対して、「男女課は条例違反だと言っているんですか?」などと、くり返し
くり返し聞くのである。彼らは条例など怖くはない、「条例違反である」と認定する機関
がないのである。男女課は、条例について、「予防措置として作った」などと言っている
が、予防効果などありはしない。この件について、既にある人は東京法務局に人権救済
の申し立てをして、私にも同様の予定があるが、恐らくは「人権侵犯事実不明確」で終
わるのではないかと危惧している。実際、私が、今年の4月に被害申告をした紀伊國屋
レディ−スデ−、東京の玉川高島屋店の営業実績に端を発し、既に全国33店舗で行われ
ているレディ−スデ−の被害申告は、既に「人権侵犯事実不明確」で終わってしまった。

【東京都男女平等参画基本条例・第14条第1項】
    何人も、あらゆる場において、性別による差別的取り扱いをしてはならない。
【第14条第1項・逐条解説】
    本項の「差別的取扱い」には、その取扱いの結果として、性別による差別がも
   たらされるものすべてが含まれる。性別による差別の意図を明確に有している場
   合に限られるものではなく、種々の状況から差別を容認したと推認される場合も
   含まれる。

 民間企業の女性優遇戦略は、施設の拡充にも顕著に現れている。例えば、デパ−ト等
をはじめとする商業施設の、女性専用トイレ・パウダ−ル−ム・フィッティングスペ−
ス等の拡充。美しい空間が、女性だけを対象にして広がってゆく。こういうことを意に
介さない男性、或いは、「男性はそんなことを意に介すべきではない」というような性
別観の人たちがどれほどいるのか私は知らないが、率直に言えば、美しさを求める私の
ような男性にとっては、この女性優遇は、精神的に非常にきつい。

 トイレの設置で女性を優遇する営業戦略は、コンビニエンスストアや喫茶店等でも全
国に広がっている。店内にある二つのトイレの、一つを女性専用、そしてもう一つを男
女兼用とするのである。女性には専用トイレがあり、トイレを二つ使えるのに、男性に
は専用トイレがなく、しかもトイレを一つしか使えない。「排泄」という「人間の尊厳」
に関わる場所で、なぜこのような、男性に対する人権軽視、いや、人権無視をするのか。
私は、非常に強い被差別感を覚える。専用があるか否かについて、女性には生理がある
とか、そういう理屈を、男性に対する人権無視の正当化に使わないでほしい。トイレは
「排泄の場」なのである。それだけで、男性にとっても「人間の尊厳」に関わる場所な
のである。こういう問題に鈍感な男性がどのくらいいるのか私にはわからないが、鈍感
な人は主役ではない。羞恥に対する配慮、プライバシ−に対する配慮は、それを強く求
める人、敏感な人が主役なのである。なぜならそれが「人間の尊厳」に関わるからであ
る。もう少し踏み込んで、あえて発言する。男性には生理がなくても、排泄に関わる疾
患を持つ人たちの中には、排泄の問題で苦労をしている人たちがいる。そういう男性の
存在を考えてもらいたい。いやむしろ、そういう男性は、女性より大変なのである。な
ぜなら、男性には、そういう疾患に対する下着類が整備されていないからである。はっ
きり申し上げるが、女性ならば、対応できる下着類は、機能性や美しさと共に、社会の
中に溢れている。男性にはそれがない。そのために男性は、惨め極まりない思いをする
ことがあるのである。
 このようなトイレの問題について、ある会社の担当者は平然と言った。「うちのコンビ
ニエンスストアの利用者は男性が多いから、女性を集客するために女性優遇トイレを作
った」と。全く、あきれた話である、営業利益を男性の人権より遙か上に置いている。

 日々、日本の社会に拡大する女性優遇が、日本を変えている。それは、あたかも、是
認されるべき当然のことであるかのように広がり続けており、男性は、過去からの性別
観の呪縛にも引きずられながら、男性差別の受容を義務づけられるような位置に立たさ
れている。「かつて女性は差別されてきた」という言葉は、必ずしも「法の下の平等」を
実現するために使われるわけではなく、非常に粗雑に、乱雑に使われながら、あるとき
は、自己本位のフェミニズム運動の正当化の、詭弁の素材として使われ、またあるとき
は、例えば災害対応に見られた男性差別のように、既に過去から存在してきた男性差別
の増幅を生み出している。
 今回の投稿文には、「男性の人権を守るために【1】」という題をつけた。投稿は 今後
も続く。ふり返れば私には、この「●●●の窓」への投稿など、夢にも考えてみないこ
とであった。しかし放置できない現実があり、発信したい思いが内発性となって、私に
投稿を促している。
                                   (続く)
【インタ−ネット検索項目】

(注1)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140913-00000038-jij-pol
(注2)平成20・21・22年度における自殺の概要資料(警察庁生活安全局生活安全企画
   課)、及び、平成23・24・25年度における自殺の状況(内閣府自殺対策推進室・
   警察庁生活安全局生活安全企画課)を用いて算出。


posted by 翠流 at 21:40| Comment(4) | 投稿原稿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月24日

許せない男

◆ 「許せない男」とは、「女性経営者向け補助金創設」を計画している男、安倍晋三で
 ある。いや、「許せない」だけではすまないだろう。彼の計画は、憲法第14条、「法の
 下の平等」の破壊である。安倍晋三は憲法破壊の男である。加えて彼は、現在の日本の
 社会の中で男性が置かれている状況、それは、既載の記事「男性の自殺 (3)・(4)」(関
 連部分は、この記事の後半で再び取り上げる)に如実に反映されていると考えるが、安
 倍晋三の「女性経営者向け補助金創設」は、この、男性の深刻な状況を完全に無視した
 施策である。彼は、男性の生活といのちを無視した男性差別の男である。      

◆ この件について、まず、9/13(土) 12:37 配信の時事通信の記事を載せる。   

   「女性経営者向け補助金創設=安倍首相」                  
         http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140913-00000038-jij-pol

    安倍晋三首相は13日、東京都内で開かれたシンポジウムで、女性が経営する企
   業の事業拡大などを支援する補助金制度を創設する意向を明らかにした。安倍政権
   が重視する「女性の活躍」促進の一環。首相は「(女性の)企業家が伸びないのは
   根本的な問題があり、ここを変えていく。女性企業家への補助金について法的な裏
   付けも含め検討していきたい」と語った。                  
    政府の男女共同参画推進本部は8月、女性の社会進出を目的に、対象を女性に限
   定した補助金制度の指針を作成している。                  

◆ 実は、この計画に関連した情報は、既に8/6(水)に、「差別ネットワ−ク」のブログ
 で、「安倍政権は『ダメ上司』の典型」として取り上げられていた。その中で引用され
 ている秋元祥治氏の文中に、次のような、日本経済新聞からの引用がある。     
                       http://blogos.com/article/91840/

   女性限定の補助金検討 政府、起業支援で上乗せ

    政府は社会での女性の活躍を推進するため、対象を女性に絞った補助金を2015
   年度に創設する方針だ。女性限定の補助金は憲法の「法の下の平等」の原則に反す
   ると解釈してきたが、少子高齢化の進展を背景に、女性の活力を高める措置として
   必要と判断した。                             
    5日に開く政府の男女共同参画推進本部で決める指針に盛り込み、安倍晋三首相
   が閣僚懇談会で各省庁に具体策を検討するよう指示する。各省庁は15年度予算の
   概算要求に反映する見通しだ。                       
    既存のベンチャー企業支援の補助金制度で、申請者が女性の場合に補助金額の上
   乗せを想定。農業や医療、介護分野で女性が経営する企業の事業拡大などを支援す
   る新たな制度も検討している。(日本経済新聞8月3日)           

◆ 私は8月にこの記事を読んで、非常に強いショックを受けた。男性の自殺との関連性
 は後述するとして、憲法との関わりで言えば、私が常に、最後の拠り所としてきた憲法
 第14条を、日本の首相、安倍晋三が壊そうとしている。私は、これでもう男性差別と
 たたかうことはできないと感じ、暗澹たる思いであった。             

  今まで、このブログの様々の記事で、法的な根拠として取り上げてきた「男女共同参
 画社会基本法第3条」であるにしろ、「東京都男女平等参画基本条例第14条第1項」や、
 その「逐条解説」であるにしろ、要するに「男女の人権の尊重」「性別による差別的取
 り扱いの禁止」を謳ったそれらの条文は、「法の下の平等」を定めた憲法第14条の理念
 によって支えられている。だから私たちの、男性差別とのたたかいは、様々な女性優遇
 の、詭弁による正当化に翻弄されることはあっても、いつかは必ず勝てるはずだ。そう
 思いながら、自分は塵のような一個人でしかないと思いつつも、発言をしてきた。しか
 し、安倍晋三という男が、その、最後の拠り所の憲法第14条の理念を、強引に破壊し
 ようとしている。上の時事通信の記事には、「法的な裏付けも含め検討していきたいと
 語った」などと書いてある。そんな「法的な裏付け」などあるはずはない。しかし、恐
 らくは、詭弁が得意なブレインたちが、「女性経営者向け補助金創設は違法ではない」
 などという論理を持ち出してくるのだろう。そして、「政府の男女共同参画推進本部は
 8月、女性の社会進出を目的に、対象を女性に限定した補助金制度の指針を作成してい
 る」という記事。ふざけすぎた話だ、それは、「男女共同参画社会基本法第2条(積極
 的改善措置)」を悪用した男性差別正当化の詭弁、女性優遇・女権拡大のための、自己
 本位の策略ではないか。裏切りの男女共同参画推進本部、そして、裏切りの安倍晋三。
 その施策は、次にあげる「男性の自殺」の現実と併せ見れば、一層重大な罪性を持つと
 して、社会から、強く批判されなければならないはずと考える。          

◆ 「経済・生活問題」「勤務問題」を原因・動機とする自殺者数と男女比は、下記(A)
 (B)の通りである。男女間には非常に大きい差があり、男性が、いかに深刻な状況に
 置かれているかがわかる。この事実から考えても、補助金を女性限定にしてよいはずは
 ない。男性であるがゆえに補助金を受けられず、自殺した男性がいたら、安倍さん、あ
 なたはどうするの? 責任とって、腹、切れる?

 (A) 2008年から2013年までの自殺者数と男女比。
     ・・・ 記事「男性の自殺(3)(4)」から引用。(男女比は少数第二位四捨五入)

  (1) 「経済・生活問題」を原因・動機とする自殺
       年次別    自殺者総数   男性   女性   男性:女性  
     2008(H 20)   7,404   6,686   718    9.3:1  
     2009(H 21)   8,377   7,634   743    10.3:1  
     2010(H 22)   7,438   6,711   727    9.2:1  
     2011(H 23)   6,406   5,740   666    8.6:1  
     2012(H 24)   5,219   4,660   559    8.3:1  
     2013(H 25)   4,636   4,147   489    8.5:1  

  (2) 「勤務問題」を原因・動機とする自殺
       年次別    自殺者総数   男性   女性   男性:女性  
     2008(H 20)   2,412   2,120   292    7.3:1  
     2009(H 21)   2,528   2,270   258    8.8:1  
     2010(H 22)   2,590   2,325   265    8.8:1  
     2011(H 23)   2,689   2,347   342    6.9:1  
     2012(H 24)   2,472   2,182   290    7.5:1  
     2013(H 25)   2,323   2,069   254    8.1:1  

 (B) 2013年の、「経済・生活問題」「勤務問題」による自殺を、更に細分化した原
   因・動機別に整理し、男女差の大きい順に配列したデ−タ。         
     ・・・ 記事「男性の自殺(4)」から引用。(男女比は少数第二位四捨五入) 
       表中の項目末尾の K3 は「経済生活問題」、K4 は「勤務問題」を示す。

    (原因・動機)    (男性:女性)  (男性) (女性) (計) 
     倒産:K3         45.0:1    45    1    46  
     負債:連帯保証債務:K3  20.0:1    20    0    20  
     負債:多重債務:K3    15.8:1   647   41   688  
     事業不振:K3       15.8:1   568   27   438  
     失業:K3         14.7:1   411   28   439  
     職場環境の変化:K4    12.2:1   280   23   303  
     就職失敗:K3       10.9:1   251   23   247  
     仕事疲れ:K4        9.5:1   587   62   649 
     その他:K4         8.9:1   354   40   394 
     負債:その他:K3      8.5:1   773   91   864 
     借金の取り立て苦:K3    7.8:1   47    6    53 
     自殺による保険金支給:K3  6.7:1   60    9    69 
     生活苦:K3         5.5:1  1,081  196  1,277 
     職場の人間関係:K4     4.3:1   437  102   539  
     その他:K3         4.2:1   244   58   302 

◆ 付け加えるが、女性優遇政策は上記にとどまることなく、2014/8/16(土)の「差別
 ネットワ−ク」の記事、「『男性差別策』が続々」には、次のような毎日新聞の記事(8
 月14日)が引用されている。                         

<女性>「学び直し」拡充 再就職支援拡充へ 文科省(毎日新聞 8月14日)   
   URLは http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140814-00000004-mai-soci
   であるが、記事は、既に存在しない。                     

   >文部科学省は、来年度から、出産や子育てで退職した女性がキャリアアップする
  「学び直し」施策を大幅拡充する方針を決めた。                  
   >支援体制の核となる「女性の学び応援ネットワーク協議会」(仮称)を複数の市
  区町村でモデルとして設立する。同協議会は社会福祉協議会やNPO、企業、行政な
  どで構成。「子育てが一段落し社会で活躍したい」という女性のために、キャリアア
  ップ講座の開発や活動場所の情報集約・提供に携わる。             
   >各地域で学べるプログラムは今年度48だったが、来年度からは倍増を目指し、
  女性の力で地域を活性化する原動力にもつなげたい考えだ。           
   >政府の成長戦略「日本再興戦略」は、大学・専門学校などの社会人の受講者数を
  2018年までに現在の12万人から倍増させる計画で、女性の学び直し拡充策もこ
  の一環。・・・・・・ ★

 上記★については、「差別ネットワ−ク」のブログに、次のような見解が記されている。
   ・・・ 2018年までに現在の12万人から倍増させる計画? それでいい、それだけ
    でいいじゃないですか? 「女性」も、「出産や子育てで退職した女性」も、そ
    の対象者になっているはずですよね? なぜ、「女性だけ」に、さらに、施策が
    必要なのでしょう? まさに、「屋下に屋を架す」です。          

◆ 併せて、私のブログの記事「男性の自殺(4)」の中から、就職活動失敗で自殺をし
 た20代の若者のデ−タを引用する。女性限定の優遇措置ばかりを考えている安倍晋三
 を、私は全く理解できない。                         

  就職失敗による20歳代の自殺者数と男性の割合

      年次別     総数  男性  女性  男性の割合          
     2008(H 20)   86   69   17   80.2 %          
     2009(H 21)  122   98   24   80.3 %          
     2010(H 22)  153  138   15   90.1 %          
     2011(H 23)  141  119   22   84.3 %          
     2012(H 24)  149  130   19   87.2 %          
     2013(H 25)  104   95   9   91.3 %          

◆ 更に、私のブログの記事「xavi 様(1)・・・ 男性に対する不当な性別観」に コメント
 をくださった「ジョク」さんの文章を、ここにそのまま記す。
  コメント中には、紹介記事、「置き去りにされる、“40代非正規“の貧困と孤立“」の
 URLが記されている。

  ジョクさんのコメント                            

    真剣に答えて頂きありがとうございます。                
    実際昨今の男性は消耗品として扱われています。              

    >置き去りにされる、“40代非正規“の貧困と孤立“            
             http://www.asyura2.com/12/social9/msg/494.html       

    昨今産業が空洞化してどうしようもなくなった原因は、実は下支えしていた 
    男性を使い捨てにし過ぎて打ち止めになってしまい、グローバル化して仕事が 
    無くなってしまったのも原因です。          

  ジョクさん、コメントありがとうございました。

           
 
posted by 翠流 at 01:33| Comment(7) | ポジティブアクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月14日

「女に生まれたかった男」 様 (1) ・・・ 男女共同参画の欺瞞

 記事「ファミマ・レディ−スデ−(2)経過報告」のコメント欄で、
「女に生まれたかった男」様のブログから、次の記事を紹介いただいた。

  「政府「男女共同参画」の欺瞞性」
  http://danjyo.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-f7f1.html

この記事に対する私のコメントを、ここにも掲載する。

 記事の紹介、ありがとうございました。すでに私もブログで発言をしてきましたように、
内閣府男女共同参画局は、「初めに、女性優先・女性優遇の結論ありき」の男性差別の部局
だと、今までの関わりを通して、強く感じています。「男女共同参画」という美しい言葉
を使いながらも、そして、「男女の人権の尊重」という、男女共同参画社会基本法第3条
を擁しながらも、実際には、男女局自身が、それに抵触する男性差別の施策を行っている
のです。内閣府男女局は、本来、憲法第14条の直下にあり、それを遵守すべき位置にあ
ると考えますが、国が、その部局に対して、男性差別の施策を容認している現実があると
思います。

 推測にはなりますが、恐らくは、このような実態の背後に、知的レベルの高い、非常に
自己中心的なフェミニストの存在があると思います。彼女たちはたぶん、世界のフェミニ
ズム運動の学びの中から、男女平等実現の域を逸脱した、女権拡大のための有効な手法を
選択し、政治を含め、日本の社会の中に、巧みに働きかけているように感じます。そして、
例えばその延長線上に、安倍晋三の発言がある、という見方ができると思います。彼は、
男女共同参画社会基本法第2条(積極的改善措置:ポジティブ・アクション)を、詭弁を
弄しながら女性優遇正当化のために巧みに使い、「光り輝く女性発言」と共に、男性差別
の施策を、合法であるかのように推進しています。

 記事の中で取り上げられている「各分野の男女の地位の平等感調査の項目」も、結局は
このような視点のもとで 設定されたのだろうと推測します。『「消費における男性差別」
を訴えようにも、項目の中に適切な選択肢がない』というご指摘、私の位置から見ても、
ショッビングモ−ルであるにしろデパ−トであるにしろ、歩いてみればそこには、女性優
遇が増幅し続ける女性の空間があり、羨望・嫉妬・疎外感を禁じ得ませんが、男女局の彼
女らにとっては、そんな男性の感情はどうでもよいこと、というよりはむしろ、その空間
を女性優遇のままに、いや、今よりも一層、女性優遇を膨張させる空間として保持したい
という思いがあるのではないかと思ったりもするのです。

 記事の後半で取り上げられている「平成12年度の調査」で、『「女性のほうが優遇され
ている」という選択肢を選んだ男性に、「女性の人権が尊重されていないと感じるのはど
んな時か」と尋ねる』の件、ひどいですね。ところが、女性優遇を推進し続ける、特に女
たちの発言には、類似のパタ−ンが多いと、最近私は、強く感じるようになっています。
要するに、自分たちの利益にならないこと、不利益になることからは、目をそらす方向に、
そして、それがあたかも正当であるかの如き論法を使いながら、自分たちの、自己本位の
利益を誘導する方向に発言をするのです。全く、そのしたたかな自己中心性との出会いに
は、あきれる思いを越える感がありますが、様々の女性優遇が膨張する今の日本にあって、
巧みにそれを推進し続ける自己本位のフェミニストたち。そしてそれを擁護する位置で、
女性優遇のポジティブ・アクションを加速させる安倍晋三。或いは、女性ばかりをタ−ゲ
ットとして、女性ばかりの幸せ空間を膨張させる女性優遇営業戦略。そして、男性の痴漢
冤罪被害対策には全く目を向けることなく、女性専用車両ばかりを走らせる鉄道会社の男
性差別。更に、女性優遇を受け入れるのが 男性の当然の義務・美徳であるかの如き性別
観の男たちの存在と、その、男性に対する加害性を含めて、大変な時代になっていると思
います。めざすべきは、平等な人権尊重の社会、差別のない社会、人間の多様性をふまえ
た、最大多数の最大幸福の実現のはずと思うのですが・・・・・。

 ブログへのお誘い、ありがとうございました。


posted by 翠流 at 00:10| Comment(2) | 人権擁護への思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月07日

xavi 様 (1) ・・・ 男性に対する不当な性別観

8月24日の記事、「カフェ・ド・クリエ」に、「xavi 様」からコメントをいただいた。
その返信の形で、記事を掲載する。

 コメントありがとうございます。xavi 様がおっしゃるように、「男性は我慢をしなけれ
ばならない」という風潮が、社会には根強く存在し、様々の男性差別の原因になっている
と思います。「男のくせに・・・・・」という言い回しは、表面的には、あまり聞かなくなりま
したが、実質的には、陰に陽に、男性を呪縛し続けていると思います。「男性は孤独に耐
えなければならない」「強くなければならない」というような性別観は、男性の自殺が、
毎年、例外なく、女性より明らかに多いという「明白な性差」の原因の一つであるとして、
記事「男性の自殺」の中で取り上げましたが、自殺にまでは至らない日常にあっても、男
性に対して不当な「我慢」を強いる性別観は広く存在し、それを受け入れることが男性の
義務、或いは美徳であるかのような価値観を持つ男や女の存在が、平等な人権尊重の社会
をつくるための、大きな障壁になっていると思います。

 特に、そういう性別観を持つ男たちについて言えば、彼らは、自分が男性差別の加害
者であるという認識を持たないか、或いは、持つことがあっても、女性優遇の性別観の
故にそれを否定し、抑制します。そして、他の男性に対しても、それを「男らしさ」と
して要求するのです。ですから、男性に対する「人権軽視」「人権無視」は、なくなる
ことがないのです。そして、彼らが存在するために、庇護の中で、男性差別に気づかな
い女たち、或いは、気づいていても、庇護の上に「アグラ」をかくようにして、女性優
遇が当然の権利であるかの如く主張する、自己中心の女たちが増えていくのです。

 私がこのブログで取り上げてきた「災害対応」の問題であるにしろ、「自殺対策」であ
るにしろ、第三次男女共同参画基本計画の「健康支援」の問題であるにしろ、「女性専用
車両問題」であるにしろ、すべてそうだと思います。施策を考える過程のどこかで、必
ず、男性に対する不当な性別観が現れ、それが、人権軽視・人権無視を出現させている
のです。男性は「我慢」をしなければならない。嫌だと思っても、人権が軽視されても、
無視されても、我慢するのが男としての当然の義務だ、美徳だ、というような性別観 。
そして、その不当性、男性に対する人権軽視・人権無視に気づかない女たち、或いは気
づいても、それを、自分本位の理屈によって正当化しようとする女たち、更にまた、そ
れを視野の外側に押しやり、唯々、女性のためにだけに行動しようとする女たち。要す
るに、「全ての人に対する人権尊重の視点」が欠落しているのです。自分達の利益しか
考えないフェミニズム運動の如き視点。「初めに女性優先・女性優遇の結論ありき」で、
男性の人権など全く眼中にないような女たち、そして、それを是認・擁護する男たちが
いるのです。

 たとえばそれを、「災害対応」について、このブログの最初の記事、「裏切りの男女共
同参画」等で取り上げた「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針(案)」に
ついて振り返れば、指針案に多大な影響を与えたと思われる、女性団体の内閣府に対す
る働きかけが、既に、H23年11月にニュ−スとして流れ、内閣府の中央防災会議は、そ
れを、男性に対する人権無視のままに受け入れた、と私は捉えています。それがH24年
9月の「防災基本計画」の修正だと思います。そして、その考え方をそのまま、内閣府
男女共同参画局は、「指針(案)」の、たとえば「避難所の開設」のような項目の中に、
男性に対する人権無視のままに挿入したのです(H25年3月)。この一連の流れの中で、
もちろん男性も関わっていたでしょう、しかし彼らは、恐らくは、上述の性別観の呪縛
の中で発言し、行動したと思います。しかし、内閣府男女局には、たとえば、H23年12
月に、電話でお話をさせていただいたAさんのような方もいらっしゃった。彼は、恐ら
くは、男女双方の人権を尊重する視点で発言をしてくださったはずだと、私は推測しま
す。しかしそれは、指針案の、基本的な視点に関わる抽象的部分では、文章として反映
されていても、「避難所の開設」のような具体的部分では、全く反映されていなかったの
です。そしてそれは、結局、上述のような、男性に対する不当な性別観の呪縛と、「初め
に女性優先・女性優遇の結論ありき」の、内閣府男女共同参画局の、自己本位のフェミ
ニズム的体質に原因があると思うのです。

 実施年度が何時であるのか、記憶が定かでないのですが、そう遠くないうちに、確か
福島県で、災害対応をめぐる国際会議が開かれるというニュ−スを聞いたことがありま
す。その会議の中で、もしかすると、男性に対する人権軽視・人権無視の施策が、自己
本位のフェミニズム運動の国際的な流れの中で、認知されてしまうのではないかと、実
は私は、強い不安を抱いています。男性にも人権はあるのです。男性の人権も守ってほ
しいと、そういう発言を、私は、その国際会議の、壇上に立って、したいのです。人権
は、女性だけにあるのではないのです。


posted by 翠流 at 01:03| Comment(8) | 人権擁護への思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月24日

「カフェ・ド・クリエ」 ・・・ トイレの男性差別 (4)

「差別ネットワ−ク」のブログの、
2014/8/2(土) 午前 1:24 の記事の中に、
女性専用トイレしか設置していない喫茶店のことが書いてあり、
私は非常にショックであった。

店の名前は「カフェ・ド・クリエ」
全国には多数の店舗があるようだが、
記事となったのは、東京の「新宿 東信ビル店」
副都心線・新宿3丁目の店である。

店の料金は男女同一であるのに、男性が使えるトイレはなく、
店員に聞くと、店外の公衆トイレを使うよう指示される。

トイレは、「排泄」という「人間の尊厳」に関わる場所であるというのに、
女性だけに、店内専用トイレが与えられ、
男性は、店外の公衆トイレを使わなければならない。
まるで男性が、人間ではないかのような扱いであると、
私は、強い被差別感を覚える。

それだけではない。
たぶん、店内女性専用トイレには、
美しい鏡を備えた、美しい空間が用意されているのだろう。
私の心に、強い嫉妬と、羨望と、憎しみが湧きあがる。

もしもこのような差別に鈍感な男性がいれば、
私はあなたに、私のような感受性の男性がいることを知ってほしい。
そして、私のような男性にも人権があることを、認識してほしい。

そして更に、
女性優遇是認が男性の義務であるかのような性別観の男と女や、
営業戦略としての女性優遇を、法の支配の「すき間」を利用して正当化し続ける男と女に、
私は言いたい、
おまえたちは、自分が男性差別の加害者であることに気づかなければならない。
おまえたちのせいで、強いストレスから逃れられない男性がいることに、
気づかなければならない。

私は今、この文章を、ある喫茶店で書いている。
この喫茶店のトイレは、もちろん男女別であるが、
男性専用トイレは、比較的広い空間の中に洋式トイレがあり、
片側の壁面は大きい鏡となっている。
たぶん、女性専用トイレと差異はないだろう。
私の自宅からは車で約30分。
決して近くはないが、私はこの喫茶店が好きで、
ブログの原稿は、ここで書くことが多いのである。

美しい空間を求める感受性に関わって、
もう一つ、書いておきたいことがある。
私は、先回、「高野悦子のこと」と題した記事(注)を載せたが、
その理由を、明確に整理できない。
しかし、一つ、明らかなことがある。
それは、掲載した彼女の詩の、最後の4節への共感が私にはあるが、
私は、男性であるという理由によって、その共感から疎外され、
失意と、羨望と、嫉妬が生まれるということ、
そういう感受性の男性が存在するということを、
外の世界に向かって伝えたいという思いも、
私には、確かにあったのである。
        (注)・・・ 記事のカテゴリは「日記・つぶやき」

彼女の詩の最後の4節は、
「原始林を暗やみが包み込むようになったら」から始まり、
「そしてただ笛を深い湖底に沈ませよう」に終わる。
全文は、先回の記事の通り。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は、8月2日の深夜に「差別ネットワ−ク」の記事を読み、
同日、午前9時30分頃、「カフェ・ド・クリエ」に電話をした。

   カフェ・ド・クリエ
      社名 株式会社ポッカクリエイト   設立 1994年10月7日
      所在地 本社 東京都千代田区九段南4丁目8番21号 山脇ビル3階
      TEL:03-5275-2750   FAX:03-5275-2765
      URL:http://www.pokkacreate.co.jp

電話を受けたのは、Aという女性であった。
私の発言と彼女の対応について、その概要を記す。

   私の発言・質問
     ・トイレは排泄の場所、つまりは、人間の尊厳に関わる場所であって、店内に
     女性専用トイレしかないのは、男性に対する著しい人権無視、明白な男性差別
     である。
     ・店の料金は男女同一である。店内に男性専用トイレがなくて良いはずはない。
     ・(あわせて、今の日本に見られる、様々の女性優遇、男性差別の例を挙げ、
     営業戦略としての女性優遇の社会的悪影響を批判した。)         
     ・(質問)新宿3丁目の店(正しくは「新宿 東新ビル店」)のトイレは、誰の
     発案によるのか。全国に、同様の店舗はいくつあるのか。場所はどこか、等。
   Hの対応
     ・彼女は、「要望は、設計担当等、関係部署に伝える」と言った。また、「トイ
     レが2つある店舗では、1つが女性専用、もう1つは男女兼用になっている」
     とも言った。私は、更なる要望の必要性を意識し、当惑した。この件について
     は、発言は十分でなかったと記憶するが、とりあえず改善の要望はした。  

 その日の昼、私の携帯に、03-5275-2751 から着信があった。カフェ・ド・クリエの
Bという男だった。「男性」と書かない理由の1つは、彼の言葉のト−ンから感じられた
不遜な感情、誠意のなさであるが、最大の理由は、彼が約束を守らない男だったからであ
る。彼は、次に記すような会話の最後で、1週間ほど後に、私の携帯に返信の電話を入れ
ると言った。しかし、既に3週間を経過した今も、着信は全くない。        

 彼との会話の要点は次の通りである。彼は初め、新宿の別の店のことと勘違いしていた
らしく、「個室になっているでしょう」などと言った。恐らくは、女性専用トイレと 男女
共用トイレの設置を正当化しようとする発言と思われたが、その件については、今回は触
れなかった。以下、「新宿 東新ビル店」についての会話を記す。

  (私)  トイレは排泄の場所であり、人間の尊厳に関わる場所である。店内に女性
      専用トイレしかないのは、人間の尊厳に関わる男性差別である。料金も男女
      同一であり、店内に男性専用トイレがなくてよいはずはない。現在の女性専
      用トレを、男女共用トイレに変えていただきたい。           
  (B) 検討する。
  (私) どのような道筋で検討するのか。
  (B) 関係の部署と相談して・・・・・・
  (私) 関係の部署とは?
  (B) (彼は途中で「設計担当や・・・・・」というようなことを呟いたが、最終的に
      は名言しなかった。)
  (私) 倫理的観点だけではなく、条例もある。
      (私は、記事「ファミマ・レディ−スデ−(2)」に記した都条例と逐条解
      説を読み上げた。それを、ここに、もう一度記す。)

     【東京都男女平等参画基本条例・第14条第1項】
         ・・・「何人も、あらゆる場において、性別による差別的取り扱いをし
          てはならない。」                       
     【第14条第1項の逐条解説】(東京都生活文化局発行)
         ・・・「本項の『差別的取扱い』には、その取扱いの結果として、性別に
          よる差別がもたらされるものすべてが含まれる。性別による差別の
          意図を明確に有している場合に限られるものではなく、種々の状況
          から差別を容認したと推認される場合も含まれる。」       

  ★ この条例と逐条開設を読み上げているとき、Bは、やや低姿勢となった。しかし、
   恐らく今は、記事「ファミマ・レディ−スデ−(2)」の【経過】Cに記したSと
   同様の位置に、横柄に居座っているように思う。条例が、実効性を持っていない。

  (会話を、続けて記す)
  (B) 弁護士とも相談する。
  (私) 検討結果を連絡してほしい。
  (B) 連絡する。
  (私) どのくらい待てば良いか。
  (B) 1週間くらい。

前述の通り、3週間たった今も、返信はない。

以上、中間報告。


posted by 翠流 at 12:51| Comment(7) | トイレの男性差別 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月17日

「高野悦子」のこと

若い人は 高野悦子のことを知らないのかもしれない
ふり返ればすでに 遠い日のことだ

私がまだ10代の頃 
1969年 6月24日の未明に
高野悦子は自殺をした
鉄道自殺だった

彼女は私より少し年上で
当時 立命館大学文学部史学科の学生だった

彼女の本が出版された時 私は東京にいて
今はもう会えなくなってしまったMという友人のアパ−トで
彼女の話をしたことがある

昨年の秋
私はなぜか 彼女に会いたくなって
新潮文庫に収められている彼女の本を買った

当時ベストセラ−となった「二十歳の原点」

彼女は今も 私たちの社会の中に生きている

きのうの夜 私は 彼女を思い出して
家の近くのレストランで
レモンサワ−を飲みながら 彼女の本を読んでいたら
なぜか胸が 熱くなりすぎてしまった

俺も年をとったのかな ?

彼女の本の 
最後に掲載されている詩を載せる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

旅に出よう
テントとシュラフの入ったザックをしょい
ポケットには一箱の煙草と笛をもち
旅に出よう

出発の日は雨がよい
霧のようにやわらかい春の雨の日がよい
萌え出た若芽がしっとりとぬれながら

そして富士の山にあるという
原始林の中にゆこう
ゆっくりとあせることなく

大きな杉の古木にきたら
一層暗いその根本に腰をおろして休もう
そして独占の機械工場で作られた一箱の煙草を取り出して
暗い古樹の下で一本の煙草を喫おう

近代社会の臭いのする その煙を
古木よ おまえは何と感じるか

原始林の中にあるという湖をさがそう
そしてその岸辺にたたずんで
一本の煙草を喫おう
煙をすべて吐き出して
ザックのかたわらで静かに休もう

原始林を暗やみが包みこむ頃になったら
湖に小舟をうかべよう

衣服を脱ぎすて
すべらかな肌をやみにつつみ
左手に笛をもって
湖の水面を暗やみの中に漂いながら
笛をふこう
   
小舟の幽(かす)かなうつろいのさざめきの中
中天より涼風を肌に流させながら
静かに眠ろう

そしてただ笛を深い湖底に沈ませよう


2014年08月12日

被災地における、女性の悩み・暴力相談事業 (4) 要望書

内閣府男女共同参画局推進課のAさんと、
ようやく話しをすることができて、  
要望書を送れる状態となった。

要望書の文面は次の通り。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                                平成26年8月12日
                                 (4枚中の1)
内閣府男女共同参画局 推進課 様
                                 ( 翠 流 )
                 要 望 書

      災害対応における男性差別、「被災地における女性の悩み・
          暴力相談事業」の、男性無視の解消について。

                   記                   

 男性にも苦しみがあり、命があり、人権があるという立場から、今年度も同じ名称で継
続されることとなった「被災地における女性の悩み・暴力相談事業」の「男性無視」につ
いて、男女共同参画社会基本法第三条(男女の人権の尊重)を擁するはずの、内閣府男女
共同参画局を批判させていただきます。

 もとより、女性だけが苦しみを抱えるのであるならば、この事業の名称に示された施策
の方向を厭うものではありませんが、心の危機の指標の一つとして、例えば自殺に注目を
した場合、周知の通り、自殺者数は、毎年、例外なく男性に多いという事実があります。
例えば、平成23年から25年末までの、「東日本大震災に関連する自殺者数の男女比【下
表T】」、及び、「各年度の全国自殺者数の男女比【下表U】」は、それぞれ、「男性:
女性=2.4:1」、「男性:女性=2.2:1」となっており、自殺者が男性に多いことは、
明白な事実なのです。                                

 【表T】 東日本大震災に関連する自殺者数(内閣府自殺対策推進室)       
            合計    男性   女性              
     平成23年    55    42    13               
     平成24年    24    18     6    【男女比】     
     平成25年    38    23    15   (男性:女性)     
      (計)    117    83    34 ・・・・・・ 2.4:1

 【表U】 全国自殺者数と男女比(同上)         【男女比】     
            合計    男性    女性   (男性:女性)   
     平成23年  30,651  20,955  9,696 ・・・・・ 2.16:1      
     平成24年  27,858  19,273  8,585 ・・・・・ 2.24:1      
     平成25年  27,283  18,787  8,496 ・・・・・ 2.21:1     
                        (概数・・・2.2:1)    

 また、東日本大震災に伴う、被災者の精神的状況を示す自殺以外の資料として、男女共
同参画白書(平成24年全体版)に記された下記の3項目【表V】を取り上げれば、恐ら
くはストレスの反映としての「飲酒量の増加」が男性に目立ち、「不眠」「こころの状態
(精神的問題)」は、女性ほどではないにしても、男性に、全くないわけではないのです。

 【表V】 男女共同参画白書(平成24年全体版)の、次の図から数値を引用。   
    第1−特−27図・・・飲酒量が増加した人の割合               
    第1−特−28図・・・睡眠に関する状態・・・「不眠症の疑い」を抜粋
    第1−特−29図・・・こころの状態・・・「精神的な問題の程度」を表す数値が、 
                    10点以上の人の割合を合計して抜粋。 

         【 飲酒量増加 】【 不眠症の疑い 】 【精神的問題10点以上】 
          女性  男性   女性  男性   女性  男性   
   陸前高田市 3.2%  6.2%  44.4% 27.7%  15.2%  8.7%    
   石巻市   3.5% 11.5%  50.2% 32.4%  20.0%  12.3%  

 更に、「暴力相談事業」に関わるDV被害の問題につきましては、横浜市(市民活力推
進局・こども青少年局)による調査、「配偶者からの暴力(DV)に関するアンケ−ト調査
及び被害者実態調査(面接調査):平成21年7月」に掲載された数値【下表W】から、
「配偶者やパ−トナ−からの暴力被害」が男性にも存在することは、明らかな事実であり、
男性に対しても、DV被害の相談窓口を開く必要性が示唆されるのです。   

    【表W】 配偶者やパ−トナ−から暴力にあたる行為を受けた経験      
                      女性      男性         
         A.何度もあった    16.9%    11.0%        
         B.1、2度あった    25.7%    30.8%        
         (小計:A+B)   (42.6%)  (41.8%)       
         C.まったくない    56.6%    57.8%        
         D.無回答        0.9%     0.3%        

 また、男性のDV被害につきましては、インタ−ネット上に、「Business Journal >
ジャーナリズム > DV妻に苦しむ男が急増中!? 」として、2012年11月7日に掲載され
た記事、「離婚、うつ、死亡事件まで発生・・・DV妻に苦しむ男が急増中!?」に、男性のD
V被害の、顕在化しにくい深刻さが記されていると思われますので、【別添え資料】とし
て同封させていただきました。今回の要望に関わる資料としてだけではなく、DV被害全
般の対策を考える場に於いて、検討の対象として加えていただきたく思います。    

 以上、「被災地における女性の悩み・暴力相談事業」の「男性無視」の不当性について、
いくつかのデ−タを根拠として発言させていただきました。しかし、本来、「悩み」や「暴
力」に関わる相談事業は、デ−タの提示なくしても、男女両方を対象として行われなけれ
ばならないものと考えます。それが、全ての人に対する人権尊重の視点であり、その精神
は、既に、男女共同参画社会基本法第三条に謳われています。内閣府男女共同参画局は、
その名の通りの「男女共同参画」局でなければならないはずです。男女共同参画局は、女
性だけに対する支援センタ−ではないのです。              

 私は、昨年から、「男女共同参画」局という美名と乖離した施策について、要望書を含
め、様々の指摘をさせていただいておりますが、乖離した施策があまりにも多すぎて、
失望と疲弊を強く感じています。男性にも人権があります。男性にも、人権を尊重した、
平等な施策を受ける権利があるのです。男性差別はやめてください。        

 今回取り上げた事業につきましては、既に昨年の12月に、前任係長のBさんに、電話
で、同様の思いをお伝えしてあります。Bさんは、私の主張に共感的な立場で電話を受け
てくださった印象がありましたが、結局、今年も、事業は同名のまま継続され、男女両
方の人権を尊重する視点は欠落したままとなっています。しかも、今年5月のCさんの
確認によれば、私の要望は、推進課内で共有されることなく、また、申し送りもなされ
ていなかった事実があり、非常に残念に思います。その後、私は、7月上旬に、Aさんか
ら伺った被災県の相談事業の状況確認のため、岩手・宮城・福島の男女共同参画部局に
電話を入れ、それぞれ、Cさん、Dさん、Eさんにお話を伺いました。岩手・福島につ
きましては、Aさんのお話と不整合がありますが、3県とも、県の男女共同参画部局の
事業としては、震災発災直後から、男女両方を対象とした相談事業を行ってきたとのこ
とでした。従って、内閣府男女共同参画局だけが、男女共同参画社会基本法第三条に抵
触する施策を行っているのです。これもまた、はなはだ遺憾な話で、本来、内閣府男女
共同参画局は、全国の男女共同参画部局の範となる施策を行うべき位置にあるのではな
いでしょうか。それとも、3県が男女両方を対象とした相談事業を行っていることを言
い訳に、既述のような、自殺者数に見られる男性の深刻な状況や、横浜のDV調査が示
した実態を無視し、女性だけを対象とした「悩み・暴力相談事業」を正当化するのでし
ょうか。                                   

 私が求めているものは、今回取り上げた事業につきましては、男女両方を相談の対象
とすることであって、それ以上ではないのです。しかし、あえて踏み込んで発言をすれ
ば、男性には、今も日本の社会の中で、陰に陽に求められる「性別観」の呪縛がありま
す。「男性は強くなければならない」「男性は一人で苦しみに耐えなければならない」
「それが目指すべき男らしさである」というような、男性を孤立の道に導く呪縛が、女
性ならば求めやすい「共感的理解」を男性から奪い、孤独のうちに自殺の道をたどって
いった幾多の男性が、恐らくは日本の社会の中にいる。とすれば、それは、精神的支援
に関わる男性差別の存在の証、つまりは男性にとっての不利益の存在の証であって、な
らば、むしろ男性に対して、苦しみから救うための「積極的改善措置」が、取られてよ
いはずだと思うのです。しかし、内閣府男女共同参画局は、その逆を行っているではあ
りませんか。今回取り上げた事業を、なぜ、今年もまた、「被災地における女性の悩み・
暴力相談事業」としたのですか。なぜ男性を疎外したのですか。震災関連の自殺は明ら
かに男性に多いというのに。そして、DV被害は、男性にも存在するというのに・・・・・。  

 くり返します。私が今回の要望書で求めているものは、男女両方を対象とした相談事
業の開設であって、それ以上ではないのです。相談事業の対象を女性だけに限定するの
ではなく、男性も対象に加えてください。それくらいのことはできるはずでしょう。「被
災地における女性の悩み・暴力相談事業」を、早急に、「被災地における、被災者の悩み
・暴力相談事業」に修正してください。

 以上、強く要望します。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【別添え資料】・・・ 内閣府男女局には全文を送りますが、このブログには、とりあえず、 
        URLだけを記します。支障あれば、コメント欄にてご連絡ください。

  記事:「離婚、うつ、死亡事件まで発生・・・DV妻に苦しむ男が急増中!?」
      URL ・・・ http://biz-journal.jp/2012/11/post_967.html