2019年01月23日

配慮の2曲

先日、車を運転しながら、NHKのラジオ第一を聞いていたら、
珍しく、男性に心を傾けた歌がきこえてきた。
私は、この活動を始めて8年目になるが、
NHKの第一で、こういう経験をしたのは初めてなのである。
リスナーからのリクエストだったのかもしれないが、
そうではあっても、番組の担当者が、
多数の中からこの曲を、意識的に選んだ可能性もあるだろう、などと、
自嘲を含んだ期待を抱いてしまった。
男性にも、その辛さを受けとめる配慮の日が、
来なければならないはずなのである。

偶然かもしれないが、
配慮を感じさせた曲は、同日に二つ。
一つは、田久保真美という作詞家の詞に、杉本眞人が曲をつけて、
杉本と湯原昌幸が、ルービーブラザーズというユニット名で歌っている。
題名は、「涙は熱いんだな」。
私が何を言いたいのかは、曲を聴いていただければ、すぐにわかる。
動画のURLを、一つ紹介する。
   https://www.uta-net.com/movie/254112/
この動画の歌詞は一番だけであるが、
右側の関連動画の YBB182・・・・・ は全曲。

もう一つは、「さようなら」という曲。
谷川俊太郎の詩に、谷川賢作が曲をつけ、
DiVa という、現代詩を歌うバンドが演奏している。
ヴォーカルは高瀬麻里子、ピアノは谷川賢作、ベースは大坪寛彦。
詩は、幼い男の子の言葉で綴られる。
独りでは生きられない幼さなのに
男の子は、独りで行かなければならない
父母と別れ
桜並木の下を通り
いつも眺めている山を目印に
独りで行かなければならない
すぐに行かなければならない
なぜなのかは、わからないけれど・・・・・。

この曲の動画URLは次の通り。
   https://www.youtube.com/watch?v=PHSZ0kPQRRA
歌詞全文は、この記事の最後に記す。

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【歌詞全文】

◆ 涙は熱いんだな ・・・・・ 作詞:田久保真美  作曲:杉本眞人

  昭和を生きた親父おふくろに
  男は泣いちゃいけないと 言われて育った
  やせがまんしては 戦いつづけ
  それが男と強がっては
  俺なりに生きてきたけど

  久しぶりに俺は 泣いたんだ
  久しぶりに素直に 泣いたんだ
  生きているから 泣けるんだな
  涙は 熱いんだな

  このごろ空を見ては 思うこと
  お前のためにもう少し がんばりたいのさ
  泣きながら人は 生まれるように
  きっと泣くたび生まれ変わる
  何度でも生まれ変われる

  心だってきっと 洗えるんだ
  心だって涙で 洗えるんだ
  生きているのに 忘れてたよ
  涙は 熱いんだな

  久しぶりに俺は 泣いたんだ
  久しぶりに素直に 泣いたんだ
  哀しいときも 苦しくても
  涙は 熱いんだな

◆ さようなら ・・・・・ 作詞:谷川俊太郎  作曲:谷川賢作

  ぼくもういかなきゃなんない
  すぐにいかなきゃなんない
  どこへいくのかわからないけど
  さくらなみきのしたをとおって
  おおどおりをしんごうげわたって
  いつもながめてるやまをめじるしに
  ひとりでいかなきゃなんない
  すぐにいかなきゃなんない
  どうしてなのかしらないけど

  おかあさんごめんなさい
  おとうさんにやさしくしてあげて
  ぼくすききらいいわずになんでもたべる
  ほんもいまよりたくさんよむとおもう

  よるになればほしをみる
  ひるはいろんなひととはなしをする
  そしてきっといちばんすきなものをみつける
  みつけたらたいせつにしてしぬまでいきる

  だからとおくにいてもさびしくないよ
  ぼくもういかなきゃなんない
  すぐいかなきゃなんない
  ひとりでいかなきゃなんない


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