2017年01月19日

東京防災:女性版(1)

 小池百合子という人が「『東京防災・女性版』を発行する」というニュースが流れている。そのURLと本文は、この記事の末尾に記す。私は、彼女が「政治塾」の入会金を、男性5万円、女性4万円とした時から、彼女には、「初めに女性優遇の結論ありき」の体質があるのではないかと懸念してきたが、それが、この「東京防災・女性版」にも現れるのではないかと、強く危惧している。もとより、私がブログを立ち上げるに至った契機は、災害対応をめぐる、内閣府男女共同参画局の男性差別の施策にあったが、以後、今日に至るまで、全国各自治体の男女共同参画部局や 各種団体を含めて、その施策に、男性の人権を軽視あるいは無視するスタンスを、強く感じ続けてきた。避難生活にあっての、プライバシーへの配慮であるにしろ、支援物資であるにしろ、相談体制であるにしろ、男性は、その個性や、個人が置かれている状況とは全く無関係に、配慮から疎外される存在として、差別され続けてきたのである。私は、その理不尽が、この「東京防災:女性版」にも現れるのではないかと、強く懸念している。

 私は、この「東京防災・女性版」に関わって、ある知人に次のような内容のメールを送信した。

【知人への送信メール】

 小池都知事の「東京防災:女性版」について、東京都庁・総合防災部・防災管理課に、問い合わせと発言の電話をしましたので報告します。電話を受けた職員によれば、今は「小池知事から、東京防災女性版の内容を検討するよう指示が下りた」段階で、「これから検討が始まる」とのことでした。電話は、途中、私の都合で一時中断しましたが、合計で2時間程度だったと思います。私の発言のスタンスは、以前 紹介させていただきました私のブログの、熊本地震に関わる二つの記事に示されていると言って、概ね誤りはありません。電話は、最終的には、私の発言を「課内で共有する」という担当者の発言で収束しましたが、途中、私が感情的にならざるを得ないような場面もありました。電話だけでは不足ですから、私は、後日、要望書を作成して郵送します。他に、メール・FAXによる方法もありますが、「都民の声・総合窓口」の某職員によれば、できるだけ都知事に近い位置に要望を伝えるためには、下記の宛名で要望書を送付するのがベスト、とのことでした。

      〒 163−8001 東京都 新宿区 西新宿 2−8−1
                     東京都庁 ・・・・・(以下:略)・・・・・・

 なお、「東京都庁総合防災部」と直接の関係を持てる部局ではありませんが、昨年、熊本地震関連で、ある防災部局に電話をしたとき、たまたま、私のスタンスを共感的に受け止めてくださる人に出会えましたので、今回も電話をして、短時間お話しをさせていただきました。私の、「『東京防災:女性版』が作られれば全国に波及する」という発言に対して、その人は、「全く、その通りだ」と言っておりました。
 ところで私は、15日に、東京で行われた「LGBT成人式」に参加しましたが、会場には多数の議員が来ておりました。彼ら彼女らは、「口々に」と言って過言ではないくらい、「多様性の認識と人権の尊重」を趣旨とする発言をしていた印象がありますが、今の日本の社会状況を見ると、多様性という言葉は、主に、「女性・高齢者・子供・LGBT」の存在を語るために使われている印象が強く、「男性」という集団に内在する多様性には光が当てられていないと強く感じます。男性は未だ、「男性はこうである。こうあるべきだ。」というような、「ジェンダーバイアスに支配された性別観」、言い換えれば「男性の多様性を無視した、外部注入的な画一化された性別観」に強く縛られる傾向が強いと思います。「避難所で着替えがしにくい」というのは、現実には、下記のニュース中に記された小池都知事の発言のような「女性の観点」ではなく、私のような「男性の観点」でもあるのです。以前「仙台いのちの電話」に電話がつながった時、受けた女性相談員は私に言いました。「私の夫も、布団の中で着替えをしていました・・・」と。

【追記】 私は、「東京防災:女性版」について、東京都の男女平等参画部局にも電話をしている。時間は、1時間程度であったと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 当該ニュース ◆
   「東京防災」に女性版=舛添氏の施策継承−小池都知事
                  時事ドットコムニュース 2017/01/07-19:27
       http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010700227&g=soc
(記事全文)
 東京都の小池百合子知事は7日、防災ブック「東京防災」の女性版を新たに発行すると発表した。2017年度予算案に関連費用3億円を計上する。小池知事は予算査定後、都庁で記者団に「避難所で着替えや授乳がしにくいなど、女性の観点で考えなければならないことは多々ある」と述べた。
 東京防災は、舛添要一前知事がスイスの取り組みを参考にして、15年に750万部を印刷、都内の全戸に無償配布した。実用的な内容が反響を呼び、一般販売も始めた。小池知事は「都民の間でも評価が高いので、切り口を変えてよりきめ細やかにしたい」と語った。

・・・・・ 同名の記事(2)に続く。


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