2014年06月04日

男性更衣室 (4) 浴室にまで 【その1】

 

 地方法務局人権擁護部局への、人権救済の申し立てについて、私は、記事「 紀伊國屋
レディ−スデ−(2)」に、次のように書いた。

    しかし、このような(法務省・法務局に対する)不信感を持ちつつも、    
   私は、これからも、人権擁護部局に対して、人権救済の申し立てを続ける    
   だろう。それは、たとえ一人であっても、また、裏切りが予測されても、    
   とにかく声をあげなければという思いが自分にあるということ、そして、    
   愚かといわれるかもしれないが、「もしかすると」という一抹の期待を捨    
   てきれないということ、そしてまた、人権擁護部局には、本来ならば、は    
   なはだ基本的なことであるはずなのだが、男性の人権についても、それを    
   守るための人権啓発発言をすべき責務があるはずなのに、それを、恐らく    
   は、男性に対する不当な性的・社会的偏見のために、果たしていないとい    
   うこと、それに対する批判の一つの形として、申し立てを続けたいという    
   思いが、私の中にあるからだろう。

 このような位置に立って、「男性更衣室に女性清掃員が入る」問題について、申し立てを
したことが、私には、Kスポ−ツクラブの件(記事:男性更衣室(1)参照)以外に2回
ある。「内容が共通の案件であっても、状況が異なれば申し立てはできる」という説明を、
私は、私の居住地の法務局で聞いていたのである。その2件のうちの1件について、今回
は書きたいと思う。         

 記事「男性更衣室(1)」に書いたような経過があって、私は 2011年 の6月末に、K
スポ−ツクラブの全国会員をやめ、8月には、Kを完全に退会した。この間、私は近隣の
スポ−ツクラブSに入会手続きを済ませ、現在に至っている。Sの支店は県内に2つある
が、どちらも、男性更衣室の清掃は男性スタッフが担当しており、女性清掃員が入ること
はない。勿論、浴室になど入るはずもない。私は、県内の支店が2つともそうであること
から、これは、もしかするとSスポ−ツクラブ本社の方針であって、全国共通なのかもし
れない、などと、希望的観測を持つこともあった。ところが実際はそうではなく、東京に、
ひどい支店があったのである。                          

 2013年 の 2月14日に、私は、Sスポ−ツクラブの、東京 KI(アイ)店に行った。事前
に山手線近辺の支店のスタジオプログラムを調べ、自分の好みの曜日と時間に合わせて、
東京の用事を組んだのである。木曜日であった。KI店は、O駅からやや離れた位置にあ
って、歩くのに時間はかかったが、更衣室もパウダ−コ−ナ−もきれいで、私はうれしか
った。ところがその3時間余りの後に、私は、浴室で女性清掃員に会うのである。彼女は、
会社に帰って、私の抗議を担当者に伝えた。私はこの件について、KI店の店長に会いた
い旨を、若い女性スタッフに伝えた。店長は、あいにく不在であったが、私が声をかけた
その女性スタッフは、非常に丁寧に対応してくださった。私は、その、細やかな配慮に富
んだ彼女の対応に、今も非常に感謝している。しかし、この話を近くで聞いていた、もう
一人の若い女スタッフ。あの女の、冷笑のような表情を思い出すと、今も、あのKI店に
行き、あの女を引きずり出して・・・・・という思いに駆られるのである。    

 この日、私は、O駅へ向かう帰路で、東京法務局の人権擁護部に電話を入れ、対応して
くださった I(アイ) さんに状況を説明し、申し立ての可能性を伝えた。また、Sスポ−ツ
クラブの「お客様相談室」にも電話を入れ、対応したNに状況を話し、「店長と話してか
ら、また電話をする」と伝えた。                         

 翌日の午後3時頃、店長のSから、私の携帯に連絡が入った。ここで「Sさん」と書か
ないのは、結局彼には裏切られたと、今の私は感じているからである。しかし、当時の記
録には「Sさん」と書いてある。私はSを信頼していたのである。この日の彼は、私に次
のように言った。

  @ 清掃会社には、「男性のプライベ−トスペ−ス(更衣室・パウダ−コ−ナ−・ 
   浴室)の清掃員は男性にしてほしい」と要望してある。            
  A プライベ−トスペ−スの清掃については、来年度中( 2013年4月 〜 2014年 
   3月)に、男性用については男性スタッフ(注)が、女性用については女性スタ 
   ッフが担当するように変えるビジョンも持っている。             
    (注)「スタッフ」はKI店の職員を示す。清掃会社の職員ではない。    
  B O駅の近くに、別のスポ−ツクラブの出店が予定されている。競争になること 
   も考え、できるだけの配慮をしたい。                    

 私はSの対応に誠実さを感じ、東京法務局への申し立ては見合わせる旨、そして、来年
度中に、状況確認のためもう一度電話をする旨を伝えた。同月19日には、「お客様相談室」
に再び電話を入れ、店長との会話についての報告も含め、本社に対する要望として「男性
用プライベ−トスペ−スの清掃は男性が行う」という規則を作ってほしい旨を伝えた。対
応したNは「関係部署に伝えます」と言ったが、「この件について返信がほしい」という
私の要望に対しては、彼女は、「約束できない」と言った。             

 S店長の言葉に期待を持ちながら、私は、1年経ったら、進捗状況確認のために、再び
KI店に電話を入れようと思っていた。私はこの思いを忘れたことはなかった。そして、
今年の1月16日に、再び、KI店に電話を入れたのである。            

 Sはすでに別の支店に異動しており、店長はKに変わっていた。そして、状況は全く改
善されていなかった。しかもこの件について、Kは、Sから、「要望があった」ことしか
聞いておらず、Sが具体的にどのような対応を行ってきたのか、なぜ実現できなかったの
か、そして、今後の対応についてどのように考えていたのか等については、全く申し送り
がなされていなかった。

 以後の経過については、次回の記事に記す。
              

 
posted by 翠流 at 23:49| Comment(0) | 男性更衣室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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