2014年12月16日

近況報告 2014 (3)

11月22日(土)

   朝、レストラン・ガストK店のマネ−ジャ−から、私の携帯に電話が入った。彼は、
  私が申し入れをしたK店の女性優遇トイレ(女性専用+男女共用)の改善について、
  上司と相談をして、私に返信する約束だったのである。申し入れのときは、必ずしも
  感触は悪くなかったので、私には幾らかの期待もあったが、この日の電話では、見事
  に裏切られてしまった。彼は、K店の改善はおろか、「今後展開する店舗のトイレは、
  K店と同様、女性優遇トイレにする」などという、上司の回答を伝えてきたのである。
  止まらない女性優遇、拡大する女性優遇、私はショックであった。トイレの男性差別
  は、精神的に非常にきつい。私は気持ちが収まらず、「お客様相談室」に、長々と苦
  情の電話を入れた。受けたのは女性であったが、なぜか彼女は、職務範囲を逸脱する
  かのように私の主張に共感的なのであった。

11月27日(木)

   記事「紀伊國屋レディ−スデ−(2)」で取り上げた店舗に行った。私の居住地の
  ショッピングモ−ルにあり、人権侵犯被害申告の対象とした店舗である。そのときの
  店内掲示物には、レディ−スデ−は「2014年11月26日(水)まで」と書いてあっ
  た。26日は昨日である。だから、私の中には愚かにも、掲示物が取り外された壁面
  を期待する自分がいた。自嘲ではすまないような話である。しかし壁面には、私を嘲
  笑するかのように、次のような掲示物が貼られていた。

            レディ−スデ− 女性会員限定 
              水曜日はポイント2倍
       ご好評につき、2015年11月26日(水)まで期間延長

   思わず私は、近くのレジにいた40歳前後と思われる男性社員をつかまえて言って
  しまった。「男を差別するなよ・・・・・」。

   水曜は女性限定でポイント2倍。ポイントは金と等価のサ−ビスとして還元される。
  それが、女性限定で上乗せされるのであるから、男性差別にきまっている。しかし、
  地方法務局の人権擁護課は、つまり、結局は法務省の人権擁護局が、「法の下の平等」
  と「営業の自由」を秤にかけたとかで、「人権侵犯事実不明確」の結論を出した。「人
  権侵犯がなかったとは言っていない」などと言っても、「不明確」の結論は、企業に
  とっては、何の痛手にもならない。現実的な拘束性を発揮し得ていない男女共同参画
  関連条例と同じである。この手の男性差別を解消させるためには、企業に対して拘束
  性を持つ法の整備、「性別」という属性を利用した優遇戦略を禁じるような法整備が
  必須であるように感じてしまう。しかし、そんなこと、とても・・・・・・?
   
   しかし、法務局への人権侵犯被害申告だけではたたかいきれないと感じても、私は
  それをやめるつもりはない。法務局に対して声を上げることは、声の存在を知らせる
  ことでもあるし、世論の高まりを作るための1つの方法として、それなりの重さを持
  つと考えているからである。しかし、同様の被害申告をしている人が、何人いるのか
  な? 紀伊國屋については、私は、ほかの人を知らない。ファミリ−マ−トの場合は、
  私と、あの人と、あの人と・・・・・・・・・ もしかして、3人だけ?

11月下旬・・・・・日の記録はないが、トイレの男性差別が改善された一例である。

   私が、このブログの記事を書くのによく使っている喫茶店。落ち着いた雰囲気で、
  男性専用トイレも広く、個室の壁面に大きな鏡があって身繕いもできる店。私はそこ
  がたいへん気に入っているのであるが、その近くに、数ヶ月ほど前、セブンイレブン
  の新店舗ができた。駐車場の広い店舗で、入りたくなるような外観であるが、私の先
  入観通りの男性差別トイレの店舗で、近くを通る度に頭が痛かった。全国にはもう既
  に、膨大な数の同様な店舗があるわけで、私一人がわずかな店舗に働きかけても徒労
  の思いがあるが、その不当性を黙認することができず、この日、店に立ち寄って、店
  員さんに申し入れをした。オ−ナ−は、土曜の夜には間違いなく店に来るとのことで
  あったので、日を改めて、直接申し入れをする旨を伝えておいたが、数日前、この店
  に立ち寄ったところ、既にトイレの表示が改善されていた。今まで、「女性専用+男
  女兼用」であったトイレが、二つとも、男女兼用に変わっていたのである。私は、お
  礼かたがた、経過を聞く意味もあって、12月13日に店舗に立ち寄ったが、オ−ナ−
  の話では、彼が問い合わせをした関東事務所(本社とは言わなかった)は、「店舗の
  判断に任せる」と言ったのだそうだ。オ−ナ−は、「男性の使いづらさを考え、改善
  した」とのことであった。私は彼のような人の存在に、救われる思いであった。改め
  て、この場で感謝申し上げる。
   ところで、私が今まで、男性差別トイレの改善を直接申し入れたコンビニエンスス
  トアは、上記を含め、セブンイレブン7店舗、ファミリ−マ−ト4店舗、セ−ブオン
  2店舗であるが、その結果を、「改善あり」「改善なし」「未確認」の順に数として記
  せば、次のようになる。ただし、申し入れは、必ずしも、オ−ナ−や店長にしたわけ
  ではない。
          セブンイレブン ・・・・・・・ 3・2・2
          ファミリ−マ−ト ・・・・・ 2・2・0
          セ−ブオン ・・・・・・・・・・・ 0・2・0

12月3日(水)

   11月10日に記事として取り上げた「防災・復興における女性の参画とリーダーシ
  ップ 〜 第3回国連防災世界会議に向けてのシンポジウム」に参加するために、東北
  新幹線で、福島市に行った。
   関連して、私は、12月4日に、「あおもり被災地の地域コミュニティ−再生支援
  実行委員会委員長(青森県男女共同参画センタ−副館長)」に、また、12月10日に
  は、青森県庁内の男女共同参画局に、要望の電話を入れている。
   シンポジウムの後は、数日間、心の状態が悪かった。これから記事を書くのも、
  重い腰をあげる感があるが、年内には報告をしたいと思う。

posted by 翠流 at 19:15| Comment(0) | 近況報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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