2016年06月24日

男性の自殺 (6) 2015年の状況

やや遅くなってしまったが、
内閣府自殺対策推進室が3月18日に発表した「平成27年中における自殺の状況」をもとに、
性差に着目した自殺データを、
昨年・一昨年と同様の形式で掲載する。
私は元号が嫌いなので、西暦で記すが、
2015年の自殺者総数は、24,025人、
年間3万人を割って4年目のデータとなるが、
男性の自殺が多いことに変わりはない。
性別の内訳は、男性16,681人、女性7,344人。
自殺者数の性比は、男性:女性 = 2.27:1。
人口10万人あたりの自殺者数が「自殺死亡率(自殺率)」であるが、
男性は早死傾向があるため、性別人口が女性より少なく、
自殺死亡率の性比を求めると、
下記の項目ーTに示したように、男性:女性 = 2.38:1 となる。
これが自殺の実態を、より正確に表している。

警察庁の分類に従って、
原因・動機別自殺者数(大分類:7項目)を性別に見ると、
下記Vのように、その全てで男性の自殺が多く、
52の細分化項目では、Wに示すように、49項目で男性の自殺が多い。
概括的に言えば、傾向は昨年・一昨年と同じである。
数年前に警察庁発表のニュースとなった就活失敗による若者の自殺を20代で見れば、
Xに示すように、その92%を男性が占めている。

安倍晋三の「光り輝く女性」発言、「女性活躍推進法案」の陰で、
昨年も、たくさんの男性が、自ら命を絶っていった。
そういう男性の深刻な現実に、
日本の社会は光を当てない。
光のあたる「女たち」に比べれば・・・・・。

もしも自殺の性差が逆であったなら、
女性団体や男女共同参画部局は勿論のこと、
マスコミも、安倍晋三も、日本中が大騒ぎだろう。

山田昌弘さん(中央大学)の言葉のように(記事「自殺対策要望書」参照)、
「女性のつらさは問題にされるのに、男性の生きづらさは問題にされない」と言って、過言ではない。
男性の苦しみは、そして男性の命は、軽んじられているのである。

(追記) 内閣府の自殺対策推進室は、今年の3月をもって、全ての業務を厚生労働省に移管した。
   厚労省は、4月に自殺対策推進室を新設。        

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【 2015年 自殺データ 】 ・・・ 項目は次の通り。
      T.自殺者数と男女比
      U.自殺の「原因・動機特定者数」と「原因・動機不特定者数」
      V.原因・動機特定者の「原因・動機別自殺者数(大分類:7項目)」と男女比
      W.原因・動機特定者の、「原因・動機別の自殺者数(52項目)」と男女比
      X.就職失敗による若者(20代)の自殺者数と男性の割合

T.自殺者数と男女比 : (  )内は自殺死亡率を示す。
       自殺死亡率(自殺率) ・・・ 人口10万人あたりの自殺者数。

       総 数        男        女      男女比【男/女】 
     24,025(18.9)  16,681(27.0)  7,344(11.3)   2.27(2.38)  

U.自殺の「原因・動機特定者」と「原因・動機不特定者」 

     総 数       原因・動機特定者      原因・動機不特定者
     24,025      17,981(74.8%)       6,044(25.2%)  

V.原因・動機特定者の「原因・動機別の自殺者数(大分類:7項目)」と男女比。   
   ・・・ 遺書等の自殺を裏付ける資料により、明らかに推定できる原因・動機を、自殺
    者一人につき3つまで計上可能としているため、原因・動機特定者の原因・動機
    別自殺者数の和と、原因・動機特定者数(17,981)とは一致しない。    

    (原因・動機)  (計)  (男性) (女性)  【 男性 : 女性】
     家庭問題    3,641  2,327  1,314   【 1.77 : 1 】
     健康問題    12,145  7,122  5,023   【 1.41 : 1 】
     経済生活問題  4,082   3,658   424   【 8.62 : 1 】
     勤務問題    2,159   1,906   253   【 7.53 : 1 】
     男女問題      801    514   287   【 1.79 : 1 】
     学校問題      384    293   91   【 3.21 : 1 】
     その他     1,342    978   364   【 2.68 : 1 】

W.原因・動機特定者の、「原因・動機別の自殺者数(52小項目)」と男女比。

    ・下表の男女比は、自殺者の少ない方を1として示し、性差の大きい順に配列した。
    ・各項目が属する大項目は、表中の語尾に、次の略記号で示した。

     健康問題:A  経済生活問題:B  家庭問題:C  勤務問題:D
     男女問題:E  学校問題:F  その他:G          

 (順位)(原因・動機)       (男 女 比)    (人 数)
                   【男性 : 女性】  男性  女性  計
1 借金の取り立て苦:B       【 24.5 : 1 】   49   2  51
2 事業不振:B           【 20.9 : 1 】  440  21  461
3 倒産:B             【 17.0 : 1 】   34   2  36
4 負債(多重債務):B       【 14,8 : 1 】  625  42  667
5 自殺による保険金支給:B     【 13.0 : 1 】   65   5  70
6 犯罪発覚等:G          【 10.7 : 1 】  151  14  165
7 負債(その他):B        【 10.7 : 1 】  647  60  707
8 失業:B             【 10.6 : 1 】  330  31  361
9 仕事疲れ:D           【 9.7 : 1 】  612  63  675
10 仕事の失敗:D           【 9.4 : 1 】  351  37  388
11 職場環境の変化:D        【 8.8 : 1 】  247  28  275
12 就職失敗:B           【 8.5 : 1 】  206  24  230
13 負債(連帯保証債務):B     【 8.0 : 1 】   16   2  18
14 教師との人間関係:A       【 8.0 : 1 】   8   1   9
15 その他:D            【 7.6 : 1 】  331  43  359
16 生活苦:B            【 5.9 : 1 】 1,001  167 1,168
17 学業不振:F           【 5.0 : 1 】  101  20  121
18 職場の人間関係:D        【 4.4 : 1 】  365  82  447
19 子育ての悩み:C         【 1: 4.0 】   24  98  122
20 病気の悩み・影響(アルコ-ル依存症):A【 4.0 : 1 】  165  41  206
21 被虐待:C            【 4.0 : 1 】   4   1   5
22 その他:E            【 3.7 : 1 】   49  13  62
23 その他:B            【 3.6 : 1 】  245  68  313
24 その他:G            【 3.5 : 1 】  375  105  480
25 入試に関する悩み:F       【 3.2 : 1 】   23   7  30
26 その他進路に関する悩み:F    【 3.2 : 1 】   91  28  119
27 その他:F            【 3.0 : 1 】   42  14  56
28 夫婦関係の不和:C        【 2.8 : 1 】  697  247  944
29 家族からのしつけ・叱責:C    【 2.8 : 1 】   98  35  133
30 犯罪被害:G           【 1 : 2.5 】   4  10  14
31 失恋:E             【 2.3 : 1 】  202  85  287
32 近隣関係:G           【 2.0 : 1 】   39  19  59
33 孤独感:G            【 2.0 : 1 】  372  184  556
34 いじめ:F            【 1 : 2.0 】   1   2   3
35 病気の悩み(身体の病気):A   【 1.9 : 1 】2,601 1,309 3,910
36 その他:A            【 1.9 : 1 】  145  74  219
37 その他:C            【 1.9 : 1 】  213  112  325
38 家族の将来悲観:C        【 1.7 : 1 】  367  204  571
39 その他家族関係の不和:C     【 1.7 : 1 】  230  128  358
40 身体障害の悩み:A        【 1.7 : 1 】  168  94  262
41 後追い:G            【 1.6 : 1 】   37  32  69
42 その他交際をめぐる悩み:E    【 1.5 : 1 】  146  92  238
43 介護・看病疲れ:C        【 1.5 : 1 】  148  95  243
44 結婚をめぐる悩み:E       【 1.5 : 1 】   44  29  73
45 その他学友との不和:F      【 1.4 : 1 】   27  19  46
46 家族の死亡:C          【 1.3 : 1 】  292  209  501
47 親子関係の不和:C        【 1.3 : 1 】  254  185  439
48 病気の悩み・影響(薬物乱用):A  【 1.3 : 1 】   21  16  37
49 病気の悩み・影響(他の精神疾患):A【 1.2 : 1 】  742  571 1,313
50 病気の悩み・影響(統合失調症):A 【 1.2 : 1 】  613  505 1,118
51 病気の悩み・影響(うつ病):A   【 1.1 : 1 】 2,667 2.413 5,080
52 不倫の悩み:E           【 1.0 : 1 】   73  68  141

X.就職失敗による若者(20代)の自殺者数と男性の割合

       年次別      総数  男性  女性  男性の割合
      2008(H 20)   86   69   17   80.2 %
      2009(H 21)  122   98   24   80.3 %
      2010(H 22)  153  138  15   90.1 %
      2011(H 23)  141  119  22   84.3 %
      2012(H 24)  149  130  19   87.2 %
      2013(H 25)  104   95    9   91.3 %
      2014(H 26)  110   95   15   86.3 %
      2015(H 27)   88   81    7   92.0 %


posted by 翠流 at 00:37| Comment(2) | 自殺関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月14日

中央労働金庫 退会

      【加筆連絡】・・・・・ 今回の記事は6月14日にアップしたが、退会手続き(預金解約)に
             行った時の報告を、【加筆:6月19日】として、(追記)の次に加えた。

中央労働金庫にとってみれば、
私など、塵のような顧客の一人でしかないが、
「社会貢献」という美名を使い、
しかし内実は、女性顧客拡大のための営業戦略として、
ピンクリボン運動だけを支援する労働金庫の男性差別を、
批判して退会することにした。
若い頃から信頼を置いてきた労働金庫ではあるが、
このブログの第4次男女共同参画基本計画関連記事の中でも述べてきたような、
男性の「いのちの危機」、
具体的には、国民の死亡原因の第1位である悪性新生物による死亡が、
女性より、はるかに男性に多いという現実(末尾:別添え資料ー【A】)に配慮することなく、
「労金は公的機関ではない」などと陳腐な発言を携えて、
女性限定支援を正当化する労働金庫の、男性差別を批判する。

お客様サポートセンターのX(男性)の発言からすれば、
労働金庫の営業実績は、必ずしも芳しくはないようで、
彼は、「労金の顧客は男性が多いんですよ。それで、女性客拡大のためにピンクリボン運動を支援するこ
とにしたんですよ。もちろん、理由はそれだけじゃないですけどね・・・・・」などと言った。
まだガードを感じさせない彼の答え方は、
私のような苦情が少ないことの証しのように思われた。
「労働金庫は公的機関ではありませんしね・・・」などという彼の言葉にも、
マニュアル表現を読むような、ぎこちない響きがあった。

彼は、私の、同じ内容の電話記録を起こしながら喋ったが、
それが2013年のことであると聞いて、
私は、時の流れの速さを思う。
もう既に3年前のこととなったが、
あの日、久しぶりに労働金庫を訪ねた私の前には、
ピンクリボンをつけた大勢の女性行員の姿があった。
既にこの時、このブログに記してきたような活動に入っていた私は、
例えば、記事「裏切りの男女共同参画」のような思いを経て、
ピンクリボンの女性行員を、
男性の困難になど微塵も配慮することなく、庇護の中に安住する自己本位の女たちと、
捉えるようになっていた。
女たちは、庇護と女性優遇を好む。
ピンクリボンをつけた男たちは、営業の自由を隠れ蓑にして、
女性優遇の美徳の仮面をかぶり、
男性の命の危機を顧みない「男性差別の男たち」である。

お客様サポートセンターのXは、
ピンクリボン運動限定支援を、
「一般企業の営業戦略だから許される」と、陳腐にくりかえす。
しかし事態はそれで終わるわけではなく、
企業の女性優遇戦略は、
「女性優遇を是認せよ」という「男らしさの規範」の庇護のもとに、
女たちの自己本位性を刺激しながら、
女たちを特権階級化していく。

女性優遇ばかりの溢れる日本にあって、
女たちは既に、特権階級として、我が物顔で街を歩いている。

 (追記) 労働金庫の、ピンクリボン運動への支援の内容を記す。お客様サポートセンターのAの言に
   よれば、今年の3月末までは「セブンイレブンATMでの労金キャッシュカード利用1件につき、
   労金の社会貢献基金より、ピンクリボン運動へ1円を拠出」であったが、4月からは「労金への給
   与振込1件につき、同基金から ピンクリボン運動へ1円を拠出」とのこと。しかし、この説明に
   は不足がある。詳細は、「中央労働金庫 ピンクリボン運動」等で検索して確認されたい。寄付先
   は、日本対がん協会「乳がんをなくす ほほえみ基金」。なお、HPによれば、2015年度上期の取
   り組み分として、9,960,908円を寄付。2011年9月の取り組み開始からこれまでの寄付総額は、
   74,166,185円。後述する男性の癌の実態から考えれば、すさまじい男性差別である。

 【加筆:6月19日】・・・・・ 下記の要望書を含め、今回の記事をアップしたのは6月14日の午前2時頃
   であった。その後、要望書の印刷と短い眠りを経て、同日、私は労働金庫●●支店に行った。担
   当は初対面のB氏で、私は彼に解約の理由を改めて伝え、要望書を渡した。パーティションの内
   側での会話であったが、問答の中で必要と感じた強調部分については、外側にも聞こえるように
   伝える自分がいた。B氏は事務処理に入り、私は受付近くの椅子で待ったが、壁面のピンクを基
   調としたチラシが気になった。私はそれを手に取り、近くにいた男性職員に内容の質問をする。
   要するにそれは、お客様センターのAの説明にはなかったピンクリボン運動の拡大。既に2015年
   10月から行われてきた「Rukuo わたしの積立」という女性限定預金のチラシであった。HP上
   では、次のURLに該当する。
        http://chuo.rokin.com/r-project/about/product/index.html

    「新規ご契約1件につき50円を中央ろうきんよりピンクリボン運動に寄付」という、女性限定
   健康支援の拡大。「〈ろうきん〉が、女性の幸せを願ってスタートさせた新シリーズ」「夢を叶える
   “未来のわたし”のために」という触れ込みと共に、女性好みのプレゼントの写真を携え、労働
   金庫は、既に昨年から、更なる女性客拡大を図ろうとしてきた。その、女性限定健康支援の拡大、
   男性差別の健康支援の拡大が、私の逆鱗に触れた。客は私を含め数名であったが、私の抗議の声
   が、在室職員20数名かと思われる広い部屋に響いた。どのような主張をしたのかは、お察しいた
   だけることと思う。電話で何回か話しをしたCさん(男性)が、自分の名前を私に告げながら、
   低姿勢で私に近づいてくる。私は発言をやめなかった。事務処理の終わったBさんが、あわてた
   ような表情で私のところへ近づいてきた。彼は私を、先ほどのパーティションの内側に案内した。
   私は彼の説明を聞き、書類を受け取って労働金庫を後にした。私は、Bさんに、要望書の写しを
   支店の職員全員分渡してあるが、たぶん捨てられるのだろう。

    ところで、中央労働金庫HPの「寄付総額」は、既に次のように更新されている。     
        ・・・・・ 2011年9月1日〜2016年3月31日までの寄付金額 84,208,930円 ・・・・・ 
                                  【以上 6月19日:加筆】

★ 中央労働金庫への要望書は次の通り。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                                     平成28年6月14日
中央労働金庫 理事長 様
                                     ( 翠 流 )
   中央労働金庫が行う「ピンクリボン運動支援」の、男性差別の解消を求める要望、  
          及び、この差別に起因する預金の解約について。           
  ・・・・・ 国民の「悪性新生物による死亡、及び罹患の実態(別添え資料ー【A】)」をふまえて。・・・・・ 
                       記                      
 中央労働金庫は公的機関ではなく、営業の自由が保障された一般企業であるとはいえ、倫理的側面か
ら見れば、恐らくは私たちが理想として求めるべき人権尊重の規範が、ご存じのように日本国憲法第14
条に「法の下の平等」として謳われています。また、この理念を受け継ぐと考えられる男女共同参画社
会基本法第3条(別添え資料ー【B】)には「男女の人権の尊重」が謳われ、中央労働金庫本社のある東
京都の、男女平等参画基本条例第14条第1項及びその逐条解説(別添え資料ー【C】)、そして私の預金
先である●●支店のある●●県男女共同参画推進条例・第4章・第17条・第1項(別添付え資料ー【D】)
にも、「性差別の禁止」が明確に謳われています。                        

 また、現在の日本国民が抱える健康問題、特に国民の死亡原因の第1位である悪性新生物による死亡
と罹患の実態(別添え資料ー【A】)を見れば、年間死亡者総数は、男性が女性をはるかに上回り、部位
別死亡率・罹患率も、それぞれ1〜3位・1〜4位を男性の癌が占める等、男性に深刻な状況が、客観
的数値として示されています。また、ピンクリボン運動との関わりで生殖系の癌を見れば、男性の前立
腺癌による死亡は女性の乳癌に近接し、罹患数については乳癌を上回っています。このような状況を考
えるならば、男性の死亡・罹患状況を視野に入れた癌対策への支援、生殖系であるならば前立腺癌対策
としてのブルークローバー運動への支援等の必要性が、認識されるはずと考えます。        

 以上のような状況をふまえ、性差別のない人権尊重の視点に立った健康支援を考えるとき、中央労働
金庫が行っている「ピンクリボン運動限定支援」は、男性が直面する「いのちの危機」を顧みない営業
戦略、つまりは、「男性の人権を軽んじる営業戦略」であると考えざるを得ません。貴社の「お客様サポ
ートセンター」を担当する●●氏の発言によれば、貴社は「女性顧客拡大を目的としてピンクリボン運
動を導入した」とのこと、確かにそれは、一般企業であれば、法的な拘束を受けない営業戦略でしょう。
しかし、そうであるが故に、今や日本の消費の世界は、女性をターゲットとした優遇戦略に溢れ、「法の
下の平等」の理念と乖離した「女性の特権階級化」が進んでいます。併せて、国策としての健康支援を、
昨年12月に閣議決定となった「第4次男女共同参画基本計画」について見れば、本来、国民全体に対す
るべきはずの健康支援が、「生涯を通じた女性の健康支援」という題名で表現され、その内容も著しく女
性側への支援に傾斜し、男性の「いのちの危機」、具体的には前述の悪性新生物の問題に併せて、やはり
男性に明らかに多い自殺の問題についても、男女共同参画局は真摯に対峙することなく、女性優先・女
性優遇の支援を展開しているのです。                             

 以上のような状況を鑑み、私は、中央労働金庫に対して、「ピンクリボン運動限定支援」の男性差別の
解消を、強く要望します。また、塵のような顧客でしかない私ではありますが、この批判の意思表示と
して、中央労働金庫の預金を、全て解約させていただきます。              (以上)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
別添え資料                                      

【A】 悪性新生物による死亡者数・死亡率、及び、罹患者数・罹患率               
    ・死亡率は人口10万人に対する死亡者数を示す。男女別データの場合は、男女それぞれ10万人
    に対する死亡者数を示す。罹患率の定義もこれに準ずる。                
    ・表中の大腸は結腸と直腸の和を示す。子宮は子宮体部と子宮頚部の和を示す。      
    ・【表1】【表2】は、厚生労働省 人口動態調査 「年次別にみた死因簡単分類・性別死亡数及び
    死亡率」から引用。【表3】は、「がん情報サービス・最新がん統計ー3.がん罹患」から引用。

  【表1】 男女別年間死亡者総数 ・・・(  )内は死亡率を示す ・・・ 平成26年
          男性        女性         性差           
       218,397(358)  149,706(233)  男性が 68,691人 多い。      

  【下表2】 部位別・男女別年間死亡者数(死亡率)・・・ 死亡率上位より配列。・・・ 平成26年   
  【下表3】 部位別・男女別年間罹患者数(罹患率)・・・ 罹患率上位より配列。・・・ 平成23年   
    ・男性は早死傾向により女性より人口が少ないため、死亡者数が女性より少なくても、死亡率
    が女性を上回る場合がある。罹患率も同様。・・・ 下表★
  【表2】       死亡者数(死亡率)   【表3】       罹患者数(罹患率) 
   男性:肺      52,505( 86.0)     男性:胃      90,083(144.9) 
   男性:胃      31,483( 51.6)     男性:前立腺    78,728(126.6) 
   男性:大腸     26,177( 47.4)     男性:肺      75,433(121.3) 
   女性:大腸     22,308( 34.6)     男性:大腸     72,101(115.9)★
   女性:肺      20,891( 32.4)     女性:乳房     72,472(110.5)★
   男性:肝臓     19,208( 31.5)     女性:大腸     52,820( 80.5) 
   男性:膵臓     16,411( 26.9)★    女性:胃      41,950( 63.9) 
   女性:胃      16,420( 25.5)★    女性:肺      36,425( 55.5) 
   女性:膵臓     15,305( 23.8)     男性:肝臓     29,192( 46.9) 
   女性:乳房     13,240( 20.6)     女性:子宮     26,741( 40.8) 
   男性:前立腺    11,507( 18.9)     男性:食道     19,728( 31.7) 
   女性:肝臓     10,335( 16.1)     男性:膵臓     17,173( 27.6) 
   男性:食道     9,629( 15.8)     男性:膀胱     15,345( 24.7)★
   男性:胆のう・胆管 9,052( 14.8)★    女性:膵臓     15,922( 24.3)★
   女性:胆のう・胆管 9,065( 14.1)★    女性:肝臓     14,648( 22.3)  
   男性:悪性リンパ腫 6,427( 10.5)★    男性:悪性リンパ腫 13,766( 22.1)  
   女性:子宮     6,429( 10.0)★    男性:胆のう・胆管 12,250( 19.7)  
         (以下:略)                  (以下:略)

【B】 男女共同参画社会基本法第3条
   ・男女共同参画社会の形成は、男女の個人としての尊厳が重んぜられること、男女が性別による
   差別的取扱いを受けないこと、男女が個人として能力を発揮する機会が確保されること、その他
   の男女の人権が尊重されることを旨として、行われなければならない。           

【C】 東京都男女平等参画基本条例・第14条第1項、及びその逐条解説              
   ・第14条第1項・・・何人も、あらゆる場において、性別による差別的取り扱いをしてはならない。
   ・第14条第1項・逐条解説・・・本項の『差別的取扱い』には、その取扱いの結果として、性別によ
   る差別がもたらされるものすべてが含まれる。性別による差別の意図を明確に有している場合に
   限られるものではなく、種々の状況から差別を容認したと推認される場合も含まれる。     

【D】 ●●県男女共同参画推進条例・第4章・第17条・第1項                  
   ・何人も、社会のあらゆる分野において、性別による差別的取扱いをしてはならない。 
                                          (以上)


posted by 翠流 at 02:09| Comment(3) | 掲載記事のカテゴリ(2013年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする