2019年06月11日

ある知人への送信メール

「change.org」で、様々の署名活動が展開されている。
今回は、その中の2つに関わって、
知人に送信したメールを掲載する。
署名の1つは、「#KuToo 職場でのヒール・パンプスの強制をなくしたい!」。
もう1つの署名については、
題名は、違和感があるので書かないが、
男性差別の解消に関わる署名である。

送信した知人は2人。
メール本文は、以下の通り。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【知人Aへの送信メール】

「#KuToo 職場でのヒール・パンプスの強制をなくしたい!」
この署名活動、素晴らしい発信力と共感力ですね。
私は、次のメッセージに取り込まれて、署名をしてしまいました。

>もちろん、ヒールやパンプスが好きな方は引き続き履ける権利を。
>もしも男性でもヒールやパンプスを履きたい人がいるならば履ける権利を。
>女性が良くて男性がダメな理由もわかりませんよね。
>選択肢が男女同じになるような世の中を目指します!

「選択肢が男女同じになるような世の中」、なんて、
全く、涙してしまいますよね。

ところで、「Change.org」の別の場所に、
男性差別解消に関わって、次のようなコメントもありました。
「有光満人」さん、という人のコメントです。
これもまた教訓的で、
問題の本質を、良く捉えていると感じます。

> 女性は共感の質を持っています。すぐに同感することができます。しかし、男性 対
男性はライバルであり、敵対の関係が基本です。これが男性の生体の質なのです。なので、
男性に共感を期待するのは自然に反します。これは全世界共通です。弱い男性の救済のた
めには、男女を超えた深い愛によってのみ可能です。生まれ持った質を超えて、弱い男性
を救済しようという試みが成功するならば、間違いなく人類が次のステップに入ったとい
うことです。孤独な男性のための具体的なアクションを起こしてみてはどうでしょうか?
もちろん、女性の支援も得て。

「男女を超えた深い愛」って、たぶん、
フェミニズムでもなく、マスキュリズムでもない、と思うのですね。
しかし今の日本の状況を見ると、
当面は、(和製)フェミニズムの覇権主義的な拡大があって、
私が死んでから、フェミニズムとマスキュリズムの拮抗の時代があって、
       ( ・・・・・ もしかすると、そんなのないかもしれませんね。)
その間に現れる、様々な、滑稽な(いや、理不尽な)悲劇は、
「過渡期」という言葉によって、スルーされていくような気がしますね。

「男女を超えた深い愛」が具現化する時代は、
来るのでしょうかね?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【知人Bへの送信メール】

この場をお借りしての紹介になりますが、「Change.org」の、ある場所に、有光満人さ
んという人の、次のようなコメントがありました。男性同士に見られる「関係」の特徴、
競争関係・敵対関係・共感力の弱さ・支援の脆弱さ・・・等、男性の危機・孤独・弱さの救
済に必要な「関係」が、男性間ではいかに脆弱であるかを、有光さんは、よく捉えている
と思います。「男女を超えた深い愛」の時代は、来るのですかね?

有光満人さんのコメント(上記コメントと同じ)

女性は共感の質を持っています。すぐに同感することができます。しかし、男性 対 男性
はライバルであり、敵対の関係が基本です。これが男性の生体の質なのです。なので、男
性に共感を期待するのは自然に反します。これは全世界共通です。弱い男性の救済のため
には、男女を超えた深い愛によってのみ可能です。生まれ持った質を超えて、弱い男性を
救済しようという試みが成功するならば、間違いなく人類が次のステップに入ったという
ことです。孤独な男性のための具体的なアクションを起こしてみてはどうでしょうか?も
ちろん、女性の支援も得て。

(以上)

2019年03月28日

いじめを半年以上放置  広島・呉の中3(男子) 下着脱がされ精神疾患 ・・・・・ まさか、被害者が男の子だから放置 ? ・・・・・

◆ 一昨日の YAHOO! ニュースに、次のような記事があった。

【記事ー@】 いじめを半年以上放置 広島・呉の中3 下着脱がされ精神疾患
              3/26(火) 5:00配信 毎日新聞
     https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190326-00000001-mai-soci

  人前で下着を脱がされるという、戦慄と屈辱と羞恥。
  しかも被害者は、思春期の・・・・・。
  教員は、まさか「被害者が男の子だから放置」したのではないでしょうね?
  もしもそうであったのならば、
  当該の教員には、その罪の責任を取らせなければならない。
  え・・・・・? 責任の取らせ方 ?
  それはまず、その教員に、
  被害者の少年と同じ苦しみを、いや、それ以上の苦しみを、
  味合わせることだよ。
  人前で下着を脱がされることの、戦慄と屈辱と羞恥。その苦しみを味わってみろ。
  そしておまえは懲戒免職。
  男の子であるがゆえに手を差し伸べられなかった中学生の、生涯残る傷を思え。
  そして果てしなく懺悔せよ。
  おまえの、残忍なジェンダーハラスメントを、
  許すわけにはいかない。

  この記事の本文は、後半に掲載するが、
  私は、このニュースを見て、次の事件を思い出した。

【記事ーA】 新潟県神林村男子中学生自殺事件(Wikipedia)
              2006年11月14日    
     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E7%A5%9E%E6%9E%97%E6%9D%91%E7%94%B7%E5%AD%90%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E7%94%9F%E8%87%AA%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

  この事件については、
  Wikipediaの本文を、@の本文に続けて掲載する。
  なお、同質と推測される以下のような記事も、ネットで配信されている。
  これらについても、同様に、続けて本文を掲載する。

【記事ーB】 自殺で息子を失った両親、校長研修で講演「子どもの声に耳を」/川崎
              2013年01月30日 15:54 神奈川新聞
     https://www.kanaloco.jp/article/entry-111739.html

【記事―C】 水かけられズボン脱がされても「いじめ」否定
       中3自殺、第三者委の判断に批判殺到
              2018/03/29 15:30 ニュースサイト しらべぇ
     https://news.nicovideo.jp/watch/nw3393938

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 該当記事本文◆

【記事ー@】 いじめを半年以上放置 広島・呉の中3 下着脱がされ精神疾患
                         3/26(火) 5:00配信 毎日新聞
                    (表:男子生徒へのいじめを巡る経過:略)

    広島県呉市の市立中学3年の男子生徒(15)が下着を脱がされるなどのいじめで
   不登校になり、精神疾患を発症したと訴えたのに、学校が半年以上「重大事態」と
   して扱わず第三者委員会の設置などの対応をしなかったことが分かった。国の指針
   では被害者が申し立てた場合、学校は重大事態を前提に報告・調査するよう規定。
   下着を脱がされる行為も重大事態として例示している。専門家は「対応が遅すぎる」
   と指摘している。
    男子生徒、保護者の祖父らや県教委によると、男子生徒は1年生の時から同級生
   にシャツやズボンを破られるなどのいじめを受けていた。2年生だった 2017年
   11月下旬、3回にわたり、昼休みに教室で同級生4〜6人に床に倒され、手足を押
   さえられてズボンと下着を脱がされた。昨年4月下旬から一時不登校になり、同6
   月には不安障害と睡眠障害の診断を受け、現在も治療を受けている。
    祖父らは「重大ないじめ被害」として17年11月のいじめの直後から、学校に調
   査を求めた。学校は同級生への聞き取り結果を男子生徒側に報告せず、「グループ
   内の罰ゲーム」などの説明を続けた。しかし、昨年11月に市教委から重大事態と
   して再検討すると連絡があり、今年2月には「重大事態に認定し、第三者委を設置
   したい」と伝達。これまで認定しなかった理由について校長らは「調査が被害生徒
   の負担になることなどを考慮した」と釈明したという。
    重大事態は、いじめ防止対策推進法に基づいて規定。国の指針では「いじめで子
   供の生命・心身・財産に重大な被害が生じ、または欠席を余儀なくされた疑いがあ
   る場合」と定義し、市教委への報告や調査を求めている。過去の事例として「多く
   の生徒の前でズボンと下着を脱がされ裸にされた」というケースも紹介。子供や保
   護者から申し立てがあれば、学校側の判断にかかわらず重大事態として対応するよ
   う明記している。
    市教委は毎日新聞の取材に対し、「個人情報保護と教育的配慮の観点から答えら
   れない」としている。【小山美砂】

  ◇「遊び」と学校説明

    「学校から(下着を脱がすのは)遊びと説明された。いじめを軽く見ていると思
   った」。男子生徒は涙を見せ、学校への不信感と今も続く苦しみを語った。
    服を破られるなど1年生の時から始まったいじめは、次第にエスカレート。2年
   生になって教室で無理やり下着を脱がされた。「眠れなくなり、同級生や先生の顔
   を見るのはつらかった」
    下着を脱がす行為は国の指針でも挙げられた深刻ないじめ。しかし、学校は男子
   生徒の訴えを否定した。祖父らに「シャツを破ったのはじゃれていただけ。下着を
   脱がしたのは当時のブームで、グループ内の罰ゲーム」などと説明したという。
    学校が子供のSOSを放置し、最悪の事態を招くケースが全国で相次ぐ。家族は
   情報を十分知らされず深く傷つく。2011年に大津市立中学校で起きたいじめ自殺
   の調査にも関わった渡部吉泰弁護士(兵庫県弁護士会)は「学校は真摯(しんし)
   に調査し、当事者に説明を果たす義務がある」と指摘する。
    男子生徒は今月の卒業式まで学校を休みがちだったが、今は高校で部活動に打ち
   込む目標が心の支えだ。「きちんと調査し、いじめがあったという事実を分かって
   ほしい」と声を振り絞った。【小山美砂】

  ◇「いじめに軽重ない」

    教育評論家の尾木直樹・法政大特任教授の話 不登校と精神疾患が出た時点で重
   大事態と認定し、早急に対応すべき事案だ。自殺など命に関わるいじめだけが「重
   い」のではない。服を脱がせるなど性的な嫌がらせは本人の尊厳を深く傷つける。
   学校や教育委員会はいじめに軽重はないという認識をもち、被害者のために動くべ
   きだ。

【記事ーA】 新潟県神林村男子中学生自殺事件 (Wikipediaより引用)

    新潟県神林(かみはやし)村 男子中学生自殺事件は、新潟県岩船郡神林村(現・
   村上市)の村立平林中学校において、ズボンを脱がされた男子生徒がその後自殺し
   た事件。
    だが、当時の文部科学省のいじめの定義である「自分より弱い者に対し、一方的
   に身体的あるいは心理的攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているもの」
   という定義においてはいじめだと認定するのが困難な事件であり、様々な問題点が
   浮上した事件であった。

  自殺まで[編集]

    同校では、ふざけてズボンを下げる遊びが流行っていた。2006年11月14日に
   は、同級生にズボンと下着を女子生徒がいる目の前で脱がされるといういじめの被
   害を受けていた少年がいた。男子生徒はズボンを下ろされた際、泣きながら同級生
   に「消えろ」と呟いていた。
    担任教諭が沈んでいる理由を尋ねても、「魚が釣れないから」などとはぐらかし、
   「大丈夫」と答えた。同級生は放課後、「僕がやりました」と名乗り出て謝った。
   一緒に下校した友人3人には別れ際「死にたい」と漏らす。午後9時半ごろ、夕食
   後行方不明となっていた同校に通う中学2年生の男子生徒が自殺しているのが発見
   された。遺書はなかった。

  自殺後[編集]

    学校側は15日午前に男子生徒の自宅を訪れたが、ズボンを下ろされたことにつ
   いては遺族に説明を行わなかった。校長は15日未明に記者会見し、そういった事
   情があった事を明かす。ただ、同時に「ズボンを下ろされたことを断定的にいじめ
   と結論付けるのは控えたい」とも話す。同校教頭は会見の中で「自殺した生徒は何
   度もいじめの被害を受けていた」ことは明らかにした。
    上越市頸城区では11月16日、市立中学校教頭を中心に「緊急いじめ防止危機管
   理研修会」(県教委、同市教委主催)が開かれた。そこでは教頭に感想や対応策を
   質問したが、会場は無言のままであった。現実の問題を前にしては、いじめ防止プ
   ログラムでは対処が困難である現状を表した。16日には泉田裕彦知事も定例記者
   会見で、いじめについて「何をやってるんだ」という感想を述べた。村長加藤全一
   もこの事件の責任をとり、2ヵ月分の給与約20%を返納した。

  調査委員会[編集]

    12月28日に自殺の原因などを調べる有識者の調査委員会は初会合を開いた。会
   長は閉会後、「現段階では、いじめによる自殺という判断はできないと感じた」と
   語る。報道陣に「生徒への集中的な嫌がらせなどがあったという資料は出ていない」
   と話す。
    そして、2007年3月22日に 調査委員会は「いじめ自殺には当たらない」とす
   る報告書を公表した。調査委員会は、同校では生徒間のズボン下ろしが流行してい
   た点などからいじめを否定した[1]。
    ズボンを脱がした点については、日常的なからかいだったとし、それを深刻に受
   け止めた事が原因で「衝動的」に自殺に至ったとした。

  補足[編集]
    2006年11月19日には神林村立小学校に通っていた当時小学6年の男児児童と
   その両親が学校側からの不十分な事故調査で児童が担任の女性教師や同級生からい
   じめられ転校を余儀なくされたとして同村に330万円の賠償を求める裁判を新潟
   地裁新発田支部に起こした。

  出典[編集]
   1.^“からかいで追い込まれた 新潟の中2自殺で調査委”. 共同通信. (2007年3
   月20日). オリジナルの2013年6月5日時点によるアーカイブ。


【記事ーB】 自殺で息子を失った両親、校長研修で講演「子どもの声に耳を」/川崎
              2013年01月30日 15:54 神奈川新聞

    2010年6月、川崎市立中学3年だった篠原真矢(まさや)さん=当時(14)=
   を自殺で失った父宏明さん(48)と母真紀さん(46)=ともに同市麻生区= が
   29日、同市中原区の市教育会館で開かれた校長研修の場で講演した。「先生の言葉
   一つで子どもの生死が分かれることを知ってほしい」。遺族が持つ切実な思いを、
   市立学校校長166人の前で語った。
    「息子の真矢は約2年半前の6月7日、『友だちをいじめから守れなかった』と
   遺書を残し、自宅のトイレで自ら命を絶ちました」
    黒いスーツとネクタイ姿で壇上に上がった宏明さんは、わが子が亡くなった経緯
   をゆっくりと話し始めた。
    真矢さん自身も2年生の時、殴られたり下着を脱がされたりする被害に遭ってい
   た。宏明さんは「自殺後にそれをいじめと認識する先生は皆無だった」と、いじめ
   への感度が極めて低かった当時の学校の状況を率直に打ち明けた。
    担任教諭や自分たち両親が真矢さんのSOSに気づけなかったことで、死に至っ
   てしまったと振り返った宏明さん。「いじめは私たち大人の問題。子どもの声に真
   剣に耳を傾け、命の危険にさらされている危機感を持つことが求められている」と
   訴えた。
    さらに「被害者責任論」について言及。「『いじめられている方にも落ち度があ
   る』『自殺する子は弱い』という人がいるが、いじめは加害者への指導が重要。絶
   望のふちで悩んでいる子の存在を決して忘れず、互いの違いを認め合うことの大切
   さを教えていってほしい」と呼び掛けた。
    市立向丘小の江間薫校長(58)は「子どもたちのSOSにいち早く気づけるよ
   う、篠原さんのお話をしっかりと教員たちに伝えたい」と話した。
    篠原さん夫妻は講演終了後、「大きくうなずいてくれるなど、校長先生たちがと
   ても真剣に聞いてくれた。感銘を受けました」と語った。
    この日は別室などで、市教育委員会の職員ら55人も講演を視聴した。


【記事―C】 水かけられズボン脱がされても「いじめ」否定
       中3自殺、第三者委の判断に批判殺到
              2018/03/29 15:30 ニュースサイト しらべぇ

    今もなお、学校の大きな問題として議論されている「いじめ」。中には、苦痛に
   耐えきれなくなってしまい、自殺を図ってしまう人もいる。
    東京都の中学校で、男子生徒が自殺した問題で「いじめではなかった」との判断
   が下されたことについて、ネット上では怒りの声が相次いでいる。

  ■ 遊びでふざけあっていたと判断

    2014年4月、東京都葛飾区立中学3年生の男子生徒(当時14歳)が、部活動の
   チーム決めの際に沈黙して動かなくなったため、周囲にいた部員らがピンポン玉を
   ぶつけたり、水をかけたり、ジャージを脱がせようとしたりといった行為におよん
   だ。
    その後、男子生徒は無言で学校を出て自殺してしまったという。これついて両親
   は、周囲の部員の行為が自殺の原因と主張し、区教委に調査を要望した。
    しかし、報道によれば区教委は「常日頃、お互いにふざけあっていた遊びの手法。
   社会通念上、いじめとは評価できない」とし、自殺の可能性が高いのはチーム決め
   だったとして、生徒たちの行為と自殺の因果関係を否定した。

  ■「いじめの定義」に疑問

    ピンポン玉をぶつけ、水をかけ、ジャージを脱がす行為はいじめではないと主張
   した区教委。では、この行為に対して男子生徒は何の苦痛も感じなかったというこ
   となのか。
    報道を受け、ツイッターや女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』ではこの
   判断に対して怒りの声があがっている。
   ・これを大人同士が公共の場所や会社でやったら犯罪でしょうが。どう見ても純粋
   な暴力行為。そもそも「いじめの定義」って、いったい何なのよ
   ・中学生が人前で水かけられたり服脱がされんのがふだんの遊びの域を超えないも
   のって鼻で笑うしかねぇわ
   ・あきれる。どんな感覚してんだ

  ■「社会通念上」に怒りの声

    また、「社会通念上」という言葉に疑問の声も。
   ・社会通念上のいじめってなによ…社会通念上だったらいじめは犯罪って置き換え
   れるやろ…
   ・社会通念上ってどこの社会のこと言ってるの。自分の子どもを亡くして出てきた
   報告書がこれで、納得する人間がどの社会にいるのよ
   ・「社会通念上のいじめにはあたらず」って……第三者委員会のメンバーはズボン
   を脱がされても平気な、よその星から来たエイリアンなんだろうな。ここは地球だ。
   地球人の一般的社会通念で判断しろ

  ■ 学生時代にいじめられた経験

    しらべぇ編集部が 全国20〜60代の男女1,365名に「学生時代にいじめられた
   経験」について調査すると、およそ4割が「経験アリ」と回答した。
    多くの人たちが経験し、そして苦しんでいる「いじめ」。亡くなった命はもう戻
   ってこない。だからこそ、しっかりと原因と責任を追及してほしい。

  ・合わせて読みたい→中1男子が学校トイレで首吊り 悲痛な死に「学校調査の無力」
  を嘆く声
                     (文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)

  (記事中のグラフ、【年代別:学生時代、いじめられた経験がある割合】は略した。)
    【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
           調査期間:2016年4月22日〜2016年4月25日
          対象:全国20代〜60代の男女1,365名(有効回答数)

posted by 翠流 at 01:54| Comment(0) | 男性の羞恥心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月05日

某 スポーツセンターへの要望書 (2)

昨年の9月8日にアップした記事、
   男性トイレの中を見る女たち ・・・ 男性の性的羞恥に配慮を
   ・・・・・・【 某 スポーツセンターへの要望書(1) 】 ・・・・・・
のスポーツセンターが、
年度末の任意アンケート調査を行っている。
択一式の多い、単純な調査であるが、
その末尾に、若干の自由記載欄があり、
それに乗る形で、下記のように、別紙で要望を提出した。
内容は、9月に館長に会った時、
関連事項として、話題にしたことではあるが、
要望書としては未提出であった。

トイレに関わる要望に続いて、
廊下等での更衣禁止の徹底を加えたが、
この件は、ある特定団体の男性会員に見られることで、
辟易とする場面を度々目撃し、
その都度、目に余るものについては、
口頭で注意させていただいてきた。
人数の多い団体で、男性更衣室だけでは足りない状況はあるが、
代わりに、目に触れない倉庫で着替えをする男性がいる一方で、
人目に触れる廊下で平然と着替えている呆れた男がいて、
災害対応での男性更衣室欠落問題に取り組んできた私は、
そのたびに、強いストレスに悩まされてきた。
ある時は、見るに見かねて強い語調で注意をしてしまい、
あわてて、「少し言葉が強すぎたかもしれませんけど・・・」などと詫びの言葉を付け加えたら、
近くにいた二人の女性が、100%以上私の味方をしてくれて、
「そんなことありませんよ」と、援護してくれたのであった。
全く、どうしてそういう男が存在するのかと、
私はたいへん理解に苦しむのであるが、
その羞恥心の希薄さだけでなく、
それを目にしてしまう第三者の、当惑・嫌悪・羞恥の思いに、なぜ配慮しないのかと、
その二重の鈍感さに、戸惑うばかりなのである。

アンケートの別紙として、提出した要望は次の通り。
アンケート自体は無記名であるが、この回答には記名をした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アンケート回答【別紙】                        ( 翠 流 )
 
A:トイレ改修に関わる要望

   ◆ 実施予定年度はわらないが、トイレの改修が行われると聞いている。
    関わって、下記の3点を要望する。

 @ 男性トイレの、小用時のプライバシーへの配慮の観点から、小便器と小便器の間に、
  左右が見えなくなるような仕切りを設置してもらいたい。
   
   ◆ 県内では、私の知る範囲では、A市のB病院、C町のD病院の、一階男性トイレの
    小便器には、仕切りが設置されている。
   ◆ 私が10代の頃の男性用小便器には、仕切りがあったと記憶するが、いつの間にか、
    ないトイレが殆んどになってしまった。男性も人によって感受性が異なるが、プライ
    バシーへの配慮を強く望む男性にとっては、仕切りのない小便器は、非常に強いスト
    レスになっている。
   ◆ ちなみに、昨年の5月に、中国の習近平が全国にトイレ改修の指示を出したニュー
    スが流れたが、この時の「YAHOO!ニュース」のコメント欄に、次のような投稿が
    あり、私が見た段階で、「そう思う」が175人「思わない」が18人であった。「仕切り」
    を求める潜在的な二―ズは、かなり高いと思われる。

   【YAHOO!ニュースのコメント内容】
     日本の男性トイレは、女性トイレに比べ、余りにも、プライバシーに対する配慮が
    なさすぎます。小便器の間に、隣りが見えなくなる仕切りを作ってください。

 A トイレの全個室に、ウォシュレットを設置してもらいたい。

   ◆ このような要望は、男性が軽視される傾向があるが、男性に生理はなくても、疾患
    を持つ人の場合は、恒常的にウォシュレットを必要とする場合がある。また、一般家
    庭も、既に殆んどがウォシュレット付きのトイレを設置するようになっている。この
    ような状況を鑑み、「全個室」にウォシュレットを設置してもらいたい。

 B 全館の全トイレに「多目的トイレ」を併設してもらいたい。

   ◆ この件については、既に昨年、9月7日の日付で要望書を作成し、館長にお会いして、
    要望の理由・背景等について、お話をさせていただいた。詳細は、その要望書に記さ
    れている。実現をお願いしたい。

B:廊下等、他団体・個人の目に触れる場所での「更衣禁止の徹底」のについて。

   ◆ 若干の改善はみられるが、特に廊下での着替えを目にすることが多く、嫌悪、羞恥、
    当惑を感じる。基本的には、更衣は更衣室で行うよう、徹底を促してもらいたい。
    団体が大きすぎて更衣室が狭い場合は、別の空室を借り、更衣してもらいたい。
   ◆ 廊下等で着替えをする人には男性が多いが、そのような男性がいるために、震災等
    の災害時や、種々のスポーツ大会等に於いて、更衣室が女性だけに与えられ、男性に
    は与えられないことが、しばしば見られ、羞恥心の強い男性は、非常に強いストレス
    に晒される。この件については、9月に上記の件で館長にお会いしたとき、読売新聞
    に掲載された東京の中学生の投書を添えて、お話をさせていただいた。併せて、ご配
    慮をお願いしたい。
                                      (以上)


posted by 翠流 at 00:36| Comment(2) | トイレの男性差別 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月23日

配慮の2曲

先日、車を運転しながら、NHKのラジオ第一を聞いていたら、
珍しく、男性に心を傾けた歌がきこえてきた。
私は、この活動を始めて8年目になるが、
NHKの第一で、こういう経験をしたのは初めてなのである。
リスナーからのリクエストだったのかもしれないが、
そうではあっても、番組の担当者が、
多数の中からこの曲を、意識的に選んだ可能性もあるだろう、などと、
自嘲を含んだ期待を抱いてしまった。
男性にも、その辛さを受けとめる配慮の日が、
来なければならないはずなのである。

偶然かもしれないが、
配慮を感じさせた曲は、同日に二つ。
一つは、田久保真美という作詞家の詞に、杉本眞人が曲をつけて、
杉本と湯原昌幸が、ルービーブラザーズというユニット名で歌っている。
題名は、「涙は熱いんだな」。
私が何を言いたいのかは、曲を聴いていただければ、すぐにわかる。
動画のURLを、一つ紹介する。
   https://www.uta-net.com/movie/254112/
この動画の歌詞は一番だけであるが、
右側の関連動画の YBB182・・・・・ は全曲。

もう一つは、「さようなら」という曲。
谷川俊太郎の詩に、谷川賢作が曲をつけ、
DiVa という、現代詩を歌うバンドが演奏している。
ヴォーカルは高瀬麻里子、ピアノは谷川賢作、ベースは大坪寛彦。
詩は、幼い男の子の言葉で綴られる。
独りでは生きられない幼さなのに
男の子は、独りで行かなければならない
父母と別れ
桜並木の下を通り
いつも眺めている山を目印に
独りで行かなければならない
すぐに行かなければならない
なぜなのかは、わからないけれど・・・・・。

この曲の動画URLは次の通り。
   https://www.youtube.com/watch?v=PHSZ0kPQRRA
歌詞全文は、この記事の最後に記す。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【歌詞全文】

◆ 涙は熱いんだな ・・・・・ 作詞:田久保真美  作曲:杉本眞人

  昭和を生きた親父おふくろに
  男は泣いちゃいけないと 言われて育った
  やせがまんしては 戦いつづけ
  それが男と強がっては
  俺なりに生きてきたけど

  久しぶりに俺は 泣いたんだ
  久しぶりに素直に 泣いたんだ
  生きているから 泣けるんだな
  涙は 熱いんだな

  このごろ空を見ては 思うこと
  お前のためにもう少し がんばりたいのさ
  泣きながら人は 生まれるように
  きっと泣くたび生まれ変わる
  何度でも生まれ変われる

  心だってきっと 洗えるんだ
  心だって涙で 洗えるんだ
  生きているのに 忘れてたよ
  涙は 熱いんだな

  久しぶりに俺は 泣いたんだ
  久しぶりに素直に 泣いたんだ
  哀しいときも 苦しくても
  涙は 熱いんだな

◆ さようなら ・・・・・ 作詞:谷川俊太郎  作曲:谷川賢作

  ぼくもういかなきゃなんない
  すぐにいかなきゃなんない
  どこへいくのかわからないけど
  さくらなみきのしたをとおって
  おおどおりをしんごうげわたって
  いつもながめてるやまをめじるしに
  ひとりでいかなきゃなんない
  すぐにいかなきゃなんない
  どうしてなのかしらないけど

  おかあさんごめんなさい
  おとうさんにやさしくしてあげて
  ぼくすききらいいわずになんでもたべる
  ほんもいまよりたくさんよむとおもう

  よるになればほしをみる
  ひるはいろんなひととはなしをする
  そしてきっといちばんすきなものをみつける
  みつけたらたいせつにしてしぬまでいきる

  だからとおくにいてもさびしくないよ
  ぼくもういかなきゃなんない
  すぐいかなきゃなんない
  ひとりでいかなきゃなんない


2019年01月17日

「男らしさハラスメント」で病んでいく男たち

年が明ける前、昨年の12月に、
ネット上に、印象深い記事があった。
題は「“男らしさハラスメント”で病んでいく男たち」。

この、「男らしさハラスメント」という言葉は、
近年にしては珍しく男性への配慮を携えながら、
男性差別拡大の要因の一つを、顕在化させていると思う。

女たちは既に、かつての性別役割から解放され、
国を挙げての女性優遇の下で、女性限定配慮の幸せを享受する時代になった。
しかし男たちは今もなお、古くからの「男らしさの規範」に呪縛され、
鬱屈した思いを抱えながら、不器用に生きているように見える。

そういう日本の社会にあって、
男たちを不遇から解放するために、
「男らしさ」という言葉が内包する「男性に対するハラスメント」と対峙し、
たどるべき方途を吟味しなければならないと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【記事名】 「“男らしさハラスメント”で病んでいく男たち」

【記事本文】
  女性たちは、女性であるがゆえの生きにくさを声高に訴えるようになった。一方、男
 性は、男性特有の苦労はあれど押し黙ったままだ。その置かれた窮状と声を上げられな
 い理由に迫る。

 ◆ 誰にも弱音を吐けずに病んでいく男たち……

  「変身願望に男も女もない」そんなセリフとともに『美少女戦士セーラームーン』の
 戦士に扮したりゅうちぇるが登場した、「モンスターストライク」のCMが放映され、
 「ジェンダーレスの象徴」として一躍話題になった。また、白岩玄の小説『たてがみを
 捨てたライオンたち』では、専業主夫になるか悩む男や、強さを求めて弱音を吐けない
 男など“男らしさ”に苦しむ男たちの姿が描かれ、多くの男性から共感を呼んでいる。

  メディアのなかだけではなく、

  「男は強くあれ。一家の大黒柱であれ」との価値観に息苦しさを感じる人々は決して
 少なくない。
  
  「『男であることは、しんどい』。そんな言葉は、なかなか飲み会でも気軽に吐けな
 いです」と、苦笑いするのが大手通信会社に勤める田中正雄さん(仮名・46歳)だ。

  「昔から競争が苦手で、『出世にさほど興味はない』と同僚に呟けば、『男なのにそ
 れで終わっていいのか?』『ビジョンがない』と馬鹿にされる。腹は立ちますが言い返
 せないジレンマもあります」

  こうした悲鳴を上げるのは、決して田中さんだけではない。

  「子供が熱を出したときに、会社を早引けして僕が迎えに行ったら、『嫁に行かせれ
 ばいいのに。男のくせに妻が怖いのか』と同僚からの陰口が」(43歳・食品)とパタニ
 ティハラスメント(父性の侵害)を受けることもあれば、「出世コースを外れてはや数
 年。部下から『給料泥棒』『あのオッサンは使えない』と陰口がひどい。お局にはみん
 な気を使うのに、なぜ出世してない男は冷遇されるのか」(39歳・流通)と逆パワハラ
 に悩むケースも。

  それに対して「いかに多様性が叫ばれても、職場で男らしさを尊ぶ姿勢はまだ残る」
 と語るのは、人材育成企業代表の前川孝雄氏。

  「人手不足で仕事は増えているのに、社会保障費や税金負担の倍増で手取り給料は上
 がらない。多くの人が働く意欲を失うのは当然なのに、職場ではいまだ男性は家庭より
 仕事優先で、アグレッシブに働くべきとの風潮が強い。男性が育休を取ったり、出世に
 意欲的でないと『やる気がない』と評価を下げる企業もまだ多いです」

  問題が起こるのは家庭も同様だ。

  「『最近の男性はもっと家事に参加するものだ』と妻に言われ、帰宅後に洗い物をす
 れば『やり方が違う』と怒鳴られる。これは家事ハラでは」(43歳・IT)

  「会社の業績が悪化し、給料が激減。いまや上場企業で働く妻のほうが高年収で、家
 に帰れば『男のくせに稼ぎが悪い』となじられる。それでも、以前同様、家賃や外食費
 は全部僕持ち。文句を言ったら『男が出すのは当たり前。私が稼いだお金は私のもの』
 とキレられました。そこも男女平等では?」(45歳・SE)

 ◆ 世界一女性より不幸な日本の男性の実態

  会社でも家庭でも「男らしさ」を押しつけられたハラスメントに遭い、疲弊する男た
 ち。そんな日本の男性の「生きづらさ」は、データにも。男女の格差を表す「ジェンダ
 ーギャップ指数【下記★1】」によれば、’17年の時点で日本は世界144か国中114位。
 男性は女性より経済面や教育面などで圧倒的に優遇されている。だが、’14年に発表さ
 れた「世界価値観調査【下記★2】」によれば、日本は男性より女性の幸福度が上回り、
 男女の間の幸福度に世界一ギャップがある。つまり、恵まれているのに、幸福感を感じ
 られない男性が多いのだ。【下記★3】

    【★1】 ジェンダーギャップ指数(2017年)・・・私(翠流)は、この指数が、
       吟味不十分のままに「錦の御旗」の如く拡散している今の日本の状況に、
       強い危惧を感じている。

        1位:アイスランド  2位:ノルウェー   3位:フィンランド
        4位:ルワンダ    5位:スウェーデン ・・・・・(中略)・・・・・
        100位:中国    114位:日本    118位:韓国

    【★2】 幸福度格差(2014年)・・・「女性の幸福度」から「男性の幸福度」を
                    引いた数値:世界価値観調査(2014)
        1位:日本      2位:ヨルダン     3位:パレスチナ
        4位:リビア     5位:ジョージア    6位:韓国
        7位:シンガポール  8位:ニュージーランド 9位:エジプト
        10位:アルジェリア

    【★3】 この部分については、ある人が、次のようなコメントを投稿していた。
       それをを支持する意味で、ここに掲載する。

       >(上記該当部分):日本は男性より女性の幸福度が上回り、男女の間の
        幸福度に世界一ギャップがある。つまり、恵まれているのに、幸福感を
        感じられない男性が多いのだ。

      (コメント):逆でしょう。幸福感を感じられない男性が多いということは、
        恵まれてないということだよ。

  なぜこうも、生きづらさを感じる男性が多いのか。産業医である海原純子氏はこう分
 析する。

  「年功序列や終身雇用が崩壊した現代では、仕事に打ち込んでも収入は上がらない。
 共働きも多いので、以前のように一家の戸主としての威厳が保てません。でも、いまさ
 ら家庭人にもなりきれない。その中間で悩み、アイデンティティが崩壊する人が増えて
 います」

  教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏もこう指摘する。

  「取り巻く環境が変化しているのに、依然として男性は“男らしさ”を求められがち。
 特に家庭では、従来の男らしさに加えて、新たに女性の社会進出への理解や家事や育児
 の能力も求められる。非常に負担の多い状況です」

 ◆ 男らしさを失うことは「負け」ではない

  ダイバーシティが叫ばれ、女性らしさからの解放が進んだ’18年は、「#Metoo運
 動」を発端に男性から女性へのセクハラが暴露され、性の不平等が告発された。マッチ
 ョな男性像が否定される一方、なぜ男性らしさからの解放は進まないのか。

  これに対しておおた氏は、「経済力や強さなど、もともと男性のほうが持っているも
 のが多いからでしょう。『女性らしさの解放=権利の獲得』とポジティブな印象がある
 のに対し、『男性らしさの解放=何かを失う』とネガティブな印象が強い。だから手放
 せないんです」と続ける。

  実際、「毎日が辛いが、弱音を吐いたら『負け』だと思っている」(47歳・医療)な
 ど自分一人で不安を抱え込む男性も多い様子。

  「男性は『何事も黙って耐える』ことを美徳とするせいか、辛くてもギリギリまでた
 め込んでしまう。結果、うつ病や隠れアルコール依存症を発症する人も増えています」
 と海原氏は警鐘を鳴らす。だが一方で、変化も生まれつつある。

  「ここ最近、40代男性を中心に、ストレスチェックなどを通じて『疲れた』『心が辛
 い』と声を上げる人が増えてきました。事態の深刻さの表れではあるものの、多くの声
 が上がるほど社会も少しずつ変化していくはず」(海原氏)

 「男という性」から外れることは、決して負けではないのだ。
                            <取材・文/藤村はるな>

※ 脚注

 【前川孝雄】 
  FeelWorks代表取締役。400社以上で「人が育つ現場」創りを支援。青山学院大学
  兼任講師。著書に『一生働きたい職場のつくり方』(実業之日本社)など。
 【海原純子】
  心療内科医。日本医科大学特任教授。日本生活習慣病予防協会理事。
  著書に『男はなぜこんなに苦しいのか』(朝日新書)など。歌手としても活動する。
 【おおたとしまさ】
  教育ジャーナリスト。男性の育児や、子育て夫婦のパートナーシップ、受験など幅広
  いジャンルで活躍。近著に『中学受験「必笑法」』(中公新書ラクレ)など。


posted by 翠流 at 01:31| Comment(0) | 人権擁護への思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月31日

男性の自殺(8) :2017年の状況、及び、過去40年間各年の、   自殺者数・自殺死亡率(自殺率)と男女比

年が明ける前に、
今年3月に厚労省自殺対策推進室が公表したデータをもとにして、
2017年(H29)の自殺の状況を掲載するが、その前に、
1978年(S53)以降40年間の、自殺者数・自殺死亡率(自殺率)を、性差に注目して記す。
1978〜2011年のデータは、記事「男性の自殺(2)」に記したが、・・・・・・・・【A】
2012〜2017年のデータは、次の通りである。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【B】

   年次別     総 数    男    女    男女比【男/女】
                           自殺者数 (自殺率)
  2012(H 24)  27,858  19,273  8,585   2.24  (2.37)
  2013(H 25)  27,283  18,787  8,496   2.21  (2.33)
  2014(H 26)  25,427  17,386  8,041   2.16  (2.28)
  2015(H 27)  24,025  16,681  7,344   2.27  (2.38)
  2016(H 28)  21,897  15,121  6,776   2.23  (2.35)
  2017(H 29)  21,321  14,826  6,495   2.28  (2.40)

【A】【B】両者を見ればわかるように、
1978年以降の40年間、自殺は、毎年変わることなく、明らかに男性に多い。
この40年間を、時系列に沿って、自殺率・自殺者数の特徴から6群に分け、
それぞれの自殺率の、男女比の幅を記すと、次のようになる。

       年 次        自殺率の男女比【男/女】
  1978(S 53)〜1982(S 57)    1.66 〜 1.85
  1983(S 58)〜1985(S 60)    2.02 〜 2.18
  1986(S 61)〜1992(H 04)    1.64 〜 1.89
  1993(H 05)〜1997(H 09)    2.03 〜 2.14
  1998(H 10)〜2011(H 23)    2.27 〜 2.76 (年間自殺者3万人以上)
  2012(H 24)〜2018(H 29)    2.28 〜 2.40

このような事実は、国および全国各自治体の自殺対策部局が、
「自殺が男性に多い」という問題について、
有効な施策を講じることができなかった、或いはしなかったことを示している。

ところで、内閣府男女共同参画局(以下、男女局)は、
厚労省母子保健課が平成8年から行ってきた「生涯を通じた女性の健康支援」と同名の施策を、
厚労省に上乗せする形で、男女共同参画基本計画の中で展開しており、
それは、それ自体だけについて言えば、それでも結構なのであるが、
一方で、男性が抱える、現実としての「いのちの危機」、たとえば、
国民の死亡原因の第一位である癌死が、男性に圧倒的に多い事実や、
上記の、男性に多い自殺の問題については、
女性に対する手厚い配慮に比べれば、はるかに脆弱、というか、
現実と対比すれば、むしろ皆無と言っても過言ではないような対峙しかしておらず、
今までも繰り返し発言してきたことではあるが、
そのスタンスの男性差別、男女共同参画社会基本法第三条(注1)との乖離には、
呆れるばかりなのである。

 (注1)第三条(男女の人権の尊重)・・・ 男女共同参画社会の形成は、男女の個人としての
  尊厳が重んぜられること、男女が性別による差別的取扱いを受けないこと、男女が個人と
  して能力を発揮する機会が確保されることその他の男女の人権が尊重されることを旨とし
  て、行われなければならない。

この件については、2015年8月の、第四次男女共同参画基本計画素案の公聴会で、
挙手指名による発言の機会(3分間しかない)を得て、
素案の「生涯を通じた『女性』の健康支援」を、
「生涯を通じた『男女』の健康支援」に修正するよう要望したが、
集会の最後に、担当者と思われる女性が立って、
「男女の健康支援にすると女性に対する支援が薄まってしまうので、以前からジレンマだ」などと、
国民の「いのち」の現実と乖離した、わけのわからないことを言い出す始末で、
女性の本質は自己中心性にあるのかと、
あの時の記憶は今も消えないのである。

ところで、男女共同参画社会基本法第二条には、下記(注2)のような条文が記されている。
もともと、この項目の、特に第二項は、ポジティブアクションという名の、社会進出をめぐる
女性優遇操作(合格・採用・昇進等に関わる女性優遇)を男性差別であると言わせないための
計画的戦略として導入されたもと私は解釈しているが、この第一項の「男女が均等に政治的、
経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会を形成
すること」が「男女共同参画社会の形成」であって、第二項の「前号に規定する機会に係る男
女間の格差を改善するため必要な範囲内において、男女のいずれか一方に対し、当該機会を積
極的に提供すること」を「積極的改善措置」と呼ぶのであるならば、男性に対する自殺対策も、
癌対策も、この「積極的改善措置」として、現実と乖離することなく、男女共同参画基本計画
に組み込まれて当然の施策ではないかと思う。配慮が女性ばかりに傾斜する基本計画は男性差
別であり、男女局の自己批判によって是正されるべきである。男性は、今も、旧来の固定的性
別観・性別役割に呪縛される傾向が強く、女性のようには声を挙げられない状況にあるが、女
性限定配慮、女性優遇配慮ばかりが拡大する日本の社会状況にあって、男女の亀裂は、確実に
深くなっていると私は思う。

 (注2) 第二条(定義)・・・ この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各
  号に定めるところによる。
  一 ・・・ 男女共同参画社会の形成 男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって
  社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、
  経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会を
  形成することをいう。
  二 ・・・ 積極的改善措置 前号に規定する機会に係る男女間の格差を改善するため必要な範囲
  内において、男女のいずれか一方に対し、当該機会を積極的に提供することをいう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆ 2017年の状況 ◆ ・・・ 続いて、今年3月に公表された自殺データ(2017年の状況)をもとに、
            昨年と同様に整理した結果を掲載する。

【 2017年 自殺データ 】 ・・・ 項目は次の通り。
      T.自殺者数と男女比
      U.自殺の「原因・動機特定者数」と「原因・動機不特定者数」
      V.原因・動機特定者の「原因・動機別自殺者数(大分類:7項目)」と男女比
      W.原因・動機特定者の、「原因・動機別の自殺者数(52項目)」と男女比
      X.就職失敗による若者(20代)の自殺者数と男性の割合

T.自殺者数と男女比:(  )内は自殺死亡率(自殺率)を示す。
           自殺率は人口10万人あたりの自殺死亡者数を意味する・
     総 数      男         女     男女比【男/女】
    21,321(16.8)  14,826(24.0)  6,495(10.0)  2.28(2.40)

U.自殺の「原因・動機特定者」と「原因・動機不特定者」 
     総 数     原因・動機特定者      原因・動機不特定者
     21,321     15,930(74.7%)      5,391(25.3%)

V.原因・動機特定者の「原因・動機別自殺者数(大分類:7項目)」と男女比。
  ・・・ 遺書等の、自殺を裏付ける資料により、明らかに推定できる原因・動機を、自殺者
   一人につき3つまで計上可能としているため、原因・動機特定者の、原因・動機別自
   殺者数の和と、原因・動機特定者数(15,930)とは一致しない。

    (原因・動機)  (計)  (男性) (女性) 【男性 : 女性】
     家庭問題     3,179  2,030  1,149  【1.76 :1】
     健康問題    10,778  6,358  4,420  【1.43 :1】
     経済生活問題   3,464  3,078   386  【7.97 :1】
     勤務問題     1,991  1,768   223  【7.92 :1】
     男女問題     768   486    282  【1.72 :1】
     学校問題     329   249    80  【3.11 :1】
     その他      1,172   855    317  【2.69 :1】

W.原因・動機特定者の、「原因・動機別の自殺者数(52小項目)」と男女比。

   ・下記【表A】の男女比は、少ない方を1として示してある。
   ・各項目が属する大項目は、表中の語尾に次の略記号で示した。
       健康問題:A  経済生活問題:B  家庭問題:C  勤務問題:D
       男女問題:E  学校問題:F    その他:G
   ・下記【表@】は、平成25年以降5年間の性差を、項目数の差として示した。

  【表@】                H25   H26  H27  H28  H29
     男性の自殺が女性より多い項目   49    51   49   49   49
     女性の自殺が男性より多い項目    2    1    3    2    2
     男女同数の項目           1    0    0    1    1
        計             52   52   52   52   52

  【表A】
   (順位)(原因・動機)       (男 女 比)    (人 数)
                     【男性:女性】  男性  女性   計
    1 事業不振:B           【14.5:1】  350   24  374
    2 失業:B             【14.1:1】  227   16  243
    3 負債(多重債務):B       【13.2:1】  610   46  656
    4 仕事の失敗:D          【12.5:1】  327   26  353
    5 借金の取り立て苦:B       【10.6:1】   53   5   58
    6 仕事疲れ:D           【 9.6:1】  513   53  566
    7 職場環境の変化:D        【 9.2:1】  258   28  286
    8 その他:D            【 8.5:1】  273   32  305
    9 負債(その他):B        【 8.4:1】  552   65  617
   10 自殺による保険金支給:B     【 7.4:1】   37   5   42
   11 犯罪発覚等:G          【 7.3:1】  162  22  184
   12 倒産:B             【 7.3:1】   22   3   25
   13 就職失敗:B           【 5.4:1】  159  29  188
   14 入試に関する悩み:F       【 5.0:1】   20   4   24
   15 生活苦:B            【 4.9:1】  853  145  998
   16 学業不振:F           【 4.7:1】   85   18  103
   17 職場の人間関係:D        【 4.7:1】  397   84  481
   18 負債(連帯保証債務):B      【 4.5:1】   18   4   22
   18 教師との人間関係:A       【 4.5:1】   9   2   11
   20 その他:B            【 4.4:1】  197   44  241
   21 病気の悩み・影響(アルコ-ル依存症):A【 4.0:1】  145   30  175
   22 子育ての悩み:C         【1:3.9 】   24   95  119
   23 夫婦関係の不和:C        【 3.6:1】  640  176  816
   24 その他進路に関する悩み:F    【 3.4:1】   89   26  115
   25 その他:G            【 3.3:1】  330  98  428
   26 被虐待:C            【 3.0:1】   3   1    3
   27 近隣関係:G           【 2.4:1】   32   13   45
   28 家族からのしつけ・叱責:C    【 2.4:1】   81   33  114
   29 その他:F            【 2.3:1】   28   12   40
   30 失恋:E             【 2.1:1】  200  93  293
   31 病気の悩み(身体の病気):A    【 2.0:1】 2,293 1,115  3,408
   32 いじめ:F            【1:2.0 】   1   2   3
   33 孤独感:G            【 1.9:1】  297  153  450
   34 家族の将来悲観:C        【 1.9:1】  301  158  459
   35 身体障害の悩み:A        【 1.7:1】  171  96  267
   36 その他:C            【 1.7:1】  160  92  252
   37 その他:A            【 1.7:1】  157  91  248
   38 結婚をめぐる悩み:E       【 1.5:1】   35   22   57
   39 不倫の悩み:E          【 1.5:1】   81   51  132
   40 その他家族関係の不和:C     【 1.5:1】  205  130  335
   41その他:E             【 1.5:1】   35  23   58
   42 介護・看病疲れ:C        【 1.4:1】  123  83  206
   43 その他交際をめぐる悩み:E    【 1.4:1】  135  93  228
   44 病気の悩み・影響(薬物乱用):A  【 1.3:1】   18  13   31
   45 家族の死亡:C          【 1.3:1】  275  209  484
   46 病気の悩み・影響(統合失調症):A 【 1.3:1】  605  460 1,065
   47 親子関係の不和:C        【 1.2:1】  218  172  390
   48 病気の悩み・影響(他の精神疾患):A【 1.2:1】  728  578 1306
   49 後追い:G            【 1.1:1】   30   27   57
   50 病気の悩み・影響(うつ病):A   【 1.1:1】 2,241 2,037 4,278
   51 その他学友との不和:F      【 1.0:1】   17   16   33
   52 犯罪被害:G           【 1:1 】   4    4    8

X.就職失敗による若者(20代)の自殺者数と男性の割合

        年次別    総数   男性   女性   男性の割合
      2008(H 20)   86   69   17    80.2 %
      2009(H 21)  122   98   24   80.3 %
      2010(H 22)  153   138   15   90.1 %
      2011(H 23)  141   119   22   84.3 %
      2012(H 24)  149   130   19   87.2 %
      2013(H 25)  104   95    9    91.3 %
      2014(H 26)  110   95   15   86.3 %
      2015(H 27)   88   81    7    92.0 %
      2016(H 28)   80   64   16   80.0 %
      2017(H 29)   69   56   13   81.1 %


posted by 翠流 at 02:25| Comment(0) | 自殺関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月24日

削除された水行男性裸体写真

インターネット YAHOO! ニュース の記事(後述)に、
男性の裸体写真(褌のみ)が掲載されていたので、
掲載元の北日本新聞社に苦情を入れたところ、
珍しく、短時間で要望が受け入れられ、
写真が記事と共に削除されたので報告する。

【該当記事】・・・・・ 12/18(火)に削除された。
  記事名・・・・・「1年の感謝・反省込め水行 魚津・真成寺」
        12/17(月) 13:34配信 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ
        https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181217-00000012-hokuriku-l16
  記事中に、水行を行っている男性の裸体写真(褌のみ)が掲載されていた。
       男性の人数は、4〜5名であったと記憶する。

【苦情内容】・・・・・ 社会には、男性の羞恥心を軽んじる風潮があり、たとえば、着替えに
  際して男性更衣室が用意されない等、羞恥心の強い男性が、理不尽なストレスに晒
  されることが多い。掲載された写真は、このような風潮を増幅させるもので、不適
  切である。掲載はやめてもらいたい。たとえ、撮影された男性の了解を取ってあっ
  ても、上記の社会的影響から、このような写真は掲載すべきではない。

【経過】・・・・・ 12/17(月) の夕刻6時頃、私はこの写真の記事を見て、初め、信濃毎日
  新聞社ネット事業部に電話を入れた。苦情は伝えたが、担当者不在とのことで、明日、
  担当者から私に電話を入れるとのことであった。
   翌18日(火)、午前10時頃、着信を待たずに信濃毎日に電話を入れたが、受けたA
  さんから、記事は北日本新聞社が作成したと聞かされ、読者センターを紹介された。
  しかしセンターの職員では話にならず、Aさんにその旨を電話。北日本新聞社の編
  集管理部を紹介され、電話を入れた。このとき電話に出たBさんは、人の思いを受
  け止める能力の高い人で、私はたいへん話しをしやすかった。電話が長時間に渡っ
  たわけではないが、それでも私は、このブログ記事の「男性更衣室(1)」・「災害対
  応」等を経て、「男性更衣室(7)」までの要旨を、概ね伝えることができた。運が
  良かったのかもしれない。その日の午後1時頃、ウエブ編集部責任者のCさんから
  電話が入り、記事削除の連絡を受けた。削除したのはYAHOO! を含む3か所に配信
  されたニュース、とのことであった。
   尚、このニュースは、寺の発案・依頼を受けて作成された、とのことであった。
                                   (以上)


posted by 翠流 at 00:29| Comment(0) | 男性の羞恥心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月16日

“女性活躍”で見失っているもの

名ばかりの男女共同参画運動によって、
軽んじられてきたもの、失われてきたもの、壊されてきたものは、
たくさんあると、私は思う。
今回はその中から、
「“女性活躍”で見失っているモノ」を取り上げた記事を紹介する。

その前に、改めて書いておくが、
私は、女性差別にも男性差別にも反対する人間である。
社会進出や昇進に際して、
女性が、女性であるという理由によって差別されたり、
男性が、男性であるという理由によって差別されたりしてはならない。
本人の生きる志向が、その能力と適性によって、
差別なく、公正に評価される社会にならなければならない。
私がそういうスタンスに立つ人間であるという前提に立って、
この記事を取り上げる理由を考えてほしい。

日本には、美しい風土があり、
その、美しい風土の中で、
「母親」の愛が、日本人の美しい心を育んできたと、私は思う。
そういう、日本の社会を支えてきた愛の姿を、
「女性活躍」という言葉は、
軽視し過ぎてきたのではないかと思う。

今回掲載する記事の題名とURLは、下記の通り。
記事全文も記すが、その前に、
YAHOO! ニュースの、共感順コメントの1ページ目を掲載する。
コメント右下の、〇は「共感する」、×は「共感しない」の数を示す。
数値は、今月13日、午前深夜のものである。

なお、記事は長文であるが、
その後に、私の、10行のコメントを追記した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【記事名・URL】
   30代以下専業主婦の7割が「罪悪感ある」
          “女性活躍”で見失っているモノとは…
   https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181210-00010003-fnnprimev-life
                      12/10(月) 11:37配信  FNN PRIME

【記事全文】・・・・・ 後半に掲載する

【YAHOO! ニュース:共感順コメント:1ページ】

 chi*****
   各家庭の環境で好きにすればいいと思います。
   家庭のことを一生懸命するのだって、立派な仕事だと思いますし、保育、介護をすれ
   ば国の負担減らせるのだから、それなりに控除などをしてあげてほしいと思います。
   収入が多い旦那さんで専業主婦の方も、旦那さんが沢山税金払ってるし、お金あるか
   ら消費もするし、ありがたい存在だと思います。
   それぞれの環境でどれが正しくて、悪いと言うことはないと思います。
                             〇:6054  ×:356
 a72*****
   本当に女性を高齢まで働かせないなら、1度仕事を離れた人にも、
   再就職しやすい環境が必要
   40代でも新卒扱いのような、優遇がないと無理
   それがないから、しがみつく人が生まれる
   でも専業主婦で家のことやって、家族が仲良く暮らせたら、よいと思うけどね
   形見が狭い状況を記事が作ってる
                             〇:5804  ×:400
 bin*****
   自分の母が専業主婦だったので、帰宅したら「お帰り」と言ってくれる存在がいたの
   は今でもありがたかったと思える記憶です。
   理由があって子供が居ない専業主婦や、
   その家庭の中で経済がやりくりできる夫が、専業主婦を望んで家庭を守って支えて欲
   しいという希望なら、
   罪悪感持つ必要は全くないと思う
   仕事や地域活動を やりやすい様に父のフォローをしてた縁の下の力持ちで、
   子供に美味しいご飯を子供の都合時間に合わせ用意してくれてた母を、今でも尊敬し
   ている。
   定年をとうの十数年過ぎた父の代わりに、今は母が仕事をしてますが
   子供も巣立ち第2の人生として 老後に終日夫だけの環境ではない仕事という存在が、
   大変だけれども気持ちの息抜きになってる様です。やっと家事を手抜く事を覚えた分、
   父が率先して手伝ってくれるそうです。
   女性は人生の中で色々な選択肢があるのだと思いますし、
   あって良いのだと思います。
                             〇:4365  ×:293
 laj*****
   そもそも、専業主婦と兼業主婦どちらを選ぶかは個人の自由。どちらを選んだとして
   も、批判される事がおかしい。
   どちらにしろ、大変だと思うし自分なりの悩みはあると思う。世論がどうとかではな
   く、自分と家庭の問題。他人が口を出す事ではない。
                             〇:2726  ×:106
 rsc*****
   私は50代の男性会社員です。子育てって、人材育成のプロジェクトリーダーという
   りっぱな仕事です。それに専業主婦が居なかったら、昼間の住宅街の治安だって悪く
   なる。専業主婦はその存在だけで地域防犯の要でもあります。もっともっと誇りを持
   って良いと思います。
                             〇:2952  ×:220
 ros*****
   フルで働いてます。私は逆に妻らしい事、母親らしい事が出来ていない事に罪悪感の
   毎日です。経済的になんとかなるなら専業主婦になりたい。子供の帰りを待っていた
   いです。
   専業主婦は家庭の幸せに大きく貢献していると思います。自信を持つべきです。
                             〇:2151  ×:120
 mac10
   子育ては立派な仕事。
                             〇:2524  ×:189
 tmr*****
   子供が幼稚園や小学校低学年の時は、帰ったら家にお母さんが居ると安心かなと思い、
   働かずに子供たちとの時間を過ごしてました。
   子供も大きくなればお母さんより友達と約束してくるし、時間が出来ると働きたくな
   ったかな!
   子供の教育費で働かないと回らないのもあるけど。。汗?
   冬休みや夏休み中の仕事は、やっぱり悩みの種ですが
                              〇:1327  ×:73
 hum*****
   時短勤務が家事や育児、仕事のバランスが自分にとってちょうどいいと思ってやって
   います。
   そして夫も理解してくれていますし、16時にお迎えに行く3歳の息子もこども園を
   楽しんでいる様子。
   家庭内では全く罪悪感はないです。
   ただ専業主婦だった両家の母と義母は「旦那と子供が可哀想でしかたない」と言って
   くる。
   家事は全てわたしがやっていましたが、2人目妊娠で悪阻で家事ができなくなったと
   きにここぞとばかりに共働きのことを責められて罪悪感がいっぱいになりました。
   今は専業主婦や共働きなど選択肢がたくさんありますし、どれが正解かは個々で違う
   もの。
   どうか噂であってもその人を非難することは言わないでほしいです。
                              〇:1150  ×:66
 xxr*****
   これじゃ少子高齢化は止まらない。
   子供が増えなければ、日本の未来は無い
   働き手が足りないからとか、経済効果とか。
   女性を!外国人労働者を!って。。
   でもね、やっぱり女性には女性しかできない、妊娠や出産があるし、安心して子育て
   できる国にしてほしい。
   子供にとってもお母さんの存在は大切、特に3歳まで。
   最近は産まれて数ヶ月で保育士さんが一日中、赤ちゃんの面倒みてる。
   子供の正しい心を育てる役割は親、親と過ごす時間。勉強ができれば良いわけじゃない、
   育てるのも大変だし子供産んでも1人か2人までの世の中。
   子供は未来の日本を支え担う宝です
   男性の給料を上げて、女性は男性なみに働かなくても大丈夫なように、家庭を一番に
   考えられるようなバランスのとれた国になってほしいな
                             〇:1547  ×:309
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【記事全文】 30代以下専業主婦の7割が「罪悪感ある」
            “女性活躍”で見失っているモノとは…

 「すべての女性が輝く社会づくり」を目指し、「女性活躍」「女性の社会進出」といった
 言葉が盛んに取り上げられる日本。
 厚生労働省では全国の企業における女性の活躍状況をデータベース化し公開するなど、
 様々な取り組みがなされている。
 そんな中、株式会社ビースタイルが運営する、主婦に特化した人材サービス「しゅふJO
 B」が「専業主婦の罪悪感」に関する調査結果を11月2日に公開した。 
 調査結果によると、専業主婦・主夫経験者の56.6%が「専業主婦であることに後ろめた
 さ・罪悪感を覚えたことがある」と回答したことがわかった。(しゅふJOB総合研究所
 調べ 2018年5月23日〜6月4日、専業主婦・主夫経験者815名対象のインターネットリ
 サーチ)
 さらに、年齢別でみると、30代以下で「罪悪感がある・少しある」と答えたのは70.1%、
 40代では60.7%、50代では45.7%と、若い世代の専業主婦ほど罪悪感を強く抱いてい
 ることがわかった。
 また、子どもがいる専業主婦で「罪悪感がある・少しある」と答えたのは54.2%、子ど
 もがいない人では69.6%と、子どもがいない家庭の専業主婦は、罪悪感をより強く抱い
 ているということが浮かび上がった。

子育ては仕事? 「自分は非生産的」と感じる人も…

 では、実際にアンケートを受けた人のコメントを見てみる。

【子どもがいる・罪悪感があると答えた人のコメント】
 ・子育てや家事、地域の活動など、それなりに忙しくしていましたが、収入がないことは
 後ろめたい気持ちになる原因だと思う(30代)
 ・子供が幼稚園から小学校に上がった時に自分の想像よりも共働きの方が多く、「夢の専
 業主婦だね」と言われることもありました。また、毎日何をしているのか?等詮索される
 ことも多かったです。あとで聞いた話ですが、働くお母さんで集まった時に「健康なのに
 働かないなんて」と言われていたようです(40代)
 ・何かを購入する時は、必ず夫に聞かなければ悪いように思う。それが、子供のことであ
 っても(50代)

【子どもがいる・罪悪感がないと答えた人のコメント】
 ・子育て中の専業主婦は、主人の希望でもあった(40代)
 ・自分の子供を自分で育てるのは理想的な事なので悪いことと思った事がない(40代)
 ・周りにも子育てに専念している人がほとんどだったから(50代)

 「子どもがいる・罪悪感がある」という人からは、子育てに追われる一方で、収入を夫に
 頼っていることで負い目を感じたり、子どもがいることで“ママ友”との交流がある中、
 共働きの人の多さを感じる機会があることなどから、周囲と比較して「非生産的な毎日を
 送っていると思う」といったコメントが多かった。
 一方、「罪悪感がない」と答えた人は、「子どもを育てるという仕事を担っている」と捉
 えているコメントが多く、また、子育ての期間を楽しむことができたため、むしろ「仕事
 のために子どもと一緒にいられる期間がない人はかわいそう(50代)」という意見も挙が
 っていた。
 さらに、50代からは「周りも専業主婦がほとんど」という時代の変化を感じさせるコメ
 ントもあった。
 そして、より罪悪感を強く抱いている子どもがいない家庭の場合、「罪悪感がある」と答
 えた人は、「子育てに時間を割いていないため、働いていないことが申し訳ない」という
 意見が多く、また、子育てしつつ働いている人と比較してしまう、というコメントもあった。
 一方、「罪悪感がない」と答えた人からは「家事も仕事」という意見や、正反対の立場で
 ある「子育てしながら働いている友達」から羨ましいと言われた、という経験談も挙がっ
 ていた。

「女性活躍=仕事」?

 そもそも、「すべての女性が輝く社会」とは、どのようなものなのだろうか。
 「すべての女性が輝く社会づくり」の要となる法律である「女性活躍推進法」の内容を見
 てみると、
 「自らの意思によって職業生活を営み、又は営もうとする女性の個性と能力が十分に発揮
 されることが一層重要。このため、女性の職業生活における活躍を推進し、豊かで活力あ
 る社会の実現を図る」(内閣府男女共同参画局「女性の職業生活における活躍の推進に関
 する法律」より)
 とある。
 女性活躍推進法は「仕事をすることを自ら選ぶ人」を支援する、というもの。
 「すべての女性が輝く」ことを目標とする社会のイメージが、「女性活躍=仕事」「女性
 が輝く=仕事」となることで、専業主婦が罪悪感を感じてしまってはいないだろうか。

調査を行ったしゅふJOB総研の川上敬太郎所長に、アンケート結果についてお話を伺った。

「働かないことを選んでいる人に目を向けなかった面がある」

 ――「専業主婦の罪悪感」はこれからどう変化していく?

 このままでは罪悪感がより強くなっていく可能性があると思います。専業主婦はなくなっ
 ていく方向だと思いますが、ゼロに近づくほど少数派となり、罪悪感をより強く感じるよ
 うになってしまう可能性があります。
 家事=仕事という捉え方は今より広がる可能性はありますが、その点は人によって捉え方
 が異なるかもしれません。罪悪感がなくなるか否かは、各ご家庭で家庭収入と家仕事に対
 する役割について話し合い、夫婦間で納得した状態を作ることができるかどうかにかかっ
 ているのではないかと考えます。
 働きたいと考える主婦層には、仕事に就いてどんどん活躍して欲しいと思いますが、それ
 を社会全体で推奨していく中で、働きたくても働くことができなかったり、何らかの事情
 で「働かないことを選んでいる」人たちが肩身の狭い思いを強くしてしまっていることに
 目を向けてこなかった面があるのではないでしょうか。
 家事など家周りの仕事は、社会で生きる上で必須です。
 家庭を一つの単位として考えた場合、仕事をして収入を得ることと、家周りの仕事をする
 ことをどう分業するかは、そのご家庭ごとに違って良いはずです。そこをしっかりと各ご
 家庭ごとに話し合い、夫婦が互いに納得することが大切です。それがなされれば罪悪感は
 なくなっていくと思いますし、それがなされなければ、共働き傾向がより強まっていく中
 で、専業主婦の罪悪感もまた強まっていくことになってしまうのではないかと考えます。

 ――では、「女性が活躍できる社会」とはどのようなものを目指すべき?

 目指すという意味では、「女性が」という冠を付けること自体に意味がなくなる状態にし
 なければならないと思います。そのために必要なことは2つあると考えます。
 1つは、仕事するための勤務条件を柔軟にすることです。
 今の日本の労働社会は、拘束時間ありきで就業時間に対して給与を支払います。その考え
 方だと、長く働けることが価値となりがちです。そうではなく、成果ありきで給与が支払
 われ、仕事時間を自分でコントロールできる社会になれば、短い時間しか働くことができ
 ない人にもチャンスが広がっていきます。
 いま採用難の背景を受けて、時短人材の活用が広がっていますが、その根底には短時間で
 も成果を出してくれれば戦力化できるという考え方があります。決して完全成果主義で1
 00か0かという給与体系にした方が良いという意味ではなく、いつまでにどんな成果を
 出して欲しいのかを明確にすることで、働く側が柔軟に仕事時間をコントロールできるよ
 うにするということです。
 また、時間だけではなく働く場所などももっと柔軟化していく必要があります。
 2つ目は、女性に対する偏見をなくすことです。
 「女性だから家事をしなければならない」というのも偏見の一つですが、仕事の向き不向
 きなどにも偏見が潜んでいる可能性があります。
 仮に重いものを運ぶような仕事があったとき、これは男性だろうと決めつけてしまいがち
 です。しかし、重量挙げの三宅宏実選手より重いものを持ち上げられる男性などほとんど
 いません。性別ではなく、その人の能力や意欲などに目を向けるようにする必要があると
 考えます。

「専業主婦もキャリアのひとつ」

 「家事・子育て=仕事」という捉え方は、広がるかもしれないが人によって異なるのも否
 めないということだった。
 では、罪悪感を感じている専業主婦が、いざ「働きたい」と思ったときに働ける環境づく
 りはどうしたらいいのだろうか。
 キャリアと育児の両立支援プログラムなどをはじめ、女性活躍推進事業を展開している株
 式会社wiwiwの執行役員、三輪英子氏は「専業主婦もキャリアのひとつ」と語る。

 ――女性が「働く」ことへの意識を変えるために必要なことは?

 働くための具体的なイメージがつかめず、自分も働けるという自信が持てない人が多いた
 め、働いている人の話を聞いたり、機会を見つけて少し働いてみると、出来ることがイメ
 ージできて、働くことの距離が縮まります。
 専業主婦もキャリアのひとつで、実は仕事に活かせるスキルもあるが、なかなかそれに気
 づけません。
 仕事に必要なスキルの定義も、単なる資格ではなく、傾聴や調整能力など活かせるものも
 たくさんあるので、キャリアカウンセリングを受けるなど、客観的な分析も役立ちます。
 人生100年時代、育児が終わってもその先の人生は長いので、働くことに関心を持ち、
 情報収集することは大切です。

 ――出産・育児などのライフイベントでキャリアを諦める女性は少なくないと思います
 が、その両立のため、企業ができることは?

 (1)両立支援の制度の整備。 
  育児介護法や次世代育成支援対策推進法の制定に基づき、企業における休業制度や時短
  制度を整備している。
 (2)制度の運用。
  制度をつくるだけでなく、社内に周知し、うまく運用できるように配慮する。
  周知や活用のためのハンドブックの作成、産休前、復帰前、復帰後の上司や人事との面
  談や両立支援セミナーなどが行われています。
 (3)職場環境の整備
  継続して働きやすい、活躍し働きがいを感じる環境をつくること。
  女性だけでなく全ての社員を対象にした働き方改革やダイバーシティ推進もおこなわれ
  ています。
  女性の活躍推進のためには、女性社員のキャリア、能力開発研修、管理職のダイバーシ
  ティマネジメント研修やコミュニケーション研修も実施されています。
  先進企業での男性の育休取得の拡大や、男性の仕事と介護の両立、あるいは病気と仕事
  との両立など、ライフイベントはもはや女性だけの課題ではありません。

 ――「女性が活躍できる社会・働きやすい環境」とは?

 女性が働き続けるためには、女性自身のスキルやキャリア意識の向上も必要ですが、まだ
 まだ性別役割分業意識が強く、女性は家事育児、男性は仕事という認識は男女ともに根強
 いものがあります。
 女性の家庭でのワンオペ家事育児もなかなか改善できず、社会全体というよりも、一家庭、
 一家庭で、コミュニケーションをとり、みんなが社会で活躍できる体制を築くことが重要
 です。
 「女性活躍」というのでなく、「性別にこだわらず、誰もが働ける社会」が理想的なもの
 であることは確かだろう。
 しかし、時代と共に共働きが増えている中で、「仕事をしないこと」を選んだ専業主婦が
 特別視されやすく、社会への不参加・非協力の罪悪感を持ってしまっていることも見逃せ
 ない。
 真に「すべての女性が輝く社会」とは何か、今一度考える時が来ている。
                                     (以上)
【追記(翠流)】
    男らしさの規範を背負いながら努力しても、
    非正規雇用や失職から逃れられず、
    呻吟し、
    ある人は心を病み、
    ある人は、自ら死を選び、
    またある人は、社会の片隅で孤独死の道をたどっていく。
    そういう男性に対して、
    どこかの国の安倍晋三とかいう男は、
    どうして、「光り輝く」という言葉を、
    与えてくれないのだろう ・・・・・ 。

posted by 翠流 at 17:15| Comment(0) | ポジティブアクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月25日

多様性の尊重を求めて

2017年 6月26日 に、このブログに掲載した記事、
「ジェンダー・アイデンティティー(2)」の末尾で、
私は、ベンジャミン(H.Benjamin)の、
「性指向尺度(Sex Orientation Sukale)」を取り上げ、
自己認識を「T型:仮性異性装嗜好 」と書いた。
この「T型」は、WHO(世界保健機関)の ICD-10 であれば、
「両性役割服装倒錯症」に含まれるようであるが、
このような性別違和の問題について、
先日、ある人から、いくつかの質問を受けた。
今回は、その中から、
次の質問への、私の回答を掲載する。
掲載の理由は、社会に対して、
多様性の尊重を求めるからである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【質問】 (あなたは当事者として)、周囲からどのように扱われることを望みますか ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
【私の回答】
・・・・・・・・・・・・・
  「私個人として」ということであれば、私の個性を認め、受け入れ、尊重して欲しい、
 ということになりますが、一般化して言えば、「男性は」 「女性は」というような、二項
 対立的な視点ではなく、人間の多様性を認め、受容し、誰もが幸福感を得られるような
 社会的対応を望む、ということになると思います。固定的な性別観や性別役割の強要は、
 性同一性障害やXジェンダーの人達に限らず、様々な個性を持つ人達、そして様々な社
 会事象について、ジェンダーハラスメント、或いはセクシュアルハラスメントを引き起
 こすと思います。それは、不当な性的偏見に基づく人権侵犯だと思います。私には法学
 の知識はありませんが、多様性を踏まえた「個人の尊重」は、憲法13条に、そして「人
 権尊重の平等」は14条に、保障されているはずと思っています。

  様々の社会事象について、人権尊重に関わる発言を補足します。いわゆる「性別違和
 感」との重複部分を持つ事象と、持たない事象の両方があると思いますが、例えば、災
 害対応(被災者支援)、いのちの支援(健康支援・自殺対策)、その他様々な危機に対す
 るセイフティーネット、消費の世界の営業戦略、そして、日常生活での様々な支援・対
 応等についても、固定的性別観・性別役割の強要、多様性を無視した人権軽視・無視、
 過去の差別に対する反動としての新しい差別、或いは温存されたままの差別が、非常に
 多く存在していると思います。私は、人権尊重の平等を求めて、自分なりに、合法的な
 取組みをしてきたつもりですが、壁が非常に厚く、道は遠いと感じています。

  性的マイノリティー(LGBT)の人権擁護については、恐らくは、それが法務省の「主
 な人権課題」の中に記載されるようになったために、つまりは、国家権力の一部を手に
 することができたために、救いの道が開けるようになったと私は認識しています。それ
 は、社会が多様性の尊重へ向かう端緒として、画期的で、非常に重要な役割を果たして
 いると思います。しかし、今も国家権力から認知されず、疎外され、大衆運動としても
 成熟できていないその他の多様性、つまりは、人数に限らず、疎外と未成熟の中にある、
 という意味でのマイノリティーに対する人権尊重の運動は、Xジェンダーの顕在化が、
 その一部に光を当てるようになったとはいえ、今も様々な壁に阻まれ、疲弊から脱却で
 きない状態にあるのが、今の日本の社会だと思っています。
                                    (以上)


posted by 翠流 at 01:20| Comment(0) | 人権擁護への思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月24日

野口健とNHKの誤り:スフィア基準の誤った引用:災害対応

被災地の避難所の、トイレの設置に関わって、
野口健とNHKが、誤った情報を拡散させている。
詳細は、下記掲載の、野口健宛送信メールに記されているが、
要点を、あらかじめ書けば、
男性と女性のトイレの所要時間は、
実際には、「 男性:女性=3:5 」であるのに、(下記【※】参照)
野口健とNHKは、「男性:女性=1:3=(3:9)」として拡散させ、
男性が小用に要する時間を無視しているのである。
結果として、避難所では、男性には小便器分のトイレが与えられないことになり、
私のようなプライバシーへの配慮を強く求める男性にとっては、大変なショックであるし、
たとえば豪雨の如き悪天候の時に限らず、
屋外での小用を躊躇すれば、健康上の問題も生ずるだろう。
併せて、環境衛生への配慮を考えれば、
消毒の効率化(トイレへの集中)にも逆行する。

野口健とNHKの誤りの原因は、
これも下記の送信メールに記したように、
スフィア基準(下記:注2)の読み間違いであろうが、
もしも、恣意的な女性優遇があるとすれば、
これもまた酷い話である。
今の日本は、日常も非日常も、どこへ行っても女性優遇ばかりで、
特に避難所での生活への配慮は、
このブログで繰り返し書いてきたように、あまりにも女性側ばかりにに傾斜し、
男性である私は、その、不当な性的偏見に基づく人権侵犯の如き施策に、
日々、煩悶するばかりなのである。

   【※】 2013年3月に内閣府で行われた「男女共同参画の視点からの防災・復興の
     取組指針(案)」の意見交換会の日、私は会場の真ん中に座り、挙手をして、
     避難所の更衣室や、トイレ等の設置について発言をした。この集会の終了後、
     参加者のある女性、恐らくは、どこかの自治体の男女共同参画部局から出張で
     参加した女性であろうが、彼女が私に近づいてこう言った。「女性と男性のト
     イレの所要時間の比は、女性:男性=5:3ですよ。だから、3:1(9:3)
     にする必要はないと思いますけれどね・・・・・」。
      今年の、5月の連休の頃、某大学の女性教授(准教授?)が、旅先でのトイ
     レの配慮について、女性:男性=2:1という発言をしていた。この比は、上
     記の5:3に近い。私は、この活動に入って8年目になるが、この間に培われ
     てしまった穿った見方によって、この女性教授の2:1発言にも、幾許かの女
     性優遇が含まれているのだろうと思っている。

【 野口健宛のメールは下記の通り。9月17日の、午前深夜に送信した。】

災害対応要望書(できれば、北海道に行く前に読んでください。)

 小生、●●県在住の(翠流)と申します。東日本大震災・熊本地震・西日本豪雨等の災
害対応につきまして、情報収集・集会への参加・要望書の発送等を行ってきた一国民とし
て、野口健さんの認識の、客観的な誤りを一つ指摘させていただき、加えて、災害対応に
関わる要望を送信せていただきます。下記の、@、A(a.b.c.d)、Bにつきまして、宜し
くお願い申し上げます。

@ 「NHK NEWS WEB」の、野口健さんが登場している記事(下記:注1)には、「ト
イレの所要時間は女性が男性の3倍であるため、避難所のトイレの数も女性と男性の比を
3対1にする必要がある」という内容が記されていますが、「女性:男性=3:1」とい
う比は、「スフィア基準(下記:注2で検索)」を読めばわかりますように、「女性の大小
便用の個室と男性の大便用の個室」の比であって、男性用小便器は含まれていません。 
 トイレの所要時間の男女比は、男性の小用を含めれば「女性:男性=5:3」で、これ
が、排泄に要する時間の性差です。しかしスフィア基準の比は、「男性の小用に要する時
間」を含めていないので「3:1」となっているのです。
 スフィア基準(注2)には、「可能であれば、男性用小便器も設置する」と書いてあり
ます。私も、男性用小便器を設置してほしいと強く思います。理由は、男性にも羞恥心の
強い人がいること、そして、健康への配慮、環境衛生への配慮です。         
 昨夜、19時15分からのNHK第一ラジオのニュースによれば、野口健さんは、北海道
胆振東部地震の被災地に向かうとのこと。現地では、ぜひ、この、「トイレの所要時間は、
女性:男性=5:3」であるという事実を踏まえて、トイレの設置に対応していただきた
く、お願い申し上げます。

(注1)【記事名】:避難所の女性トイレは男性の3倍必要〜命を守る「スフィア基準」
    https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2018_0501.html
(注2)インターネットで「スフィア・ハンドブック2011年版(日本語版)」を検索し、
   これを読み進めると、記事途中のクリックで、「日本語版」のダウンロードが可能。
   この「日本語版」の 101ページには、次のように記されている。
   2. :公共の場所では、トイレは定期的に適切な方法で清掃、維持する システムと
    ともに提供される。分類された被災集団のデータを利用して、女性用と男性用の
    トイレの個室数の比率が3:1となるように計画する。可能であれば、男性用小
    便器も設置する(「付記3:災害状況下での公共の場所および施 設における最低
    トイレ数」参照)。

A 東日本大震災であるにしろ熊本地震であるにしろ、「更衣室の設置・下着類の配布・
衛生用品の配布・物干し場の設置」等については、常に女性への配慮が優先され、男性は、
ニーズがあっても主張することができず、我慢を強いられてきました。男性の中には、確
かに鈍感な人もいますが、羞恥心の強い男性、清潔を強く求める男性、疾病を抱え衛生用
品を必要としている男性もいます。このような事実を踏まえ、下記(a)〜(d)の配慮を要望
します。

  (a) 更衣室は性被害の防止だけのために作られるものではありません。それ以前に、
   着替えに伴う羞恥への配慮として必要です。羞恥心の強い男性のために、男性用更
   衣室も作ってください。
  (b) 女性だけでなく男性も清潔な下着を求めています。男性にも下着を配って下さい。
  (c) 男性の衛生用品について、具体的に踏み込んで書きます。肛門疾患(特に痔瘻)
   や、排便障害(少量の便失禁)・排尿障害(尿漏れ)を抱えている男性は衛生用品
   を必要としています。女性ならば生理用品や生理用の下着で対応できますが、男性
   にはそれがないのです。しかし幸いなことに「ユニ・チャーム」が、近年、次の商
   品を開発しました。
     ・ライフリー さわやかパッド男性用 ・・・・・ 男性の軽い尿もれ対応
     ・ライフリー さわやか軽い便もれパット ・・・ 軽い便もれ対応(男女共用)
   女性の生理用品だけではなく、このような男性の衛生用品についても、被災地への
   支援を、宜しくお願い申し上げます。
  (d) 物干し場も、更衣室と同様です。日常生活の中で、下着を常に部屋干しにしてい
   る男性もいます。他人、特に女性には下着を見られたくないのです。女性用物干し
   場だけでなく、男性用物干し場も作ってください。

B 男性には、「自分は男だから我慢しなければならない」と自分に言い聞かせ、自分の
本当のニーズを表面に出せないことが多くあります。それを放置するのではなく、上記の
ような配慮を男性にもしてください。女性だけではなく男性にも、配慮されるべき人権が
あるはずです。男性に、つらい思いをさせないでください。宜しくお願い申し上げます。

                                    (以上)