2013年11月25日

ひどすぎる男性無視の復興アンケ−ト(1)

内閣府男女共同参画局が、昨年行い、
結果を、今年6月にホームページにアップした調査に、
「東日本大震災からの復興に関する男女共同参画の取組状況調査」(注1)がある。
     (注1)http://www.gender.go.jp/policy/saigai/report2012FY/index.html
その「アンケート調査結果」の、
「調査結果 [PDF形式:533KB]」の45ペ−ジに、
図表5-5-1「避難所運営の際に男女共同参画の視点を反映させた取組」という、
グラフ化された結果があるが、
私は、その、アンケート項目を見て、
非常に強いショックを受けてしまった。
それは、女性だけを対象とした配慮項目に彩られ、
男性への配慮を切り捨てた調査だったのである。

アンケ−ト項目は、次のようになっている。

  ・男女別トイレ
  ・避難所の運営体制への女性の参画
  ・女性用物資(生理用品や下着等)の女性による配布
  ・女性用更衣室
  ・女性のニ−ズの把握(聞き取り、意見箱等)
  ・間仕切りによるプライバシ−の確保
  ・授乳室
  ・女性に対する相談窓口の開設・周知
  ・乳幼児のいる家庭用エリアの設置
  ・女性専用の物干し場
  ・女性に対する暴力を防ぐための措置
  ・その他

この項目には
男性用更衣室も、男性のニ−ズの把握も、
男性に対する相談窓口の開設・周知も、
男性専用の物干し場も、ない。
相談窓口に関わって言えば、
東日本大震災関連の自殺者の 75.4% が男性であると、
既に、平成24年版男女共同参画白書の全体版に、
書いてあるにもかかわらず、である。

このような、ひどい男性無視のアンケ−トを、内閣府は、
「男女共同参画の視点」という、「偽りの美名」を使って行なったのである。
このような男性差別の調査を、
憲法14条の直下にあるはずの内閣府男女局が行うことなど、
私は、全く予想していなかった。

ところで、既に災害対応関連の別の記事に記してきたように、
「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針(案)」は、
その「解説・事例集」には放置できない男性差別を残しつつも、
「指針」それ自体には、男性への配慮も付け加えられ、
5月に公開されたのである。
では、上のアンケ−ト調査は、
今年は、どのような項目で行われたのだろう?
そして、今後はどのような項目で行われるのだろう?
この件について、私は先週、内閣府男女局に問い合わせの電話をした。
その回答については、
次回の同名の記事(2)に記す。


この記事へのコメント
はじめまして。
私も内閣府や男女共同参画センターや女性センターの身勝手な主張には怒りを
憶えている。
私は被災地に住んでいるのだけれど、この団体は最低だと思う。何かにつけて
「男性社会」「女性差別」「女性は被害者」「女性は差別を受けてきた」
という被害妄想にはうんざりしてますから。自分たちに責任があるってことに全く気がついていない。
何でもかんでも男性のせいにする。ここまでバカな人間は見たことがない。
アンケートはこちらの男女共同参画センターでも新聞記事になってた。無論、「女性目線」での。
女性目線=男女共同目線=男女平等目線って発想なんだろうな。
Posted by 女性センター不要 at 2013年12月05日 16:36
女性センタ−不要 様
コメントありがとうございました。
災害対応につきましては、女性団体や男女共同参画の部局は、本当に、男性の人権を無視、あるいは軽視して、運動を展開してきたと思います。私は、強い憤りを感じています。しかし、今年度になってから、少しずつではありますが、男性の人権にも配慮する方向が現れ始めてきたと思います。しかし、今まで行われてきた「女性にしか配慮しない施策」が全国に蓄積していることを思うと、強い危惧を捨てきれません。全国に「男性の人権を守る会」が、できるだけ早く、つくられなければならないと思っています。「女性センタ−不要」様も、仲間を探し、いや、仲間が見つからなければ、たとえ一人でも、がんばってください。
Posted by 翠流 at 2013年12月07日 10:47
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