2014年09月14日

男女共同参画の欺瞞:「女に生まれたかった男」さんへの返信として

ブログのコメント欄で、「女に生まれたかった男」さんが、
彼のブログの、次の記事を紹介してくださった。

  「政府「男女共同参画」の欺瞞性」
  http://danjyo.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-f7f1.html

この記事への感想を、彼への返信として、ここに掲載する。

 記事の紹介、ありがとうございました。既に私もブログで発言をしてきましたように、内閣府男女共同参画局は、「初めに女性優先・女性優遇の結論ありき」の男性差別の部局だと、今までの関わりを通して、強く感じています。「男女共同参画」という美しい言葉を使いながらも、そして、「男女の人権の尊重」という、男女共同参画社会基本法第3条を擁しながらも、実際には、男女局自身が、それに抵触する男性差別の施策を行っているのです。内閣府男女局は、本来、憲法第14条の直下にあり、それを遵守すべき位置にあるはずと考えますが、国が、男女局に対して、男性差別の施策を容認している現実があると思います。

 推測にはなりますが、恐らくは、このような実態の背後に、知的レベルの高い、非常に自己中心的な女性活動家の存在があると思います。彼女たちはたぶん、世界の女性運動の学びの中から、男女平等実現の域を逸脱した、女権拡大、或いは女性優遇配慮実現のための有効な手法を選択し、政治を含め、日本の社会の中に、巧みに働きかけているように感じます。そして、例えばその延長線上に、安倍首相の発言がある、という見方ができると思います。彼は、男女共同参画社会基本法第2条(積極的改善措置)を、女性優遇正当化の根拠として使い、「光り輝く女性発言」と共に、男性差別の施策を、まるで合法であるかのように推進していると思います。そしてその、基本法第2条は、恐らくは、基本法制定の過程で、女性優遇正当化のための戦略として導入されたのではないかと思うのです。

 ブログ記事の中で取り上げられている「各分野の男女の地位の平等感調査の項目」も、結局はこのような視点のもとで 設定されたのだろうと推測します。『「消費における男性差別」を訴えようにも、項目の中に適切な選択肢がない』というご指摘、私の位置から見ても、ショッビングモ−ルであるにしろデパ−トであるにしろ、歩けばそこには、日々膨張を続ける女性優遇空間があり、羨望・嫉妬・疎外感を禁じ得ませんが、男女局の彼女たちにとっては、そんな男性の感情などはどうでもよいこと、というよりはむしろ、その空間を女性優遇のままに、いや、今よりも一層、女性優遇を膨張させる空間として保持したいという思いがあるのではないかと思ったりもするのです。

 記事の後半で取り上げられている「平成12年度の調査」で、『「女性のほうが優遇されている」という選択肢を選んだ男性に、「女性の人権が尊重されていないと感じるのはどんな時か」と尋ねる』の件、ひどいですね。ところが、女性優遇を推進し続ける女性たちの発言には、類似のパタ−ンが多いと、最近私は、強く感じるようになっています。要するに、自分たちの利益にならないこと、不利益が予測されることは意図的に捨象し、自分たちの利益を誘導する方向に発言を導くのです。全く、そのしたたかな自己中心性には、呆れる思いを越える感がありますが、様々の女性優遇が膨張する今の日本にあって、巧みにそれを推進し続ける自己本位の女性活動家たち。そして「光り輝く女性発言」と共に、女性優遇のポジティブ・アクションを加速させる安倍首相。或いは、消費の世界の、女性ばかりをタ−ゲットとして、女性ばかりの幸せ空間を膨張させる営業戦略。そして、専用車両問題で言うならば、痴漢冤罪被害対策としての男性専用車両不存在のもとで、女性専用車両ばかりを増設、拡大させる鉄道会社。更に、女性優遇を受け入れるのが男性の当然の義務・美徳であるかの如き性別役割意識の男たちの存在と、その、男性に対する同調圧力的加害性を含めて、男性の生きづらさが加速する時代になっていると思います。本来、私たちが目指すべきは、平等な人権尊重の社会、差別のない社会、人間の多様性をふまえた、最大多数の最大幸福の実現のはずと思うのですが・・・・・。

 ブログ記事へのお誘い、ありがとうございました。


posted by 翠流 at 00:10| Comment(2) | 人権擁護への思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

後ろに立つ論客 様

コメント拝見いたしました。
「ファミマ・レディースデーについては、人権救済の申立に対し、既に法務局が本調査することを決めている」とのこと、
私も8月から申し立ての準備を進めておりますので、
この件について「論客」様と進む方向は同じようです。
ただ、いただきました短文のコメントの後半の、
「合理性」という言葉を使用した部分に違和感がありますので、
コメントは不掲載とさせていただきました。
私が、なぜこのような思いをいだくのかは、
今までの意見交換によって、
「論客」様は、既にご存知のことと思います。
Posted by 翠流 at 2014年09月15日 10:51
翠流様

私のブログにコメントを頂き、ありがとうございました。
大変遅くなりましたが、お返事を書きましたので
是非ご覧ください。

http://danjyo.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-f7f1.html
Posted by 女に生まれたかった男 at 2014年09月17日 09:27
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