2013年12月19日

テレビ東京 番組批判 (1)

今週の月曜日、12月16日の、夜9時から放映された「テレビ東京」の番組、
「世界ナゼそこに日本人」を見て、
私はまた、強いショックを受けてしまった。
画面に映し出された全裸の男性の映像を見て、
これでまた、男性の羞恥心・プライパシ−を、無視、軽視する社会的風潮が、
増幅すると感じたのである。
私はその時、旅先のホテルにいたが、すぐにテレビ東京に電話を入れ、
番組制作スタッフの一人であるという、●●●●という男性に抗議の思いを伝えた。

番組では、外科医 谷垣雄三の、ニジェ−ルでの医療活動が紹介されていた。
映し出された全裸の男性は、彼の患者で、
ヘルニア(脱腸)の手術を受けなければならない人であった。
テレビ東京は、もちろんその男性の了解は得たであろうが、
手術室へ向かって歩く彼の後ろ姿は、全裸だったのである。
全裸の後ろ姿の、彼の全身が映し出された。
そして彼は、全裸のまま手術台に横になり、全裸のまま処置を受けた。
生殖器官にモザイクはかかっているが、
からだを覆うものは何もないのである。

このとき私はもう、テレビ東京に抗議の電話を始めていた。
初めに話に出たのは女性で、
私が「あの患者が女性だったらどうするのだ」と聞いたら、彼女は、
「今回は女性でなくて男性だった」などと、
したたかな発言をしたのである。
そして彼女は、男性のスタッフと電話を代わった。
電話に出た男性の●●●●も、非常に疲れる男であった。
「プライバシ−への配慮は人間の尊厳に関わる問題だ。あなたにはそれがわかるか。」
と私が聞いたら、彼は「今はじめて認識した」などと言ったのである。
こういう、ハラスメントを平然と行う男の存在が、私を苦しめる。
私は、自分の吃音に焦燥と失意を感じつつも、ずいぶん喋った。

実は私は、このブログに記事として取り上げた「男性更衣室」に関わる問題や、
ジェンダ−の問題や、或いは、繰り返し取り上げてきた「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針(案)」の、男性に対するプライバシ−無視等の問題について、
自分の思いを受け止めてくれる人を求めて、
ある病院のカウンセリングル−ムに、5回ほど通ったのである。

私が、そこまで話さなければならないほど、
私の抗議を理解できない彼、と言うより、彼は、
私のような男性の羞恥を、わかろうとしない男だと思う。
そういう男が、社会の中に、男性差別の加害者として存在する。
彼のような男は、女性の羞恥には配慮しても、
男性の羞恥には配慮しない。

結局、彼との会話は、
私が「テレビ東京」のHPにある「ご意見・お問合せ」欄に意見を書き、
更に、その意見の背景となっている私の思いを制作スタッフに伝えるために、
このブログに掲載してきた記事から関連部分を抜き出し、
テレビ東京の制作スタッフ宛に送ること、そして、
それをもとにスタッフ間で話し合われた内容を、●●●●が私に連絡する約束で収束した。
(制作スタッフに送る文書は、これから選ぶ。その名称は、次の記事に載せる。)

ただ一つ、ホッとさせられたこともあった。
彼の話によれば、
スタッフの中の、ある一人の男性が、
あの、全裸の映像の放映に反対していたのである。
それが、私にとっての、唯一の救いであった。

つい先ほど、私は、「テレビ東京」の「ご意見・お問合せ」欄に、次のような文章を書き、
送信を済ませた。
字数は400字以内。文章を縮めるのに手間取った。

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【テレビ東京宛、抗議文書】

 12月16日(月)夜9時からの番組「世界ナゼそこに日本人」で、全裸の男性の映
像が流れ、私は、非常に強いショックを受けました。手術室に向かう全裸の男性、手術
台に横たわる全裸の男性。たとえ本人の了解や生殖器官へのモザイクがあっても、あのよ
うな映像が流れれば、「男性の羞恥心・プライバシ−」軽視の社会的風潮が強まり、「男
性に対する不当な性的偏見」と、それに基づく「人権無視・軽視」が増幅します。私は
それが非常に恐い。この件について私の抗議の電話を受けたのは、●●●●という男性
でした。彼に伝えましたように、私は今週中に、制作スタッフ宛に、私が今までに書い
た文章、「男性の人権、羞恥心、プライバシ−」に関わる、私の感受性、問題意識、発言
を記した文章を送ります。それを全て読み、私のような男性の存在を認識してください。
そして、今回のような映像は、今後、絶対に流さないでください。強く抗議します。 

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【補足】 重要なことを書き忘れた。私はこの件について、BPO(放送倫理・番組向上機構)に、電話で、番組に対する「意見」を送った。今回の件で、「人権侵害の申し立て」はできないが、「意見」は、「BPO」から「テレビ東京」に送られる。この場合、「私」に関する情報は、在住の県名がテレビ東京に伝えられるだけで、他の情報は保護される。だからもしも、この記事について、私に賛同してくださる人がいらっしゃるようであれば、BPO経由して、(もちろん、直接、テレビ東京に対してでも結構なのですが)発言をしていただけないかと思っている。男性の人権を守るために。BPOの連絡先については、「BPO」で検索してHPを見ると、画面の上の位置に、「放送による人権救済の申し立て」と「放送へのご意見はこちら」がある。今回は、「意見」の方をクリックして、進めればよいのです。
よろしくお願い致します。




posted by 翠流 at 00:21| Comment(0) | 番組批判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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