2017年01月19日

「東京防災:女性版」

 「小池百合子という人が、『東京防災・女性版』を発行する」、というニュースが流れている。
(URLと本文は、この記事の末尾に記す)。私は、彼女が、「政治塾」の入会金を「男性5万円・
女性4万円」とした時から、彼女には、「初めに女性優遇の結論ありき」の、自己本位のフェミニ
ズム的体質があるのではないかと懸念し続けてきたが、それが、この「東京防災・女性版」に現
れるのではないかと、強く危惧している。もとより、私がこのブログを立ち上げるに至った契機は、
災害対応をめぐる、内閣府男女共同参画局の男性差別の施策にあったが、以後、今日に至るまで、
全国各自治体の男女共同参画部局や 各種団体を含めて、その施策に、「男性に対する人権軽視・
人権無視」を、強く感じ続けてきた。男性も、個人の特徴は多様であって、例えば、「羞恥に対
する配慮」を強く求める人、求めない人、「清潔に対する配慮」を強く求める人、求めない人、
配慮されるべき「身体的・精神的な弱さ」「疾患」を持つ人、持たない人、等のように様々で
あって、その特徴は、グラデーションを形成しながら「男性」という集団の中に存在している。
しかし、にもかかわらず、「男性であるが故に与えられる不当な性的偏見」、「『男らしさ』と
いう性別観・性別役割の強要」、「自己中心的なフェミ二ズム運動の拡大」等によって、男性は、
配慮不要の存在として画一化され、差別され続けてきたのである。私は、その理不尽に強い憤り
を感じている。私は、憲法第14条・13条、男女共同参画社会基本法第3条、そして、不当な性
別観によって耐えることを強要され続けてきた男性の不利益・困難に対する「積極的改善措置」
としても意味を持つはずの、男女共同参画社会基本法第2条第2項を立脚点として、「災害対応
の男性差別撤廃」を強く求めている。
 
 私は、「東京防災・女性版」に関わって、ある知人に、次のような内容のメールを送信した。

【知人への送信メール】

 小池百合子の「東京防災:女性版」について、東京都庁・総合防災部・防災管理課に、問い合
わせと発言の電話をしましたので報告します。電話を受けた職員によれば、今は「小池知事から、
東京防災:女性版の内容を検討するよう指示が下りた」段階で、「これから検討が始まる」との
ことでした。電話は、途中、私の都合で一時中断しましたが、合計で2時間程度だったと思います。
私の発言のスタンスは、以前 紹介させていただきました私のブログ(男性差別とたたかう者の
ブログ)の記事、熊本地震関連(1)(2)に示されていると言って、概ね、誤りはありません。
電話は、最終的には、私の発言を「課内で共有する」という担当者の発言で収束しましたが、途
中、私が感情的にならざるを得ないような場面もありました。電話だけでは不足ですから、私は、
後日、要望書を作成して郵送します。他に、メール・FAXによる方法もありますが、「都民の声
・総合窓口」の某職員によれば、できるだけ都知事に近い位置に要望を伝えるためには、下記の
宛名で要望書を送付するのがベスト、とのことでした。宛名には必ず「親展」を書き添えること、
とのアドバイスもいただきました。書くか書かないかで、行先が変わるとのことです。

    〒163−8001
      東京都 新宿区 西新宿 2−8−1
        東京都庁
          東京都知事 小池百合子様
               親展
 
 なお、「東京都庁総合防災部」と直接の関係を持てる部局ではありませんが、昨年、熊本地震
関連で、ある防災部局に電話をしたとき、たまたま、私のスタンスを、共感的に受け止めてくだ
さる人に出会えましたので、今回も電話をして、短時間、お話をさせていただきました。私の、
「『東京防災:女性版』が作られれば全国に波及する」という発言に対して、その人は、「全く、
その通りだ」と言っておりました。

 ところで私は、15日に、東京で行われた「LGBT成人式」に参加しましたが、会場には多数
の議員が来ておりました。彼ら彼女らは、「口々に」と言って過言ではないくらい、「多様性の認
識と人権の尊重」を趣旨とする発言をしていたという印象が残っていますが、今の日本の社会状況
を見ると、多様性は「女性・高齢者・子供・LGBT等」の存在について語られており、「男性」
という集団に内在する多様性には光が当てられていないと強く感じます。男性は未だに「男性は
こうである。こうあるべきだ」というような、「画一化・単純化された不当な性別観」、つまりは
「男性の多様性と乖離した性別観」に強く縛られる傾向が強いと思います。「避難所で着替えが
しにくい」というのは、「女性だけの観点」ではなく、私のような「男性の観点」でもあるのです。
以前「仙台いのちの電話」に電話がつながった時、その女性相談員は私に言いました。「私の夫も、
布団の中で着替えをしていました・・・」と。

【追記】 私は、「東京防災:女性版」について、東京都の男女平等参画部局にも電話をしている。
   時間は、1時間程度であったと思う。

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【時事ドットコムニュース】 2017/01/07-19:27

「東京防災」に女性版=舛添氏の施策継承−小池都知事
      http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010700227&g=soc

 東京都の小池百合子知事は7日、防災ブック「東京防災」の女性版を新たに発行すると発表
した。2017年度予算案に関連費用3億円を計上する。小池知事は予算査定後、都庁で記者団
に「避難所で着替えや授乳がしにくいなど、女性の観点で考えなければならないことは多々あ
る」と述べた。
 東京防災は、舛添要一前知事がスイスの取り組みを参考にして、15年に750万部を印刷、
都内の全戸に無償配布した。実用的な内容が反響を呼び、一般販売も始めた。小池知事は「都
民の間でも評価が高いので、切り口を変えてよりきめ細やかにしたい」と語った。
                              (2017/01/07-19:27)


posted by 翠流 at 03:12| Comment(0) | 災害対応・要望書(2016・17年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする