2013年08月03日

内閣府と全国の防災担当部局へ

  全国の自治体は、内閣府の中央防災会議が昨年9月に決定した「防災基本計画」をもとに、「地域防災計画」を策定している。「防災基本計画」に見られる「男性に対する人権軽視」を指摘し、女性だけではなく、男性に対しても、具体的な、人権上の配慮が必要であることを、主張しておかなければならない。被災地の避難所で、女性には更衣室があるが、男性には更衣室がない、などという、男性に対する人権無視を許してはならない。私は、下記の要望書を送るにあたって、あらかじめ、全国の書類送付先に電話を入れ、防災の担当者と話をしている。担当者の発言は一様ではなく、配慮を感じる場合もあるが、全く逆の場合もある。中にはひどい男もいて、「男性はそのへんで着替えてもらって」などと、平然と人権侵犯発言をする男が1人いた。鈍感な男の存在は認識しているが、防災の担当者が鈍感なのは、やはりショックである。私は、問題ありと思えば、長時間に渡っても、抗議を含む発言をする。しかし、たかが一国民でしかない私の発言など、すぐに忘れられてしまうような気がする。私が送る要望書にしても、書類の山に埋もれ、忘れ去られてしまうのではないだろうか。しかし、今の私にできることはそれくらいしかない。
 私は、内閣府の防災担当に次の要望書を、そして、全国各都道府県と各政令指定都市の防災担当には、その下に記した要望書を送る。

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                                       平成25年8月1日
内閣府 政策統括官 防災担当 様
                                        ( 翠 流 ) 
                防災基本計画に関する要望書

         防災基本計画(平成24年9月6日 中央防災会議決定)の、次の部分
        に見られる、男性に対する具体的な配慮の欠如、人権軽視について。

            第2編 地震災害対策編. 第2章 災害応急対策.  
      第5節 避難収容及び情報提供活動.2 避難場所.(2)避難場所の運営管理

                      記

 上記「(2)避難場所の運営管理」には、下記の下線部(下線はブログに反映されない。下記「現在の文章」の「特に、女性専用の」から「努めるものとする」まで。)のような、女性に対する具体的な配慮が記されておりますが、男性に対しては、これに相当する具体的配慮が全く記されていません。このため、災害時の避難所では、男性に対する、プライバシ−無視、人権無視のおこる可能性が非常に高く、それは、特に、私のような、プライバシ−に関わる配慮を強く望む男性に対しては、非常に大きい苦痛を強いるものであります。被災という極限状況の中で、男性に対するプライバシ−無視、人権無視がおこらないように、「(2)避難場所の運営管理」に、下記の下線部(下線はブログに反映されない。下記「現在の文章に付け加えていただきたい内容:男性に対する具体的配慮」の全文)のような、男性に対する具体的な配慮を付け加えるとともに、全国各都道府県・各政令指定都市の防災危機管理部局に対しても、適切な方法により、通達いただきたくお願い申し上げます。男性にも人権はあります。男性だって人間なのです。男性の人権を無視しないで下さい。
 ちなみに、内閣府男女共同参画局が、5月30日に公開した「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針」は、その、p.12「3避難所−(1) 避難所の開設」に、男性に対しても具体的な配慮を付け加える形で完成されました。これに習い、防災基本計画を見直していただきたく、強くお願い申し上げます。

(2)避難場所の運営管理
    【現在の文章】
       地方公共団体は、避難場所の運営における女性の参画を推進するとともに、男女の  
      ニ−ズの違い等男女双方の視点等に配慮するものとする。特に、女性専用の物干し  
      場、更衣室、授乳室の設置や生理用品、女性用下着の女性による配布、避難場所に  
      おける安全性の確保など、女性や子育て家庭のニ−ズに配慮した避難場所の運営に  
      努めるものとする。
    【現在の文章に付け加えていただきたい内容:男性に対する具体的配慮】 
       また、男性に対しても、人権・プライバシ−に対する配慮を忘れることなく、   
      男性専用の更衣室、男性が下着を干せる専用スペ−ス等の確保に努めるものとする。 
      また、男性用下着も備蓄し、配布すること。                   

 尚、私のような、プライバシ−に対する配慮を強く望む男性がいることをご理解いただけないようであれば、私が、「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針(案)」について、内閣府男女共同参画局に送付した意見を、ご覧いただきたく、強くお願い申し上げます。

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                                     平成25年8月1日
全国各都道府県 
防災危機管理担当部局 様
(        )                          ( 翠 流 ) 
                           
              地域防災計画策定に関わる要望書

        防災基本計画(平成24年9月6日 中央防災会議決定)の、次の部分
       に見られる、男性に対する具体的な配慮の欠如、人権軽視について。

           第2編 地震災害対策編. 第2章 災害応急対策.
     第5節 避難収容及び情報提供活動.2 避難場所.(2)避難場所の運営管理

                      記

 地域防災計画策定にあたって使用される防災基本計画(中央防災会議決定)の、上記「(2)避難場所の運営管理」には、下記の下線部(下線はブログに反映されない。下記「現在の文章」の「特に、女性専用の」から「努めるものとする」まで。)のような、女性に対する具体的な配慮が記されておりますが、男性に対しては、これに相当する具体的配慮が全く記されていません。このため、被災時の避難所では、男性に対する、プライバシ−無視、人権無視のおこる可能性が非常に高く、それは、特に、私のような、プライバシ−に関わる配慮を強く望む男性に対しては、非常に大きい苦痛を強いるものであります。被災という極限状況の中で、男性に対するプライバシ−無視、人権無視がおこらないよう、「(2)避難場所の運営管理」に、下記の下線部(下線はブログに反映されない。下記「現在の文章に付け加えていただきたい内容:男性に対する具体的配慮」の全文)のような、男性に対する具体的な配慮を付け加えて、地域防災計画を策定していただきたく、強くお願い申し上げます。男性にも人権はあります。男性だって人間なのです。男性の人権を無視しないで下さい。
 ちなみに、内閣府男女共同参画局が、5月30日に公開した「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針」は、その、 p.12「3避難所−(1) 避難所の開設」に、男性に対しても具体的な配慮を付け加える形で完成されました。これに習い、地域防災計画につきましても、男性に対する具体的配慮を付け加える形で策定していただきたく、強くお願い申し上げます。

(2)避難場所の運営管理
    【現在の文章】
       地方公共団体は、避難場所の運営における女性の参画を推進するとともに、男女の  
      ニ−ズの違い等男女双方の視点等に配慮するものとする。特に、女性専用の物干し  
      場、更衣室、授乳室の設置や生理用品、女性用下着の女性による配布、避難場所に  
      おける安全性の確保など、女性や子育て家庭のニ−ズに配慮した避難場所の運営に  
      努めるものとする。
    【現在の文章に付け加えていただきたい内容:男性に対する具体的配慮】 
       また、男性に対しても、人権・プライバシ−に対する配慮を忘れることなく、   
      男性専用の更衣室、男性が下着を干せる専用スペ−ス等の確保に努めるものとする。 
      また、男性用下着も備蓄し、配布すること。                   

 尚、私のような、プライバシ−に対する配慮を強く望む男性がいることをご理解いただけないようであれば、私が、「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針(案)」について、内閣府男女共同参画局に送付した意見を、ご覧いただきたく、強くお願い申し上げます。
この記事へのコメント
翠流様

要望書の郵送お疲れ様です。
こちらとしても男性の性的羞恥心を軽視する社会風潮を変えて行く為にも、今後も各行政機関に要望書を郵送し、ブログで問題提起し、ツイッターを活用して男性の性的羞恥心を軽視する社会風潮が罷り通っている実態について拡散して行かなければならないと思っております。
Posted by クスクス at 2013年08月04日 05:56
クスクス様。
コメントありがとうございました。
今日の私の仕事は、要望書のプリントアウトと、封筒の宛名書きです。
明日は、連絡未了の自治体への電話をしなくては・・・・・
クスクス様の活動の、
実りをお祈りいたします。
Posted by 翠流 at 2013年08月04日 07:48
良識ある国民から要望書をもらって、役人が「女性優遇」をやめる可能性は、残念ながら、ほぼ「ゼロ」でしょう(「ゼロ」ではないが、限りなく「ゼロ」に近い)。では、無意味なのでしょうか? いいえ、「役人に問題点があることを知らしめる」という意味では、意義のあることです。

「女性専用車両」でも同じです。私らが幾ら、「ウソの名称・表示を改めろ」と言ったところで、鉄道会社が、自主的に名称・表示を改める可能性は、ほぼ「ゼロ」です。しかし、「鉄道会社に問題点があることを知らしめる」という意味では、意義のあることです。

ただし、名称・表示が改まることは「ほぼゼロ」ですから、別の手段が必要です。それが「任意周知活動」です。鉄道会社の思惑に関係なく「任意周知」をする、というわけです。

同様に、役人の思惑に関係なくできる活動をしないと、翠流さんのフラストレーションは溜まる一方でしょう。
Posted by ドクター差別 at 2013年08月10日 11:58
ドクタ−差別様。コメントありがとうございます。
 では、私は何をすればよいのか、というような問題になりますが、私に思いつくのは、「翠流」というただの個人ではなく、例えば「男差会」の如き団体として、駅前で街宣やビラ配りをするとか、或いは、要請行動をするとか、そういうことしかないのです。しかも、それすら、今の段階では難しいと思われ、厚い壁を意識せざるを得ないのです。ただ仮に、そういう行動が可能になったとしても、果たして合意づくりが可能なのかどうかという問題がある。合意ができれば、私は、東京へ、行動するために赴きますが、私とて、今の生活に関わる知人が東京にいる。本当に合意・納得のできる行動でなければ、そういう人との人間関係の前に、ためらわざるを得ないような場面が出てくると思うのです。
 関連して、先日私は(恥ずかしいことに今頃になって、なのですが)、東日本大震災女性支援ネットワ−クの存在を知り、現実的には、例の「防災・復興の取組指針(案)」の件について言えば、彼女たちは、男性に対しては、差別の加害者としての位置にいたのではないかという疑義を抱いていますが、しかし例えば、彼女たちの、内閣府への働きかけを(ネットで見る範囲でしかありませんが)、知るにつけ、男性差別とたたかう人たちの組織化、強固な団体の形成という点で、私たちは、大きな遅れを取っているのではないかと感じるのです。
Posted by 翠流 at 2013年08月11日 00:21
「本当に合意・納得のできる行動」というのは、どういうことを指しているのでしょうか? たとえば、翠流さんは、@「自分が関心のあることだけをやりたい」ということでしょうか? あるいは、A「自分が関心のあること以外のことをしている人たちとは一緒に活動できない」ということでしょうか? もし@であれば、私らと一緒に活動できますが、もしAであれば難しいでしょう。

なお、女性は、「自分勝手」、「破廉恥」なのか、自分たちの権利を主張することは、男性よりも数段勝っていますね。しかし、男性とて、言うべき時に言わないと権利はますますなくなってしまいます。そのためには、男性の「団結」が必要ですね。
Posted by ドクター差別 at 2013年08月11日 14:39
ドクタ−差別様。
言葉の選び方が難しいと思いながら発言します。概ね共通の方向で、男性差別とたたかおうとしている人たちであっても、考え方は少しずつ違うと思います。ですから、行動を共にする場合でも、お互いが微妙なズレを抱えていることは、よくあるのではないかと思います。方針に、100%(あるいはそれに近く)合意できる事案であれば問題はありませんが、違和感がやや強い場合は、どこで折り合いをつけるか、つけることができるかということが問題になるのだと思います。具体的な事例で言えば、以前行われていた国立科学博物館の女性割引の件では、私も1時間程度の抗議の電話をしましたし、確かポジティブ・アクションの件で議員への要請行動をしたという記事を「差別ネットワーク」で読んだ記憶がありますが、それには私も同行したかったという思いがありました。この2件は、私にとっては、100%或いはそれに近く合意できる事案でした。しかし、例えば女性「専用」車両問題については、運動の方向について、今の私には、折り合いをつけきれない部分があるのです。
Posted by 翠流 at 2013年08月13日 13:11
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