2020年01月14日

男性にも専用トイレを ・・・【医療機関:その4】

大腸内視鏡クリニック【A】への取組み ・・・ (No.1)

【記事−@】:はじめに

本題に入る前に、関連事項として記しておきたいことが幾つかある。

◆-1 私には、以前、大腸ポリープのできやすかった時期があり、合計10個程度ではあるが、鉗子によると思われる切除を受けている。そのほとんどは良性であったが、1度だけ、5段階指標の3と診断されたことがあり、早期の再検査を行った。これは、クリニック【A】受診以前である。

◆-2 一方、私は、大腸内視鏡挿入困難と診断されており、名医を求めてクリニック【A】にたどり着いている。【A】の初診は12年前(2008年)。今回の検査は昨年(2019年)3月。その前の検査は2016年3月。今回(昨年)の検査結果はS状結腸に2mm程度のポリープが1つで、「消える可能性もあるから放置して2年後に検査」と指示されている。従って私は、来年の3月頃に再検査を受けるはずの患者である。

◆-3 クリニック【A】は、大腸内視鏡検査の前処置フロア(下剤服用)と検査フロアが分かれている。前処置フロアには多数の患者が集まり、漸次入れ替わる。私は、今回はホテルで下剤を服用したため、前処置フロアを通らずに検査フロアに行った。

◆-4 前回の検査日(2016年3月)に、検査結果の説明を担当したJ医師と私の間で交わされた会話が、記事「健康支援の性差」(2016年09月21日)の後半に記されている。文中の「ある人」がJ医師である。その会話が私のカルテに記されていることを、私は後述(◆-8)のような経過で知るが、それが、私に対する人物評価・処遇と関わる可能性を感じるので、ここに記しておく。私は、J医師との会話の中で、大腸癌死亡について当時全国に拡散していた男女差の表現、「大腸癌死亡は、女性で1位、男性で3位。」について、それが死亡の実態(死亡数は女性より男性の方が多い)と乖離している旨を指摘した。この件の詳細は、記事「健康支援の性差」の後半に記してある。

【記事ーA】:取り組みの概括的経過と現状

◆-5 今回の検査時(2019年3月)のトイレの状況を記す。前述のように、私は前処置フロアを通らずに検査フロアに行き、検査フロアの、検査用トイレを使用している。このため、ここでは検査フロアの状況から記す。前処置フロアの検査用トイレについては、後日、クリニックの事務長にその状況を確認しており、問題は検査フロアと同質であるが、具体的な状況は後述する。

◆-6 検査フロアの検査用トイレは、通路に沿って9個の個室が並んでおり、2008年の初診から2016年の検査まではドアに性別表示プレートがなく、すべて男女共用であった。ところが今回の検査時(2019年)には、2室に女性専用の表示プレート、残りの7室に男女共用の表示プレートが貼ってあり、男性には専用トイレが設定されていなかった。つまり、クリニック【A】は、排泄時のプライバシーについて、女性に対しては配慮を向上させたが、男性に対しては、同等の配慮はしなかったのである。排泄に関わる羞恥の問題については、いずれ、特にクリニック【B】への取り組みの中で詳述する機会があるが、私のような感受性の男性にとっては、この、クリニック【A】の処遇は、精神的に非常にきつい。それは、男性に対するジェンダーハラスメントである。検査フロアのトイレの状況については、私は繰り返し検査を受けているから経験的によくわかっているが、ここのトイレは常に複数個が空いており、私は毎回、個室を選んで使用することができたのである。従って、私がクリニック【A】に要望してきた事項、具体的には、「女性だけに専用トイレを与えるのではなく、現在男女共用となっている7室のうち、2室を男性専用にする」ことには、検査の前処置上、全く問題がないと判断されるし、併せて患者数の男女差に言及すれば、既に事務長に確認済みであるが、クリニック【A】の患者は、女性より男性の方が多いのである。また、必要経費についても、プレートの付け替えだけで済む話しなのである。

◆-7 上記のような要望について、私は、クリニック【A】への直接交渉を含め、次の4通りの道筋で取り組んできたが、院長は私の要望を拒否し続け、改善は今も皆無である。

 (1) クリニック【A】への直接の要望

   ・窓口は一本化されており、事務長が、院長の代弁者として私に対応している。他
   の職員との会話は、私が望んでも拒否される。トイレの女性限定配慮の理由を聞い
   たところ、最初は次のような回答であった。

      「女性専用トイレは、女性からの要望が多かったから設置した。男性専用ト
      イレは、あなたの要望だけでは設置しない。今後、他の男性患者から要望が
      出てくれば、その段階で検討の対象とする。」

   ・しかしこの回答は、医療安全課相談窓口を通じた申告(下記(3))の過程で、次
   のように変化する。

      「今の日本の社会は女性優遇の方向で動いている。だからうちのクリニック
      も女性優遇にした。」

 (2) クリニック所在地(K市)の男女共同参画センターが行っている「性別による差別
  等の相談」への申告。

   ・申告書類は送付したが、私の居住地がK市ではないという理由によって、相談の
   対象から外されてしまった。

 (3) K市 医療安全課 相談窓口への申告
 
   ・ 医療安全課は私の要望をクリニック【A】に伝えてくれたが、後日、私が【A】
   の事務長に確認の電話を入れたところ、「確かに要望は聞いたが、受け入れること
   はできない」と言われた。私が改めて理由を聞くと、「今の日本の社会は女性優遇
   の方向で動いている。だからうちのクリニックも女性優遇にした」という返答が返
   ってきた。ひどい話しである。

 (4) K市地方法務局人権擁護課への人権侵犯被害申告

   ・昨年の4月4日に被害申告をしたが、8月中旬に「人権侵犯事実不明確」の結論
   が出てしまった。この件について、クリニック【A】の認識を確認するために改め
   て電話を入れ、事務長に、男性専用トイレ設置について意向を聞くと、「ダメだ」
   と強く拒否されてしまった。

 【A】については、以上のような状態で現在に至っている。私は今も、クリニック【A】の患者であるが、このままの状態で、来年3月の検査など、受けるはずはない。

(続く)


posted by 翠流 at 00:22| Comment(10) | トイレの男性差別 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする