2014年07月30日

ファミマ・レディ−スデ− (2) 経過報告


ファミマ・レディ−スデ−の違法性を示すために、
東京都男女平等参画基本条例・第14条第1項と、その逐条解説を記す。
私企業に対する拘束性という点では、
憲法の拘束性は弱いが、条例の拘束性は強いと、ある弁護士が言った。

 【東京都男女平等参画基本条例・第14条第1項】
  ・・・「何人も、あらゆる場において、性別による差別的取り扱いをしてはならない。」

 【第14条第1項の逐条解説】(東京都生活文化局発行)
  ・・・「本項の『差別的取扱い』には、その取扱いの結果として、性別による差別がもたら
   されるものすべてが含まれる。性別による差別の意図を明確に有している場合に限ら
   れるものではなく、種々の状況から差別を容認したと推認される場合も含まれる。」

先回記したように、ファミリ−マ−トは、水曜がレディ−スデ−で、
ファミマTカ−ドのショッピングボイントは、水曜に、女性限定で2倍となる。
取得したポイントは、1ポイントが1円分として還元されるため、
女性は、男性より多額の割引を受けられることになる。
購入価格に関わる、明白な男性差別。

このような主張をすると、法務局人権擁護部局の職員さえもが、
口には出さぬが心の中で、
「こいつ、男のくせにそんなことを言っているのか ・・・」などと、つぶやくような気がする。
男性差別の、嘲笑のハラスメント。
男性は差別されても我慢をするのが当然であるかの如き価値基準が、
我々の生活の、様々の場面で男性を呪縛し、
男性差別とのたたかいに、障壁をつくる。
差別は悪であるというのに、男性差別を批判する男性が揶揄され、
女性優遇、女性の特権階級化が進行する。

上の条文から見て、ファミマ・レディ−スデ−は明らかな条例違反であるが、
にもかかわらず、ファミリ−マ−トは、
「レディ−スデ−を男性差別とは考えていない」などと言い張り、
厚顔無恥に、レディ−スデ−を続けている。
それは、東京生活文化局都民生活部男女平等参画課(以下、男女課と略す)が、
ファミマ・レディ−スデ−を「男性差別」と認定しないからである。
男女課は、ファミマ・レディ−スデ−が条例違反であるか否かについて、発言をしないのである。
「条例はあくまでも差別の予防効果を期待して作られたものであって、ファミマ・レディ−スデ−
が14条に違反するかどうかについては、男女課は、判断をしない。」 などと言っているのである。
条例は作ったが、実効性を持たせるべき場面では、男女課は責任を回避する。
実質的には、男性差別の容認であり、男性差別を拡大させる。

既に述べてきたように、
内閣府男女共同参画局は、男女共同参画社会基本法第3条を擁するくせに、
自らが、それに抵触する男性差別の施策を行っている。
東京生活文化局都民生活部男女平等参画課は、
東京都男女平等参画基本条例・第14条第1項を策定しておきながら、
男性差別を、男性差別と認定せずに、実質的には、男性差別の拡大を容認している。

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6月にファミマ・レディ−スデ−の話を聞いてから、
私が、上のような認識を持つまでの経過を、次に記す。

【経過】

 @ 6月下旬、私は、東京都男女平等参画条例・第14条第1項と、その逐条解説を根拠
  として、ファミリ−マ−ト・レディ−スデ−の不当性を訴えるために、東京生活文化局
  都民生活部男女平等参画課(男女課)に電話を入れた。電話を受けたのはAという人で
  (Aさんと書かないのは失望感が強いからである)、彼女は、「課として事実を確認し、
  対応を協議する。」 と言った。

 A 7月中旬、私は、状況を聞くために、男女課に電話を入れた。Aさんの話によれば、
  事実確認の後、7月2日に、男女課の担当者が、男女課でファミマの担当者と会い、条
  例について説明を行ったとのことであった。はじめ私は、男女課がファミマを呼んだと
  解釈していたが、実際はそうではなく、男女課は電話で済ませようとしていたようであ
  る。ところが、ファミマが、「そういうことならば、ぜひ男女課にうかがって話しを聞
  きたい。」 と要望し、ファミマの担当者が男女課に出向いたとのことであった。

 B 先週の前半のことになるが、私は、男女課の説明に対するファミマの見解を聞くため
  に、「お客様相談室」に電話を入れ、責任者のBと話した。しかし彼は、「現在も、レデ
  ィ−スデ−は男性差別ではないと考えている。」 とくり返すばかりで、見解の詳細は全
  く聞くことができなかった。「知りたければ男女課に聞いてもらいたい」などと、彼は
  言うのである。

 C 翌日、男女課に、詳細を聞くために電話を入れた。Aさんによれば、「趣旨説明は行
  ったが、その後のファミマの見解は聞いていない。」 とのことであった。続いて、ファ
  ミマに電話を入れたが、Bは、私に、前日には全くしなかった質問をくり返した。「男
  女課は、ファミマのレディ−スデ−を男性差別であると認定したのか。男性差別である
  と言ったのか」。そういう意味の質問である。私は、自分の不備を突かれた形であった。
  私はその確認に、注意を払っていなかった。

 D 続いて、私は、再び男女課に電話を入れた。そしてAから、男女課の対応について、
  上記のような発言、くり返せば、「条例はあくまでも差別の予防効果を期待して作られ
  たものであって、ファミマ・レディ−スデ−が14条に違反するかどうかについては、
  男女課は、判断をしない。」 という発言を聞いたのである。

 ファミリ−マ−トは、明白な男性差別、明白な「東京都男女平等参画条例違反」を行いな
がらも、男女課がそれを男性差別と認定しないために、逃げ道を得て、営業利益最優先の、
女性優遇戦略を続けている。平等な人権尊重の理念など、ありはしない。

 恐らく私は、また、法務局の人権擁護部局に、この件について人権救済の申し立てをする
ことになるだろう。時期はたぶん、1ヶ月以上先になると思う。

 それとも、ほかに、何か良い方法がありますか? このブログを呼んでくださっている方、
もしあれば、それを私にご教示いただけないでしょうか?

 男性差別が拡大する時代、明白な男性差別さえも打破することが難しい状況の中にあって、
私は、苛立つ自分、怨恨の深まる自分を自覚する。

この記事へのコメント
 活動、お疲れ様です。熱心なお取組に心から敬意を表します。もちろん、当方も、全力をもってこの問題に取り組みます。
Posted by 後ろに立つ論客 at 2014年07月31日 01:04

後ろに立つ論客 様

      コメントありがとうございます。出会いに感謝します。

Posted by 翠流 at 2014年07月31日 03:15
40代後半バブル世代の男性です。
10代のころから、男性差別に対する怒りを感じています。
いつかは、世の中がまともになるだろうと思いながら、いつの間にか30年がたってしまいました。
私は、消費を楽しみたいという気持ちが強く、10代終わりころに、マーケティングの世界が
ひたすら女性を賛美し、女性にのみ消費の喜びを与えることを知ったときはとてもショックでした。
今、「企業等の責任的役職の30%を女性に」などと言われていますが、だったら、
「デパート等の売り場の30%を男性向けに」と半分真面目に主張したいです。
Posted by 許せない男性差別 at 2014年08月01日 00:36
活動お疲れ様です。
現在の日本はフェミニズムに塗れているので、抗議の声を挙げても「男のくせに器が小さい」だの「変人」だの、酷いのになると「女嫌い=同性愛者?」みたいなまさに男性差別の、嘲笑のハラスメントを受ける事が多々ありますね。
まるでフェミニズムに反対する私たちを冷酷な悪人かのように扱う連中だっています。
でもそんなのに押されていては活動はできないので、あくまでこちらは冷静に対応するのがいいですね。
フェミニスト(や担当者)がこちらを挑発するのは余裕がない証拠なんですね。

しかしフェミマも罰があたってか、この夏にカード会員を増やすはずだったのに、中国不潔鶏肉問題で客足は完全に遠のいている様子ですね(笑)
Posted by やぐるまの鏡 at 2014年08月01日 02:08
許せない男性差別 様

来訪ありがとうございます。新しい出会いに感謝です。

>マーケティングの世界がひたすら女性を賛美し、女性にのみ消費の喜びを与えることを知ったときはとてもショックでした。

・・・・・・・ 私の家の近くに、比較的新しいショッピングモ−ルがあるのですが、女性の幸せが、たくさんあると感じます。日本中、どこも同じでしょう。東京にもたまに行くのですが、渋谷・新宿・池袋・・・・・、駅ビルのブティックとか、デパ−トとか、どこも皆、女の幸せが溢れています。着飾って歩く女たちは、女に生まれた喜び、特権階級としての充足感に満たされているように感じます。埼玉の大宮駅もそうですね。私は、本質的にお洒落な人間なので、女たちの幸せの雑踏の中を歩くのは、精神的にきついです。先日、渋谷のあるデパ−トの地下にある男性トイレに向かったのですが、左側のガラスとレ−スのカ−テンの向こう側に、美しいパウダ−ル−ムが見えるのです。そういう設計になっているのです。私はショックでした。「許せない男性差別」さんの求める「消費を楽しむ」世界と同質かどうかはわかりませんが、男性に属する人間として、「マーケティングの世界」に、もっと男性の幸せをつくってほしいと、実は毎日思っているのです。 
Posted by 翠流 at 2014年08月01日 09:09
やぐるま様

コメントありがとうございます。
 女性優遇を「美徳」とする男たち、彼らは、自分が「男性に対する加害者」であることを省みずに、男性差別の似非フェミニストであり続けようとします。そして「優遇されたい女たち」は、そういう男たちの存在の上に「あぐら」をかいて、特権階級としての優越意識、自己本位の満足感を味わっています。許せないですね。吐き気がする。私は決して「男性を優遇しろ」などとは言わないのです。「男性にも人権がある。男性を差別しないでほしい。」 と叫びたいのです。

 ファミマの件、いや、レディ−スデ−の件だけではなく、男性差別のトイレを設置している店を、私はすべて、憎んでいます。トイレは排泄の場です。人間の尊厳に関わる場所なのです。絶対に、男性の人権を軽視しないでほしい、無視しないでほしい。そう、叫びたいのです。
Posted by 翠流 at 2014年08月01日 09:42
>男性に属する人間として、「マーケティングの世界」に、もっと男性の幸せをつくってほしいと、実は毎日思っているのです。

マーケティングの雑誌等を見ていても、女性賛美に紛れて、時々、「ポスト女性の時代」として、
男性消費に注目しよう的な記事は載りました。
(過去形。今は、マーケティング雑誌とか読まないので知りません。)
「女性の時代」自体が、本来、一種の逆説であり、それがゆえに商品性も高かったのですが、
あまりにも「女性の時代」がつづき、当たり前になってしまうと、次の逆説が欲しくなってきます。
それが「逆説の逆説」、つまり、「男性消費の時代」なのです。
ところが、男性の場合、良くも悪くも、「笛吹けど踊らず」なんですね。
一つには、一般の男性にとってショッピングはつまらないものらしい。
(僕にはとても楽しそうに見えるんですが)
ネットで「男性 ショッピング」で検索すると、男性にとって、ショッピングがいかに
苦痛であるかを説くサイトが続々ヒットして、僕を失望させてくれます。
それから、男性は、踊らせようしても、容易に踊ってくれないというのも理由でしょう。
これは、男性の美点であるともいえるでしょうが、踊らせようとする方としては、
男性が踊ってくれないのなら、簡単に踊ってくれる女性に的を絞って、おだてあげて、
踊ってもらったほうがいいという結論になるのだと思います。

あとは、男性という性に商品性がないということも理由ですね。
女性には商品性があり、消費社会と極めて親和性が高い。
私が若いころから「女性の時代」という言葉が喧伝されていましたが、「女性の時代」が
商品であることは、明らかでした。
女性という商品は、男性も女性も消費するのですが、現代は、男性による
「商品としての女性」消費よりも、女性による「商品としての女性」消費が重要になっている時代と
考えられます。
商品として優秀であり、消費者としても優秀なのですから、最強です。

僕としては、対策として、女性から商品性を奪うか、男性にも商品性を与えるかのどちらかだと
思っています。
Posted by 許せない男性差別 at 2014年08月02日 14:42
はじめまして。私はyahooブログで男性差別を中心に活動している、muk*ohaという者です。

ファミリーマートのレディースデーが導入されて1カ月になりますね。私はそれから利用しないようにしています。それによって不便を伴う時もあるかもしれないけど、出来る限り不買・不利用し続けるつもりです。

そして経営者は、そちらがいくら抗議なさっても方針を全く変えようとしないようですね…。私もクレームを入れたのですが、びくともせず…。当分はこのままいってしまいそうです。

とりあえず、翠流様含め男性差別に反対する方の取り組みが少しでも報われることを切に願っております。そして機会あれば私のブログを訪問なさってください。コメントも大歓迎です。

長文失礼いたしました…
Posted by muk*oha at 2014年08月05日 02:32
返信2件・・・・・@ 許せない男性差別 様
       A muk*oha 様 

@ 許せない男性差別 様

 示唆に富むコメントをありがとうございます。読むほどに説得力を感じ、「男性」に属さざるを得ない自分にがっかりするばかりです。 願わくは「笛吹けど踊らず」が、不当な性別観による呪縛や抑圧の結果であって、解放されれば、「商品として優秀」、そして「消費者としても優秀」に近づく男性が増えるようであってほしいですね。たとえば「ジャニ−ズ」みたいに(?)。でもスポ−ツクラブでいろいろな男性を見ていると、おしゃれな人も結構いるんですね。ダンス系のクラスで、レディ−スの(←たぶん)タンクトップを着こなして踊っている男性とか、そういうことができなくて、男物の、美しくないTシャツやパンツで、不満明らかに踊っている男性とか、男性更衣室では、上品できれいなロ−ライズショ−トボクサ−(前閉じ)を着ている若い美形の男性とか・・・・・・・。
 ところで、仮に男性が、「商品」としても「消費者」としても優秀になり得ないとしても、不当な女性優遇・男性差別は、社会的に糾弾されなければならないと考えます。そのためにはどうすればいいのかな? 男女課は、条令違反のファミマを条令違反と認定しないし・・・・・。今の日本にはないような、第三者的な、差別のチェック機関が必要な気がする。そういう機関に、私を助けでほしいですね。本当に、毎日毎日ストレスばかり。「男性差別」は「差別」と認定されないのですから・・・・・。

A muk*oha 様  

 来訪ありがとうございます。出会いに感謝です。
ファミリ−マ−トのレディ−スデ−につきましては、男性である私は被害者ですから、被害事実をたずさえて、地方法務局の人権擁護課に、人権救済の申し立てをするつもりです。もっとも、その時期は、1〜2ヶ月先になると思います。申し立ての結果が出るのは、かなり後になるかと思いますが、期待が裏切られても、とにかく声をあげることが大切だと思っています。申し立てをした後は、muk*oha様と同じです。ファミマには行きません。ところで、muk*oha様は「yahooブログで男性差別を中心に活動している」とのこと、そのうち遊びに行きますね。では・・・・・。
Posted by 翠流 at 2014年08月05日 23:40
「男性権力の神話」ワレン・ファレル著、久米泰介訳
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/151854

「女性専用車両」や「レディースデー」など、女性への優遇ばかりがあふれる昨今。女性の権利を拡張しようとするフェミニズムの台頭で、先進国ではあらゆる女性差別が糾弾されてきたが、一方で男性差別が増長してはいないだろうか。

 ワレン・ファレル著、久米泰介訳「男性権力の神話」(作品社 2300円)は、全米で30万部を記録したベストセラーの待望の邦訳。男性に対する性差別の実態を、余すところなく明らかにしている。実は著者はもとはフェミニストで、女性の社会進出を助ける活動に関わっていた。しかし、男性差別の存在やその根深さに気づき、男性差別問題を追究する“男性学”の研究者となったそうだ。

Posted by 男性差別 書籍 at 2014年08月18日 20:24
「男性差別 書籍」様

本の紹介、ありがとうございます。
いただいたURLで紹介文を読みましたが、
私のような善人(?)にはとても想定できないような、フェミニズム運動の自己中心性が紹介されていて、ここまですれば疑いもなく「犯罪」であろうと、愕然としますね。

早速、本を注文させていただきました。犯罪者フェミニスト集団について、知識を得たいと思います。

Posted by 翠流 at 2014年08月19日 12:39
拙ブログに「政府の『男女共同参画に関する世論調査』で、消費における男性差別を訴えたくても
訴えられない仕組みになっている」事について書きました。
翠流様の問題意識と重なる部分があるかと思いますので、よろしかったら、ご覧になってください。

「政府「男女共同参画」の欺瞞性」
http://danjyo.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-f7f1.html

Posted by 女に生まれたかった男 at 2014年09月12日 03:14
8/2に書いたコメントに関連するような文章を拙ブログにアップしましたので、よろしかったら
ご覧になってください。

「女の商品価値が「女性の時代」を可能にしている」
http://danjyo.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-26dd.html
Posted by 女に生まれたかった男 at 2014年09月13日 11:59
私も翠流さまと違ってますが、好きに生きたいという部分が大きいのですよ。
別に男性が香水使おうが宝石身に着けて飾ろうが、長髪にしてようがいいじゃないですか。
個性というものですよ。

何でいつも同じように、工場製品のように規格統一されないといけないのか不愉快です。
金儲けと不道徳な事柄と生活は、それぞれ別々にさせて欲しいですよ。
本当にブログ見て考えさせられます。

利害の一致点と相違点で対立抗争してる事なんて、世界中どこでもありますし。
それと昨今の女性優遇のような、社会的寄生虫のような生き方は別だと思います。

>許せない男性差別 at 2014年08月01日 00:36

男性はもっと人生と消費を楽しんだ方がいいのです。
金がそうやって動けば、商品も練られてサービスも変化してきます。
雇用だって産まれるんです。

別に軟弱な事ではございません。
Posted by ジョク at 2016年07月09日 18:24
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