2014年02月10日

国家公務員採用試験

平成26年実施の国家公務員採用試験にあたっては、
「女性採用者の割合を、全体の30%まで引き上げる」と、
安倍晋三という人は言った。
数値目標達成を最優先とした、
女性優遇採用のポジティブ・アクション。
すでにその疑惑は平成14年頃からあったが(注1)、
         (注1)記事「裏切りの男女共同参画」参照
首相の発言で、女性優遇が一層加速する。
まさか、学科試験で不正はしないだろうが?
面接試験なら、結果は自由に操作できるだろう。
外部から質問があれば、
「女性が面接で優秀だったからだ」と答えればすむ。

本来あるべき平等な選考ならば、不採用となるはずの女性を、
女性であるという理由によって採用し、
採用となるはずの男性を、
男性であるという理由によって不採用とする。
そういう、不正採用是認の施策を、
日本の首相が、加速させようとしている。

採用される力はあったのに、不採用となった男性に対して、
安倍という人は何と言うのだろう。
「あなたには力はあったが、男性だから不採用になった。
あなたは男性なのだから、不採用でも我慢してほしい・・・・・」
安倍という人の発言はそういうことだ。

教育の機会均等が保障されている日本、
受験の機会平等が保障されている日本、
しかも、内閣府男女共同参画局の地位の平等感調査(注2)から、
学校教育の場での地位の平等は、確立されたと判断が可能であろう。
差別のない教育を受けてたどり着いた国家公務員採用試験の場に、
恐らくは計画的戦略として導入されたであろう「積極的改善措置」の条文(注3)を根拠として、
「女性優遇採用は逆差別ではない」という論理を持ち込み、
不正採用を正当化する女性優遇活動家の主張は、
あまりにも自己中心的な甘えに立脚した、不正隠蔽の詭弁ではないのか?
    (注2)記事「名古屋市職員採用試験」:文中の「学校教育の場における
       男女の地位の平等感調査(図4)」:【平成24年10月調査】参照
    (注3)男女共同参画社会基本法第二条第二項「積極的改善措置」

ところで、内閣府男女局のホ−ムペ−ジには、
ポジティブアクションの到達状況が、「見える化」として掲載されており、
国家公務員採用試験については、
「採用者に占める女性割合」として、次のようなデ−タが掲載されている。
今、この記事を読んでくださっている方は、
このデ−タを見て、何を感じるのだろうか?

【国家公務員試験からの採用者に占める女性割合】

 (順位) (府省庁名) (女性割合:%)
  1    消費者庁    100.0
  2    金融庁     50.0
  3    人事院     50.0
  4    内閣府     43.5
  5    外務省     42.9
  全省平均(全府省合計)  26.8
  目標(全府省合計)    30.0

(出典)「女性の政策・方針決定参画状況調べ」(平成25年12月)
(データ時点)平成25年4月現在


posted by 翠流 at 19:50| Comment(4) | ポジティブアクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今日初めてこちらのブログを拝見させて頂きました
なるほど中々深刻ですよね
今はこの手の差別がネットで明るみになってきましたね(昔もあったんでしょうが)しかしマスコミでは全然報道されないため男性達にとって極度の解消し難きストレスとなっていますね。私自身が若いから感じるのですが周辺にも女性に対する憎悪を持つ若い世代の男性達が形成されつつあるのを肌で感じ、非常に危険に思います。
Posted by 愛国者 at 2014年02月12日 01:42
愛国者様
 コメントありがとうございます。あなたのような若い方の来訪に感謝です。
「周辺にも女性に対する憎悪を持つ若い世代の男性達が形成されつつあるのを肌で感じ」とありますが、そうならなければむしろおかしい状況が、今の日本にはあると思います。不当な女性優遇が日々進行する日本、男性に対する逆差別が日々拡大する日本。私は、その背後に、知的レベルが高く、非常にしたたかで、周到な策略を持つフェミニズム運動家がいるような気がします。安倍晋三の発言を、非常に巧みに誘導したのも、もとをたどれば、そういう、自己本位の、男女平等を逸脱した女権拡大を目論む活動家ではないかと・・・・・・。私は、非力ながら「平等論者」として発言を続けますが、私はもう若くはない。愛国者様のような若い人たちの活動が必要です。
Posted by 翠流 at 2014年02月12日 13:41
翠流様

これからも頑張って下さい。私個人にできる事はありますか?
Posted by 愛国者 at 2014年02月13日 02:05
愛国者様。
コメントありがとうございます。「差別とたたかうために何をするのがよいのか、何ができるのか」について、今の私は、自信を持って答えることができません。結局、自分の内発性に従って、色々な人の活動を参考にしながら、自分の活動を考えていくしかないのではないかと思います。ただ、今の日本には、「男性差別とたたかう会」「男性の人権を守る会」のような団体が、圧倒的に不足していると、いつも強く感じているのは事実です。「個人」の活動は、もちろんしなければなりませんが、力として弱いと思います。
Posted by 翠流 at 2014年02月14日 12:11
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